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「記憶」の社会性--心理、教育、社会性の発達(3)

2005/08/21
「記憶」の社会性--心理、教育、社会性の発達(3)

7/16、「学生は変わったか--心理、教育、社会性の発達(1)」という記事を書いた。
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2005/07/post_e5f7.html
この中で、「手続き型記憶」や「エピソード型記憶」という言葉を使った。深い意味ではなく、会場で他の発表者が使った言葉を、発表者が使用した意味で使用したに過ぎない。
ここでは、ヒトの「記憶」とコンピュータの「記憶」を対比しながら、社会性の獲得と「記憶」の構造の変化について述べたい。
本日のフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、「記憶」はスクワイア(ラリー・スクワイア著「記憶と脳、心理学と神経科学の統合」(医学書院) など)によって、基本的な3つ分類(感覚記憶、短期記憶、長期記憶)が提案されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%98%E6%86%B6#.E6.84.9F.E8.A6.9A.E8.A8.98.E6.86.B6
ウィキペディアのこの記事では、その後の知見も含めて、分類をもう少し増やしている。
ウィキペディアのこの記事の目次を見ると、下記のようになっている。

表1 目次
----------------------------------
1 感覚記憶
2 短期記憶(STM)
3 作動記憶
 3.1 中央制御系
 3.2 音韻ループ
 3.3 視空間スケッチパッド
4 長期記憶(LTM)
 4.1 陳述記憶
  4.1.1 エピソード記憶
  4.1.2 意味記憶
 4.2 非陳述記憶
  4.2.1 手続き記憶
  4.2.2 プライミング
5 自伝的記憶
6 展望的記憶
7 記憶の階層
8 記憶の過程
8.1 記銘(符号化)
8.2 保持(貯蔵)
8.3 想起(検索)
9 関連項目
----------------------------------

記憶の分類という意味では、次の種類を取り上げればよいだろう。

表2 記憶の分類 
----------------------------------
1 感覚記憶
 ☆視覚では1秒間弱、聴覚では約4秒間保持される。保持される情報はかなり多い。残像のような記憶。
2 短期記憶(STM)
 ☆短期間保持される記憶である。 約20秒間保持される。7±2まで(5から9)の情報しか保持できない。
3 作動記憶
 ☆作動記憶は短期的な情報の保存だけでなく、認知的な情報処理も含めた概念である
 3.1 中央制御系
  ☆音韻ループと視空間スケッチパッドを制御し、長期記憶と情報をやりとりするシステムである。
 3.2 音韻ループ
  ☆言語を理解したり、推論を行うための音韻情報を保存するシステムである。
 3.3 視空間スケッチパッド
  ☆視覚的・空間的なイメージを操作したり、保存したりするシステムである。
4 長期記憶(LTM)
 ☆長期間保持される記憶である。 忘却しない限り、死ぬまで保持される。 長期記憶を蓄える貯蔵庫を長期記憶貯蔵(LTS)と呼ぶ。
 4.1 陳述記憶
  ☆言葉で表現できる記憶である。 宣言的記憶とも呼ばれる。
  4.1.1 エピソード記憶
   ☆個人的体験や出来事についての記憶である。
  4.1.2 意味記憶
   ☆意味記憶とは言葉の意味や世界のあり方についての記憶である。
 4.2 非陳述記憶
  ☆言葉で表現できない記憶である。 非宣言的記憶とも呼ばれる。
  4.2.1 手続き記憶
   ☆物事を行うときの手続きについての記憶である。 いわゆる体で覚える記憶がこれにあたる。
  4.2.2 プライミング
   ☆先行する事柄が後続する事柄に、影響を与える状況を指して「プライミングの効果(または”プライミング効果”)があった」と称される。
5 自伝的記憶
 ☆自分自身の来歴に関する事柄についての記憶である。
6 展望的記憶
----------------------------------

さて、これらの知見は、大脳生理学や精神分析学、心理学の成果だけによっているのではないということに注意を払いたい。実は、コンピュータにおける「記憶」の技術のアナロジーに発しているところがたぶんに存在する。
ところで、私は、人工知能の研究やその応用技術の開発に長く従事してきたので、大脳生理学や精神分析学、心理学よりも、認知工学や知識記述法に親しみがある。大脳生理学や精神分析学、心理学の人々が何と言うかは別にして、実はこの人々が手本に取り上げている知識記述法(「記憶」の方法)は、システム技術者が内省的に発見した「記憶の心理学」なのである。「ヒトはこのように理解し、記憶しているに違いない」という仮定の上に、知識記述法(「記憶」の方法)を作り上げてきたのである。いわば勝手に考え出された多数の知識記述法(「記憶」の方法)は、「うまくゆく、ゆかない」というような研究者から見れば実にくだらない理由で淘汰され、おおむねうまく行くものだけが残ってきた。つまり、残っているものの多くは職人の目で淘汰され選択された方法である。
大脳生理学や精神分析学、心理学の人々の側にあるラリー・スクワイアらの分類をコンピュータ分野の知識記述法(「記憶」の方法)と比較してみたのが、次の表である。
ちなみに、コンピュータ技術者の言うデータ・情報・知識とは次のようなものであると、私は長く主張してきた。
・データ ヒトが受け取った刺激を記号や数字に変えて記録したもの
・情報 データをヒトが理解しやすくするために加工したもの。(代表値の抽出、比較、例示、など)
・知識 情報に条件分岐を付属させて、問い合わせに適切に応えられるようにしたもの

表3 ヒトの記憶とコンピュータの記憶
-------------------------------------------------
1 感覚記憶 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・データ以前のヒトの記憶
2 短期記憶(STM) ・・・・・・・・・・・・・データ直前のヒトの記憶
3 作動記憶 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・データ化作業中のヒトの記憶
 3.1 中央制御系
 3.2 音韻ループ
 3.3 視空間スケッチパッド
4 長期記憶(LTM) ・・・・・・・・・・・・・コンピュータ上のデータ・情報・知識、プログラム
 4.1 陳述記憶 ・・・・・・・・・・・・・・・コンピュータ上のデータ・情報・知識
  4.1.1 エピソード記憶 ・・・・・・・・事例ベース
  4.1.2 意味記憶 ・・・・・・・・・・・・意味ネットワーク
 ◎4.1.3 構造化(メタ化)記憶・・・・フレーム
 4.2 非陳述記憶 ・・・・・・・・・・・・・コンピュータ上のプログラム
  4.2.1 手続き記憶 ・・・・・・・・・・・プロダクション・ルール
  4.2.2 プライミング ・・・・・・・・・・・ZigZag(意味ネットのノードが事例または
                      知識ユニット)
 ◎4.2.3 社会的配慮(連合記憶)・予期駆動型フレーム
5 自伝的記憶 ・・・・・・・・・・・・・・・・文書ファイル
6 展望的記憶 ・・・・・・・・・・・・・・・・文書ファイル
-------------------------------------------------
こうしてみると、コンピュータ上の「記憶」については、「長期記憶」に対応する部分だけが発展しており、その前後は対応していないことが判明する。「ヒトとコンピュータはどちらのほうがすぐれているのか」という愚問は今でもよく聞くが、ヒトに決まっているのである。上表をみても、ヒトに出来て、コンピュータに出来ない「記憶」は多い。ヒトがすぐれているのは、そのせいだけではないのは言うまでもないが。
ところで、「長期記憶」に対応する部分だけが発展したコンピュータ上の「記憶」についてよく見ると、ラリー・スクワイアらの分類にはないものがある。表の左部分には◎を付けて他と区別してある。この項目は、表2にはなくて、表3に追加したものである。
ときに、コンピュータシステムの大半は「情報システム」というものである。「情報システム」は作られる組織の運営のルールを支援するものであり、ここに使用される「記憶」は、組織というものの社会性を紛れもなく反映している。ヒトの「記憶」の中に社会性を発見するよりも早く、コンピュータのシステムは組織の社会性をコンピュータの中に記憶しなければならなかったのである。コンピュータのシステムが、万一組織の社会性をコンピュータの中に記憶することが出来なかったならば、「情報システム」は成立せず、コンピュータは今でも無用の長物であったに違いない。
一方、そのコンピュータの「記憶」の大切な一分野に対応するヒトの「記憶」が存在しないはずはないのである。ヒトはコンピュータよりもすぐれているのであるから、ヒトの中にないものはたぶんコンピュータでは実現できないのである。実際、(私のような、ロートルの)コンピュータ技術者は、ヒトや組織の振る舞いをジッと観察して、コンピュータシステムを作ることに習熟したきたのである。ヒトや組織こそ、コンピュータシステムのお手本であった。しかし、表2に◎の部分がないというのは、ラリー・スクワイアら大脳生理学や精神分析学、心理学などの分野の人々が、単に見落として発見できなかったものに過ぎないに違いない。ヒトにないものをコンピュータ技術者がまねるはずはない。ヒトにないはずはないのである。

表4 長期記憶の分類の拡充
-------------------------------------
4 長期記憶(LTM) ・・・・・・・・・・・・・コンピュータ上のデータ・情報・知識、プログラム
 4.1 陳述記憶 ・・・・・・・・・・・・・・・コンピュータ上のデータ・情報・知識
  4.1.1 エピソード記憶 ・・・・・・・・コンピュータ上のデータ・情報
  4.1.2 意味記憶 ・・・・・・・・・・・・意味ネットワーク(コンピュータ上の知識の一つ)
 ◎4.1.3 構造化(メタ化)記憶・・・・フレーム(コンピュータ上の知識の一つ)
 4.2 非陳述記憶 ・・・・・・・・・・・・・コンピュータ上のプログラム
  4.2.1 手続き記憶 ・・・・・・・・・・・データ処理プログラム(コンピュータ上のプログラ
                     ム)
  4.2.2 プライミング ・・・・・・・・・・・シーケンス制御、フィードバック制御、フィードフォワ
                     ード制御プロク゜ラム(コンピュータ上のプログラム)
 ◎4.2.3 社会的配慮・・・・・・・・・・予期駆動型フレーム(コンピュータ上のプログラム)
-------------------------------------
長期記憶の部分だけを取り出したのが、上表(表4)である。
◎の項目は2つある。いずれも「フレーム」と関係がある。
フレームとはコンピュータ科学における「フレーム理論」によって作成されるものである。これは知識の要素(宣言的知識、要素の名称とその単数または複数の属性や振る舞いを記述したまとまり、これを知識ユニットと呼ぶことがある)を記述しておくだけではなく、知識の要素間(ユニット間)を階層化してつなぐ記述法なのである。たとえば、サルとイヌは哺乳類である。哺乳類や節足動物などを合わせると「動物」という概念に行き着く。「動物」と「植物」と「菌類」をあわせれば「生物」という概念にいたる。ヒトの知識は抽象化と階層化によって構築されているものが多い。近代社会学や政治学、哲学などで、「構造主義」がもてはやされた時代があり、「メタ知識」「メタ概念」が叫ばれた時代がある。今では、当たり前のこととして騒がれたりはしないが、ヒトの認識には確かに階層的な部分があるのである。これらの階層化をコンピュータシステムの上に記述できるのが唯一フレームなのである。フレームは現在知られているものの中ではコンピュータ上で階層型の知識を記述する最も強力な手法である。
意味ネットワークも「名称」を相互に結んでゆくことが出来るが、名称のもつ属性や機能を一つのユニットの中に記述できない点や何よりも階層化できないという点で「フレーム」とは根本的に異なるものである。現代の社会的な組織は、「理念や目的」を持つヒトの集団であり、「自己責任」を前提に「貢献と見返り」「コミュニケーションと対等」を担保にして成立し、組織同士が結合しどこまでも横に広がるネットワークと上方統合を目指す階層構造を持つ定常流的実在である。ネットワークと階層構造はいわば社会の横軸と縦軸のように絡み合っている。2つがともになければ社会は成立しない。意味セットワークは、横に広がる社会的組織のネットワークを手本にした概念であり、フレームは社会的組織の階層構造を手本にした概念である。横に広がるネットワークだけでは現代社会は理解できない。社会的ネットワークにとどまらず、たえず流動し生成発展消滅する階層構造を理解しなければ社会を理解したとはいえない。
意味ネットワークはヒトの抽象的な記憶を「関係」という記述方式で表すことが出来たが、それ以上の力はないのである。階層構造を記述することはできない。世の中には、階層化され整理された知識を持たないまま、どこまでもダラダラとつながる知識の連鎖を網の広がりのように持っている人格もないとはいえない。一見すぐれた知恵者のように見えて、少しも知識が整理されずに、どこまでも考えが収束しない、特異な人格の持ち主である。時々、すぐれたヒトと勘違いされて、大学や研究所の要職についていたりするが、部下も、組織を協力して運営しなければならない他の者にとってもたいへんに迷惑な人格である。階層性社会に関する認識が完全に抜け落ちているのである。抜け落ちたというよりも構成できない人格なのである。ネットワークの理解も社会性の認識の一部であり、その第一歩には違いないが、概念を階層化出来ない限り、階層化の縦軸とネットワークの横軸から成立する社会の全体構造がまったく理解できないのである。

さて、社会性の獲得によって獲得できる「記憶」が何かといえば、次の4種類である。
  4.1.2 意味記憶 ・・・・・・・・・・・意味ネットワーク(コンピュータ上の知識の一つ)
 ◎4.1.3 構造化(メタ化)記憶・・・フレーム(コンピュータ上の知識の一つ)
  4.2.2 プライミング ・・・・・・・・・・シーケンス制御、フィードバック制御、フィードフォ
                   ワード制御プロク゜ラム(コンピュータ上のプログラム)
 ◎4.2.3 社会的配慮・・・・・・・・・予期駆動型フレーム(コンピュータ上のプログラム)
ヒトは、6歳から10歳くらいまでの間に「社会性」を獲得する。つまり、男の子が女の子を意識し、女の子が男の子を意識するときまでには、ひと通りの社会性を獲得していなければ、恋も出来なければ、両性がそれぞれに所属する集団の社会的承認の下に新しい家族として出発することなど出来ないからである。恋をはじめる年齢と結婚する年齢は、古代には現代ほどの隔たりはなかったはずであり、人類生存の必須条件であったに違いない。
社会性を獲得する以前の幼児や児童は、次のような記憶が優勢であり、抽象化された知識の獲得は弱い。
  4.1.1 エピソード記憶 ・・・・・・・・コンピュータ上のデータ・情報
  4.2.1 手続き記憶 ・・・・・・・・・・・データ処理プログラム(コンピュータ上のプログラム)
しかし、社会性を獲得した後の児童や生徒、学生らの記憶としては、これらエピソード記憶や手続き記憶のような記憶力は減退して、ネットワーク型とフレーム型の「記憶」が優勢となるのである。とりわけ、階層化知識(フレーム型の知識)は、具体的な事例の上に抽象化された法則性やルールという上位概念が構成できる基礎となるので、この能力が成長しているのといないのでは大変な違いが生ずる。組織への理解の脆弱性から不登校、社会的引きこもり、ニートが生じているのもここに共通の理由がある。この子供たちは社会性を獲得する機会に恵まれなかったのである。また、十分な社会性を獲得できなかったために階層化されたフレーム型の知識(「記憶」)が構築できないので、物理学も暗記で切り抜けようという理学部、工学部の学生が発生してしまうのである。フレーム型の知識(「記憶」)が構築できなければ、具体的事例の上に抽象化した法則的知識を構築できないのである。具体的事例の丸暗記で切り抜けるしか、その人格には対応が出来ないのである。抽象化した法則的知識を構築できない物理学者や理科の教師が我が物顔で社会に出てくるとしたら、考えるだけで恐ろしい光景であるが、すでにそうなってしまってるというのが今時なのである。

私が、声を大にして言いたいのは、教育に「社会性を育む」力を復活させ、子供たちに階層化した深い理解を喜びとともに体験させたいということである。「深い理解」とは、もともと階層化した知識であることを意味していたはずであるが、いつの間にか、関連知識をたくさん平板にならぺている状態をさす言葉に堕してしまっているように思う。階層化(メタ化)していない平板な知識の広がりは、決してヒトの知恵の完成品ではない。へそがどこにあるのかもさっぱり分からない、単なる横並びデータの広がりだけである。

心理、教育と「社会性」は、かくして、強固なつながりのあることが明らかになった。--、と私は思う。
専門家の皆さんにも、非専門家の皆さんにも、たくさんの議論を期待したい。

△次の記事: 心理、教育、社会性の発達(4)
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琵琶

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