國井利泰先生の70歳のお誕生会20070908--交友の記録(20)
2007/09/12(1/3)
國井利泰先生の70歳のお誕生会20070908--交友の記録(20)
出版界のお歴々と飲んだ翌日(9月8日)は、3つのパーティが続いた。こんな日はめったにないことで、過去を振り返っても多分はじめてのことだろう。
午前11時、東京ガーデンパレスで國井利泰先生の70歳のお誕生会が開かれた。今年は30歳台の若いお弟子さんたちが幹事を勤めてくれた。
まずは、國井利泰先生のお声がよく出るようになっていたことには、びっくりしてとてもうれしくなった。声を出す筋肉の周りにご自身の体脂肪を移植するという最新の手術を施したのだそうである。お話好きの國井先生は、昨年も大いにお話したが、声が出にくくてお気の毒だった。今年は、正常にかなり近いお声だった。
奥様のお話では、もともと國井利泰先生はひどくスリムなため、体脂肪を集めることにお医者さんはずいぶん苦労していたとのこと。さもありなんとは思った。何はともあれ、内心ブラボーと叫びたくなるくらいうれしい。先生とは学部の1-2年生の時代のクラブの先輩としてのお付き合いだから、ご迷惑かもしれないが、私の心の中では兄弟(お兄さん)という感じなのだ。
最近は金沢工科大学で博士課程の学生を教えることに専念されているようだが、昨年は古巣の東大の東大発ベンチャー企業の支援を頼まれたと嬉々として語っていた。実は、彼は若いころアメリカに5つの会社を持っていると豪語していたことがある。米国に遊学している間に作ったのだという。その次には弟子の一人である私をそそのかして会社を作らせた。その後もたくさんの企業を育てていたのかと勝手に想像していたのだが、そうでもなかったようである。今回の東大発ベーンチャー企業は、東大が始めて手がけるベンチャー育成支援プロジェクトの第一号企業である。東大を捨てるように去って、会津大学の学長になり、その後さまざまな大学の「起爆剤」として呼ばれて転戦を続けてきた彼にとって、古巣の若い意欲的な後輩に頼りにされたことがこよなくうれしかったに違いない。
皆さんの挨拶は予定外に長くなる傾向があるというので、司会をされた幹事が大きな紙に「時間です」と書いて掲げることになった。3人目の挨拶が私だったのだが、早速、「時間です」が掲げられたので、話しかけのまま「あっ、終わりにします」と宣言して終わりにした(^^;/。会場は爆笑して、いっそう和んだようだった。
実は、昨年のお誕生会の記事もこのブログに書いたのだが、1年間で約4000件のアクセスがあったこと、「國井利泰」で検索してくる人が大半ではあるが、なんと奥さんの「國井秀子」で検索してくる人も4割近いという話もしようと思っていたのだができなかった。奥様はリコー中央研究所の社長を経て現在はリコー本社の重鎮でもある。女性のSEたちに対する応援活動も手広く実践されていて、国の審議会にもしばしば登場している。ご主人はもちろん有名人であるが、奥様も相当なものである。
國井利泰先生のバースディ・パーティ--交友の記録(10)
奥様が最後の挨拶に立って、国の審議会の席で、たまたまお隣に東大の今の学長がお座りなり、いきなりご主人には大変お世話になっていますと挨拶されたと最近の話を披露された。現在の東大の学長は國井先生よりもはるかにお若いし、面識もない。学長は、ベンチャー育成事業に大変熱心で、その成否を大変気にかけているところのようで、その成功を國井先生の企業指導に期待しているのだとのことのようだったと説明された。東大に幾分なりとも恩返ししているという実感なのだろう。横で聞いていた國井利泰先生も顔をほころばせて聞いていた。
散会して、ホテルの外に出て歩き始めると、リコーの飯沢氏が遠くから私の名を呼ぶ。喫茶室でお茶でも飲みませんか、というのである。大いに結構、と取って返すと、ホテル内のバープラネットに國井夫妻と主要な弟子たちが集まっていた。酔い覚ましもかねて、私はジュースをいただきながら、飯沢氏と久しぶりの会話を楽しんだ。彼と知り合ったころ、私は30歳を越えた出戻り学生、かれはまだ22-3歳のはちきれんばかりの俊英だった。いまでも温厚な人柄の中に秘められた鋭い英知が垣間見える会話ができた。私はただただうれしかった。
お茶会も散会すると、私は、周囲を散策しながら、次の会場に向かうことにした。
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琵琶
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