カテゴリー

  • 日記・コラム・つぶやき
  • 経済・政治・国際

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2月25日、ほんとうに久し振りの『かがり火』ふるさと交流会--交友の記録(43)

2009/02/28
2月25日、ほんとうに久し振りの『かがり火』ふるさと交流会--交友の記録(43)

『かがり火』ふるさと交流会のご案内なるものが、届いた。
『かがり火』とは、街おこし村おこしを応援する雑誌である。発行元は(株)リゾート通信社である。ここの社長さんは菅原歓一氏と言い、最近では珍しい出版魂の固まりのような人物である。主力の雑誌「かがり火」は世間のミーハー雑誌とは正反対で、地味に地元に張り付いて地域おこしをしているじいちゃんばあちゃんを取り上げでいる稀有な雑誌である。利益を出しているとはとても思えない。
官公庁の出版物を引き受けたり、自らが他誌に寄稿して原稿料を稼いだりしながら、本体の雑誌を懸命に発行し続けているらしいのである。
出版つながりで、古くからの知り合いで、一時は、彼が社長を務めた"都市と地方の交流拠店「新・浪漫亭」"の株主を私も引き受けたりもしていた。心ならずも「新・浪漫亭」は、他人の手に渡ってしまったので、いつもは「新・浪漫亭」で行われていた「ふるさと交流会」が、「ほんとうに久し振り」に行われたのである。場所は、新たに菅原氏が見つけたお店である。地域交流に理解ある店主なので、会場として快く使わせていただけることになったということらしい。

菅原歓一氏が送って寄こした御誘いの文面は次の通りだ。
------------------------------------------------
・・・
 さて、随分ご無沙汰いたしましたが、久々に『かがり火』の交流会を開催したいと思います。今回のゲストは、秋田在住の料理研究家・渡部恵美さんをお招きいたしました。渡部さんは秋田の食材を使った伝統料理と、新しい創作料理も手掛ける郷土料理の達人です。今回のお料理のメインはきりたんぽのルーツといわれている「だまっこ鍋」。ほかにハタハタ寿司、エゴ、がっこ、ひろっこなどをご賞味いただきます。秋田の美味しい豚肉を使った豚しゃぶサラダは鹿角しぼり大根と秋田県産「なたね油」を使ったドレッシングでお召し上がりいただきます。今回は秋田県東京事務所の全面的なご協力があって、価値あるメニューを用意することができました。大変お忙しいことと存じますが、久闊を叙したいと思っておりますので、何とぞご参集賜れば幸いです。
             地域づくり情報誌『かがり火』発行人 菅原歓一
     (元 新・浪漫亭亭主)
------------------------------------------------
「だまっこ鍋」、「ハタハタ寿司」、「エゴ」、「がっこ」、「ひろっこ」、・・・。
秋田の美味しい豚肉を使った豚しゃぶサラダ、鹿角しぼり大根と秋田県産「なたね油」を使ったドレッシングでお召し上がりいただきます
そ、そんな。おいしそうなものをたくさん並べたてられて、ゆかないわけにはいかないではないか。一人4000円の会費は高くない。私の奥さんを誘ってゆくことにした。
開催日は間近であった。大慌てで、いろいろな用件を片付けたり、予定の日時を変更したりして、なんとか参加することができそうになった。時間調整に協力していただいた仕事仲間のみなさん、ほんとうにありがとう。後で埋め合わせは致します。
やや遅れ気味の時間帯、やっと、仕事場の席を立つことができると、一目さんに目的地に、、、ちょっと待て、地図を忘れたぞ。一度行ったことのあるお店ではある、なんとか行き着けるだろう。適当な駅に降りて歩くが、景色が違う。奥さんが、私が地図を忘れたことを厳しく責める。ごめんごめん、と言いつつ、小走りにひと駅分以上も歩いたところで、私は「駅が違うかも」と言いはじめて、最寄り駅までUターンして、電車で別の駅に降りる。神田駅である。やった、露地に入ると見覚えのある小道がある。その間、奥さんは私に向かって、「ボケッ!。もっとしっかりしな。アルツハイマーには早すぎるぞ」とか文句を言い続ける。ハイハイ、ごめんなさい。私が悪いんです。
それでも会場にたどり着くと、二人とも安堵と喜びで満面の笑みになっていた。菅原氏が中から駆け出てくる。「もう始まっているぜ」・・・、見回すと、プロモータ岩井氏、画家の,根津のM氏、古民家の専門家、某市役所のお役人、滋賀県や新潟県の職員の方、、、、見たことのある人たちの顔、かお、カオ。片手をあげてあいさつしながら、まずは入り口で二人分の会費を支払い、中に入ってゆく。会計士のOさんが初対面の奥さんを連れてきていたので二組の夫婦でごあいさつ。秋田のいろいろな種類のお酒が、次々に回ってくる。銘柄は覚えきれない。たまらず、途中でウーロンハイを注文して、お断りの言い訳にする。
(株)三越のTI部長、道の駅を運営している(株)富楽里とみやまの支配人のSK様、農業生産法人(株)オリエントファームの会長で商那農研代表のKS氏、全国ふるさと大使連絡会議代表のJS氏、秋田県東京事務所の代表佐々木氏、富士通アプリコ(株)のYSディレクター、壮快ネットのHI部長代理などと名刺を交換させていただいた。ハタハタ寿司は食べ損ねたが、まともにありつけた「だまっこ鍋」はとにかくおいしかった。飛び入り差し入れの千葉のセロリをスティックでいただくこともできたが、新鮮なので、そのままでとにかくおいしい。
中締めで私たちは中座したが、人も食も大満足の夕べだった。
街おこしは人脈が大切である。いただいた名刺を大切にしまっておくことにしよう。

△次の記事: 交友の記録(44)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2009/03/20--44-29f7.html
▽前の記事: 交友の記録(42)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2009/02/post-5227.html

琵琶


(補1)「鐘の声 ブログ」はリンクフリーです。ただし、「鐘の声 ブログ」の記事の一部または全部を引用または翻案して、公的に発言または発表される場合は、事前にメール等でお知らせください。[→連絡先]
(補2)この記事が含まれるシリーズの記事の一覧は下記(別サイト)のとおりです。
  交友の記録シリーズの記事一覧 (GO!)
(補3)ブログ「鐘の声」には、10個ほどのシリーズとシリーズ以外の一般記事があります。シリーズの全体構成やシリーズ別の記事一覧は下記(別サイト)にあります。
  ☆「鐘の声」の全体構成(「鐘の声 ブログ」記事マップ)☆ (GO!)

成功する単位組織-日本の成育環境(6)--心理、教育、社会性の発達(78)

2009/02/26
成功する単位組織-日本の成育環境(6)--心理、教育、社会性の発達(78)

ミニシリーズ: 日本の成育環境(全6回)
----------------------------------------------------------
1.胎児は母の言葉を聴いている、母語を大切に-日本の成育環境(1)
 --心理、教育、社会性の発達(73)
2.なぜ母子同室優先か、心の芽をつぶすな-日本の成育環境(2)
 --心理、教育、社会性の発達(74)
3.見て覚える脳、共感する脳-日本の成育環境(3)
 --心理、教育、社会性の発達(75)
4.良識は勝ったか?-日本の成育環境(4)
 --心理、教育、社会性の発達(76)
5.教室は「社会シミュレータ」-日本の成育環境(5)
 --心理、教育、社会性の発達(77)
6.成功する単位組織-日本の成育環境(6)
 --心理、教育、社会性の発達(78)
----------------------------------------------------------

1.どんな組織(社会的組織)にも単位組織は存在する
私は、これまでも単位組織について、このブログでもたびたび書いてきた。
"単位組織 site:http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/"
検索サイトで上記のような検索語を入れて実行すると、現時点で24件の私の記事が見られる。これからもこの数はふえるだろう。どんな時も、ヒトと接する以上は単位組織を意識しないわけにはいかない大切な概念だからである。子どもたちが成長し、社会で活躍できるようになるためには、この単位組織に習熟するとともに単位組織の間の組み合わせや交流に習熟しなければならないのである。
「単位組織 by 琵琶」 with Google検索
「単位組織 by 琵琶」 with Yahoo検索
「単位組織 by 琵琶」 with Nifty検索
「単位組織 by 琵琶」 with Excite検索
「単位組織 by 琵琶」 with Biglobe検索
・・・
どんな社会的組織にも単位組織は存在するのである。
単位組織とは、組織の中の組織、組織を構成するための基礎組織である。その組織は実に単純にして明快ないくつかルールから出来上がっている。まず、その大きさは基本的に3人から7人という規模である。
成功する企業、成功する軍隊、成功する大学、成功する町会、成功する学会、・・・。そして成功する教室にもその単位が存在する。
ある大きな企業を取り上げてみることにしよう。
この企業A社は、4つの重電関連事業本部、5つの家電関連事業本部、3つのソフトウエア関連事業本部、1つのLSI事業本部、1つの人材派遣事業本部がある。事業本部長は14名いるが、バラバラに存在するわけではない。
重電関連事業本部本部長会議4名
家電関連事業本部本部長会議5名
クリエイティブ事業本部本部長会議5名
のように、事業本部長はそれぞれの本部長会議に属している。3人以上7名までの単位組織の原則に合致するグループである。本部長会議は水曜会と称して、水曜日の朝8時、別々の3つのホテルのレストランにそれぞれ集合して朝食をとりながら情報交換をするのである。本部長はすべて原則として取締役でもあるのだが、本部長を兼務しない担当常務3名が1名ずつこれらの本部長会議に参加して、木曜日の常務会に報告するのである。
さて、最後の「クリエイティブ事業本部本部長会議」には、3人のソフトウエア関連事業本部長、1人のLSI事業本部長、1人の人材派遣事業本部長の寄り合い所帯である。分野がそれぞれにすこしずつ違うが、バラバラにいるよりもこうして5人がかたまり、担当常務と親密に食事をしたほうがはるかに円滑な組織運営ができるのである。
それぞれの事業本部は、いくつかの事業部を抱えており、事業部長もグループ化されている。事業部の下にはいくつかの部があり、それぞれの部長は部長会にグループ化されている。部長の下にはいくつかの課がありそれぞれの課長がいるが、課長もまた課長会議にグループ化されている。課のもとにはいくつかの班またはグループと呼ばれる小集団がいる。班長やグループ長は課長を交えて班長会議やグループがあることは言うまでもない。
さて、それでは、その末端に位置する班やグループは何人で構成されるかと言えば、やはり3人以上7名までである。
このような企業組織を末端から上部へとたどれば、3-7人で構成する班またはグループがあり、その上には課があり、課の上には部があり、部の上には事業部があり、事業部の上には事業本部があり、事業本部の上には取締役会があるということになる。上部組織にも存在する単位組織は下から見ていると見えにくいが、上述のように上から下にたどればよく見えてくる。上から見ても下から見ても末端にいて、巨大な組織を支えているものは班やグループと呼ばれる基礎的な単位組織であることはまごうことがない。成功する課長は、命がけで生死をともにするくらいの決意と実行力のある班を一つ以上抱えているのである。

「2006/7/16 人類社会は次の激動再編へ--情報社会学、予見と戦略(2)」に掲載した図(社会の飯箸モデル)
「組織と情報コミュニケーションにおける"影響関係モデル"の提案」(飯箸泰宏、矢ヶ部一之、情報コミュニケーション学会第3回全国大会発表論文集、pp.89-90(2006)、及び口頭発表資料より 
Photo_7

最近見やすく書き直された図(社会の飯箸モデル)
(図をクリックすると拡大表示されます)
Photo

単位組織は、軍隊においても同じである。ドイツ・アメリカの軍隊でも小隊は一人の小隊長と6人の部下で構成されている。日本の自衛隊も同じである。つまりは7名を限度とする単位組織であり、成功する軍隊は、小隊長が「突撃!」と叫べば、次の瞬間8-9割は死ぬと知っていても敵の銃弾の嵐の中に飛び込んでゆく部下の兵士たちで構成されているのである。小隊とは同じ釜の飯を食った男たちの集まり、生死をともにすることを誓い合った男たちのことである。
身近な組織である大学の事務組織、町会の班組織、学会の分科会発表者、・・・。これらのコミュニティも3-7人の小集団を基礎にしているのである。
これらの小集団を公式に組織する場合もあるが、多くの場合、放置しておいても非公式に成立し、その小集団に名前をあとからつけることもよくある。硬直化した公式の組織が長く続くと、非公式コミュニティが自然発生的に生まれて、組織の活性化や転覆が図られるが、その単位も3-7人である。
昔の共産党の細胞(今は委員会と呼ぶらしい)もイスラムのテロ組織も、ナチスに抵抗したパルティザンの組織も基本は7名を限度に作られた小集団を基本にしていたのである。
そして、教室の中の学習コミュニティも3-7人の小集団を基礎にしているのである。
「7」、それは、社会学の世界で古くから言われるマジックナンバーセブン(7)なのである。--しかし、もう一方の「3」については、社会学は気づいていないようだが、そのことについては、あとで述べることにする。

いやいや、といまどきの社会学者は首を振るかもしれない。安定した組織の形態に13名という事例がある、とおっしゃる新進気鋭の社会学者がいる。知っていますとも、私も実務でたくさんの組織を作り、援助し、解体再編してきたのでどれほどたくさんの例外があるかも十二分に知っている。例外はともかく、原理原則は3-7人で構成されるのである。2になってしまうケースも8名、9名になってしまうケースも知っている。大概は一時的か例外的な集まりである。それ以外のバリエーションもその顛末もいろいろあるが、それらについては、ここでは詳しく述べるつもりはない。「13名」についてだけ、ここで私流の種明かしをすれば「6人+1名のリーダ」という2つのグループが成立していて、そのリーダが2つのグループのリーダを兼務していたら、合わせて何人になるかを考えて見れは良い。合計13名になるのである。
ある家族のご亭主が妾宅の主人も兼ねていれば家族は総勢十数名となるので、その原理に近いのである。---、オスが2つ以上の家族を同時にもつという事例は自然界にも散見されるところであり、人間界だけのことではない。オスはメス中心の子育て家族運営の支援者という役回りなのでこんなことが発生するのである。オスが偉いからではなくて、この場合、オスは2匹のメスの子育てにそれぞれ協力させられてタブルワークの重労働を負っているだけのこととみられなくもない。しかし、それはそれとして、かれらは少数派という意味であくまでも例外的存在であることをはっきりさせておかねばならない。妾宅を持つことが、たとえうらやましく見えたとしても、それが正常だとか、少なくとも私は言うつもりがない。くわばらくわばら、一つの家族を守るだけでも精一杯である。
家族組織と単位組織の相同性に驚かされると思うが、この点についても後で述べることにする。

2.社会組織の単位組織は家族起源である。
ネアンデルタール人とクロマニヨン人が分離したのは、遺伝子時計で見る限り60万年ほど前のことである。私は、クロマニヨン人のような現生人類が成立したのは、エデンの東、カナンの肥沃な土地だろうと推測しているのだが、まだ確かめるべき考古学的証拠はない。アフリカで主たる進化を遂げた人は、幾度もアジアに流出し、はるか100万年以上前に流出した人類はジャワ原人や北京原人となった考えられている。
ジャワ原人や北京原人となった人々は、基本的にはネアンデルタール人と同様にムレ(群れ)を作って行動していたがムラ(邨)は作らなかったと思われている。
カナンの土地は生命誕生以来ながく世界でもっとも肥沃な土地であった。なぜなら、今は地中海や黒海などの切れ切れになった水のかたまりは、その昔、生命誕生のころは一つの閉じた海であったと考えられている。現代の人々が名付けた塩海の名前は「テーチス海」である。「テーチス海」はやがて閉じた陸地が切れてジブラルタル海峡から大西洋に開かれ、生命は全世界に広がるが、長くテーチス海こそが生命のゆりかごとなっていたのである。たくさんの種類の生命がここで生まれ、生きたままあるいは死骸となって海面を漂う物も多かったに違いない。何億年もの間、偏西風は海面の有機物を東へと吹き寄せ、今では死海-黒海などがあるオリエントの地に堆積させたのである。これらの有機物の一部は地中深くに埋めれて発酵し地熱と地下の岩石の触媒にによって変性し、石炭や石油、天然ガスになり、地表ではたっぷりと有機物を含んだ肥沃な土地を誕生させていたのである。
香り豊かなオリーブとはちみつとブドウと小麦と山羊の乳が手に入る豊かな土地に人が進出すると、アフリカでは起こり得なかったある変化が人の群れ達に訪れた。アフリカでは広大な土地にまばらな人の群れしか暮らせなかった。何度も干ばつに襲われたこともあるが、人が暮らす比較的豊かな土地といえども複数の群れが一緒に暮らすことなどとてもできない資源環境だったのである。群れ、一組の夫婦とその子供たち、その子供の子供たち(孫)の集まりが人の群れの基本構成である。血のつながりが確信できる者たちの血の紐帯によって結ばれているのが群れである。彼らの中では助け合い、獲物や収穫物は分け隔てなく分け合うことが行われただろうが、たまさかに他の群れと遭遇したとき、ヒトの群れはどのような反応を示しただろうか。えさ場を荒らされるかもしれない、わが群れを襲う無思慮なやからかもしれない、・・・、叫び声をあげ、ものを打ち鳴らし、大きな木の枝をゆすって威嚇して、他の群れを追い払おうとオスは血道をあげ、メスは争いに巻き込まれまいとして小さな子供たちを抱えて、オスたちの背後に隠れるようにするに違いない。たいていは、どちらかの群れが諦めてその場を立ち去ってその危機も去ってゆく。群れが合同して一緒に暮らすという理由もきっかけも生まれないに違いない。
香り豊かなはちみつとブドウと小麦と山羊の乳が手に入る豊かな土地、カナンの人々は、その土地が肥沃であるがゆえに獲物である動物が豊富で、オリーブとはちみつとブドウと小麦も、みどりの葉も豊かに存在していれば、群れは安定した生活を手にいれ繁殖し、たくさんの群れが分立したことだろう。生活圏は密集し、隣り合う群れの姿を見る機会も多くなるが、そのつど、群れ同士がいがみ合い争っていたら生活活動が著しく阻害され生存効率が悪くなるだろう。群れ同士が近づき、昔語りに登場する遠い遠い祖先が一緒ならば共に生きることを約束しあうことのほうが生存にとって好都合だったはずである。血のつながりの代わりに、こうして神代の話(神話)を共通にする者がともに暮らすというムラ(邨)が成立したのであろう。世界で最も肥沃な土地が人をムレからムラに進化させた培養器になったのではあるまいか。この進化は、広大なアフリカというヒトの主たる進化エンジンに比べればちっぽけな小さな補助エンジンにすぎない。しかし、内燃機関の専門家ならば、ときとして主燃焼室に対して小さなサブ燃焼室を設けることは着実な着火や安定した燃焼にとても役立つことを知っているに違いない。私は、オリエント(エデンの東、カナンの地)こそ人類の進化におけるサブ燃焼室の役割を果たしたのだと推測しているのである。異なるムレが互いの恐怖心を和らげて、一緒になるためには、おそらくアルコールの力も大いに役立ったであろう。当時は毒キノコや怪しげな薬草も大いに役立ったかもしれない。中でも、最も副作用が小さくて、効果が高かったのがバッカス神の恵み、ぶどう酒(ワイン)と麦酒(ビール)であったに違いない。カナンの地は、ぶどう酒(ワイン)と麦酒(ビール)発祥の地でもある。のちにぶどう酒(ワイン)はヨーロッパに入り、麦酒(ビール)はエジプトに入ってそれぞれに発達したのである。現代の我々もまた初対面の人とはまずは乾杯して、親密交際を誓い、仲間とはときどき(まれには頻繁に)一緒に飲んで、その友好を誓うのである。
約50万年前の村の遺跡という物がアフリカの北部に見つかったている。人類最古のムラ(邨)の遺跡である。彼らの遺跡は、かれらよりも前時代そしてその後の近隣の遺跡とはずいぶん異なっており、それ以前のアフリカの民とは切り離されたように見える。空から降ってきたのかという人もいる。進化のジャンプのように見えないこともない。しかし、それは、アフリカの外、肥沃の地カナンで細々と進化した人類の小さな枝の一部がアフリカに出戻った痕跡なのではあるまいか。出戻りの人々にとってアフリカの地はあまりにも野蛮な人を襲う人の群れのいる土地ではなかったか。このころ、カナンの地から北や西に向かった人々はヨーロッパにたどりついてクロマニヨン人となり、カナンというサブ燃焼室(サブ進化エンジン)を通らずにアフリカから主としてジブラルタル海峡を越えてヨーロッパにやってきていたヨーロッパの先住民ネアンデルタール人と共存することになるのである。屈強にして独特の文化を創りだしたが、群れしか作れなかったネアンデルタール人とひ弱だがムラ(邨)を造り既存の知識を他の新しい概念に流用できたクロマニヨン人の数十万年にわたる共存(両者の間に戦闘があったどうかの証拠は残されていない)の結果、約3万年前(最近の考古学の成果では約2万5千年前)にネアンデルタール人が消えて終止符が打たれた。
・・余計なことだが、近年、ネアンデルタール人の遺跡と思われる洞窟の奥から大量の人骨が発見されている。ネアンデルタール人の遺伝子という報告はこれらの遺体から収集されたものがほとんどである。遺伝子的にはあまりにもクロマニヨンに似ている、と言われている。まてよ、考古学のみなさん、その遺体がネアンデルタール人の遺跡から発見されたからと言ってネアンデルタール人の遺体と言ってよいのだろうか。遺体は無造作に穴の下に投げ出され積み重ねられていたという状況から見て、ネアンデルタール人が(餌として? 戦勝記念品として?)捕まえたクロマニヨン人たちの遺棄場所と考えたほうが良いのではないだろうか。疑いなくネアンデルタール人の遺体だと言ってよいのだろうか。少しは疑いの声が上がってもよいように感じているところである。・・
さて、肥沃の地でムレからムラを構成するようになったヒトたちは、いきなりムラの行政組織を発案したのだろうか。おそらくは、家族を構成要素とするムレの構造をもとにして、ムラを構成していったに違いない。ムラは血の紐帯にとらわれない結合になった以上は、最小の単位組織も血の紐帯である必然性は薄らいだに違いない。狩のチーム、果物などの採取に出かける小集団はさまざまな家族から出て構成することになったに違いない。それでもヒトの眼の行き届く最小の単位は3名-から7名である。・・・、なぜなら、ヒトが習熟しているヒトの家族は基本的に3-7名で構成されていたからである。
若いオスとメスの結合はツガイ(番い)と呼ばれるが、家族とは呼ばれない。ツガイは子供が生まれなかったり、他のよい配偶者が得られそうならばたちまちにして浮気していってしまうものである。わが恋は永遠なれと思っても、恋ははかなく壊れるのが昔から、否、生物が雌雄に別れた太古の大昔からの摂理なのである。相手の気をそらせまいと苦心さんたんすることが人の世でも顕著におこなわれて、あのハラハラドキドキがいい、と健康な男女は思っているのである。青春時代の真ん中はつらくて悲しいことばかり・・・、苦心さんたんしても別れが来ることも多いのである。しかし、子供ができるとオスとメスは単なるツガイを超えて、子供を外敵から守り、餌を確保し、子供を一人前にするまでは一心不乱に子育てに努力するようになるのである。誠に不思議と言えば不思議だが、そうでなければ子供が一人前まで育たないのも摂理である。それが家族の結束というもので、家族は自然と生死をともに行動するのである。山火事に遭遇し、炎に囲まれた家族は、パパがリーダならば、指さして「こっちへ逃げようっ!」と言えば、逃げおおせるかどうかは神のみぞ知ると思いつつもママも子供たちも身を寄せ合いながらパパの指さすほうに一心不乱に走ることになるだろう。互いの命をも預ける関係が家族であり、その習慣こそがヒト、いな雌雄ある命の永遠を生み出した原動力だったはずである。
ツガイに子供一人が加わると飛躍的に結束が固くなる。これが家族である。弟や妹が生まれるのは通常2-3年後のことである。子供が4-5人になれば上の子は独立して家族を出てゆくことになる。上限でも子供は5人、両親を入れて7人が基本の家族構成である。この構成はヒトが250万年以上続けてきた習性であり、それ以前の哺乳類の時代を加えれば何億年も数えることができる。起源はおそらくそれよりもさらに古いということになるだろう。例外はあるが、3人以上7名までで家族は構成され、ヒトが結束しうる最小の単位もまた3-7人となったのに違いない。
近代経済社会成立以降のように、女も子供も労働力として駆り出され、それが正しい生活と信じられるようになったのは、人類史にとってはごく例外的な最近の出来事にすぎないのである。産みっぱなし、産ませっぱなしの親が増加中というのは、ほとんど世も末の現象である。家族は結束するのが自然であり、本能なのである。繁殖可能性を高めるという自然の摂理にかなう行為なのである。
社会の単位組織の起源は「家族という習性」にある、と私は断言する。
だからこそ、仕事場でも軍隊でも、どんなボランティア団体でも、家族と同じ3人以上7人までで構成されているのである。
それでは、社会組織における単位組織は、その数が家族と似ているのだろうか。否、他にもいろいろと似ているところは多い。次の項では、相同性の具体的側面を取り上げたい。

3.単位組織の特徴と家族との相同性
社会組織の単位組織は、次のような性格を持っている。
1)一人は自分のことは自分でする。
2)一人は仲間のためにひとつ以上のことで貢献する。
3)仲間は助け合う。
4)その組織は上位の組織または社会に貢献して、社会から支援を受けている。
空間を越えた擬似家族成立の条件--情報社会学、予見と戦略(5)「人生はお金」の学生に効く言葉--心理、教育、社会性の発達(22)。これらの言葉は私の発案ではない。似たような言葉はいろいろな人が言っているようである。一部にハーバード大学ガルブス名誉教授が似たようなことの最初の発言をしたのだという説もあるが、確かめることができなかった)
上記の特徴は、家族にもないわけではないが、それは、現代では家族もまた社会組織の一員だからである。上記のような特徴以外では、家族のありようと、社会的組織のありようはあまりにもよく似ている。古い社会学の人たちは、社会組織をゲマインシャフトとゲゼルシャフトに分けて、家族や地域社会は目的のないゲマインシャフトであるということがある。これは家族や地域社会を貶めるために生み出されたためにする議論であると私は思う。企業や軍隊のように、利益を上げること、武力をもってわが意に従わせることというような目的はないが、家族には子供を産んで育てて一人前にするという大目的がある。家族のそれぞれが身と心の疲れをいやし翌日のための心と身体の活力を養うという目的も持っている。地域社会は、見知らぬ外敵の侵入を防ぎ、物資や経済のやりくりを支えあい、子育てや介護を分担しあうという目的を持っている。それぞれに目的は違うが、目的のない社会組織はないのである。
これ以外にも、似ているところはたくさんある。まず、飲食をともにすると結束が高まる。家族は基本的にはもともと飲食をともにしているが、社会的組織は、意図しなければ飲食をともにすることはできない。それにしても何と飲み会が多いことか。職場の仲間、社外の仕事仲間、教員の仲間。昔の同級生、・・・、何かと言えば、顔を合わせてイッパイ!というのが当たり前である。人々は結束を求めて飲食をともにするのである。また、寝るところを一つにすると結束が固くなる。家族は寝るところもたいていは一緒である。ひとつ屋根の下に寝るのである。家族でなくとも、社員旅行だの、ゼミ旅行だの、チーム遠征だの、結束が必要なチームはよく遠くに出掛けてひとつ屋根の下で寝るのである。奥さん以外の女性とベッドをともにしたら大問題だが、職場の同僚たちと遠出して一つのホテルの別々の部屋に泊まるのは大いに結構なことである。夜の大宴会、そのまま、風呂を浴びてホテルの自室で眠った幸せ感はなかなか他に代えがたい。一緒に行った同僚といっぺんに仲が良くなるのである。
顔を合わせる、会話する、一緒に食事する、一緒に寝るのは家族の基本である。単位組織も同じことをして結束を高めようとするのである。単位組織は家族と相同的なのである。
・・注意が必要なのは、カルト団体などの反社会的団体も、この種の人間の習性をよく知っていて、一か所に呼び出し、飲ませて食わせて、聞かせて(セミナー、講話会、説法会、etc.の名目で)、話させて(発表会などの名目で)、一緒に泊まらせて(合宿)、次第に信者や手下に囲い込むのである。聴いても目的があいまいな集団の、そのような誘いはうまく断ることにしたいものである・・

4.社会は単位組織だけでできているのか--社会の縦糸と横糸
ヒトは、どこかの単位組織に属することなしに社会参加ができない。その意味で社会は単位組織でできていると言ってよいだろう。障害者の人たちは、よく知られているように現状では周囲から見捨てられ家族からもうとまれがちになっていることが多い。そんなとき、彼らを支えるボランティア団体や就労施設にたまたま出会うことができると、自分の居場所を発見して、ほっとした明るい表情を見せる。人は社会と無縁では生きてゆけないのである。今は大不況が世界を席巻している。日本では、派遣労働者が心安らぐ所属組織もなく、異星人のごとき扱いで派遣先で働いたあと、寒空に追い立てられている。いま、大量の元派遣社員が街をさまよっている。この人たちも、協働で仕事おこしをしようという団体(私も、ささやかにそのような団体の一つを支援している)などに出会うと、最初は懐疑的な眼であったものがしばらくすると自分が参加すれば評価してもらえる空間がここにあることを感じて生き生きと、元気になってゆく。これも参加することなしに人は生きていけない証拠と考えられる。パンもなくては生きてゆけないが、ヒトはパンだけで行きてゆくこともできない生物なのである。
さて、それでは、単位組織がそこここにバラバラにあれば社会が成り立つかと言えば、それは嘘である。
単位組織も、また、競争にさらされており、所属している より大きな組織に貢献しない限り存続することが許されないか、少なくとも存続を支援してはもらえない。大きな組織はさらに大きな組織に所属しているだろうが、その組織もまたその上に組織に貢献しなければならない。現代では、地上の多くの地域で、最上位の組織は国民国家となっている。国民国家に貢献しない組織はに社会に存続を許されないか、少なくとも誰からも支援されない組織となる。
単位組織は、公式の組織(国家の行政組織につながる縦型の組織)のほかに、公式の組織を超えて緩やかな連合も構成する。前者をメタ組織、後者をネットワークと呼ぶ。メタ組織は、権利義務の関係が前提となっていて、参加して発言する自由と権利を持つ代わりに上部の決定に従わなければならない義務がある。ネットワークは、同意できる時には参加できる権利があるが、決定に従う義務はない。メタ組織とネットワークは、社会の縦糸と横糸のように絡み合って社会の安定と進歩を保証しているのである。
社会は、単位組織なしには成立しないが、単位組織があるだけでは不足である。社会を編み上げる縦糸(メタ組織)と横糸(ネットワーク)が必須である。
参考:
「組織と情報コミュニケーションにおける"影響関係モデル"の提案」(飯箸泰宏、矢ヶ部一之、情報コミュニケーション学会第3回全国大会発表論文集、pp.89-90(2006)、及び口頭発表資料

5.子供たちの発達には社会性の獲得が不可欠である
子供たちは、その成長に合わせて、知識や技能をたくさん獲得する。子どもたちをそばで見ているとその目覚ましい発達ぶりにいつも驚愕するほどである。
最近の大学生と接していると、欠けているものがある。知性と社会性である。知性と社会性は双子の兄弟であり、両者がともに刺激しあい支えあわない限り立派に成長しない。
知性も大事、社会性も大事である。最近の成育環境では社会性をはぐくむ条件がかなり失われている。これまでにも、母語の問題母子分離の問題共感する脳の問題一人遊びの問題社会的学習の問題などを取り上げた。ここでは、単位組織の大切さとその組み合わせに習熟する必要性を主張するものである。
これは、社会の仕組み(政治や行政の仕組み)や経済の仕組み(商品売買や株の売買)を教科書で教えることと同じではない。それらも悪くはないが、それだけでは足りないのである。
教室を社会シミュレータとみなして、グループの仲間の大切さを教え、グループ同士の付き合い方を体得させることが大切なのである。貢献なくして支えなしという当たり前のルールも口酸っぱく説明するよりも体得したほうがよほどよくわかるのである。
その上てあれば、社会の仕組み、経済の仕組みも納得の上に理解できるに違いない。丸暗記で呻吟させるよりも、理解させてわからせたほうが子供たちの喜びも大きいが、あなた方・私たち教師の職業的満足も大きいに違いない。
・・経済を教えると称して、ある中学校が株の売買を教えるというニュースが少し前に流れた。株の売買は合法的ギャンブルの一つである。ギャンブルは、いくら法によって許されていても小中学校の教育にふさわしいだろうか。競馬やパチンコを学校が教えるといったら、大ブーイングだろうが、似たようなものである。株の売買を教えるとハシャイでいる人々は、経済とは「経世済民」のことであることをご存じないのかもしれない。学校教育の「経済」では、まずは基本となる「経世済民」の考え方と仕組みを教えるべきではないだろうか。ホリエモン(部下は続々有罪確定、本人のみ控訴中)や村上ファンド(村上氏の有罪確定)をつぎつぎとたくさん育てたら日本の経済は発展ではなくますますの混乱となるに違いない。「経世済民」を教えずして株の取引を教えるのは私は賛成できない。・・
教育界では、「教師による斉一性への圧力」が諸悪の根源として語られることが多い。
私も繰り返し、この問題を取り上げた。
例:
超える努力--心理、教育、社会性の発達(8)
急増する小学生の教師への暴力--心理、教育、社会性の発達(9)
イジメ防止の間違った方針、正しい方針--心理、教育、社会性の発達(37)
日本の子供の孤独感は世界一、子供の幸福感一位のオランダはシティズンシップ教育--心理、教育、社会性の発達(72)
しかし、斉一性のどこが悪いの? と反論したくなっている小学校や中学校の教員は少なくないに違いない。だって、教室では一斉授業が主な活動だし、みんなにそろっていい子に成長してもらおうと願うのはどこか悪いのかというわけである。
個性はグループ活動によって磨かれるのである。そして社会に参加する技術とは、高邁な政治理論やデリバリ取引のような高度な株売買テクニックのことではないのである。単位組織の中でもまれて個性を主張できる子にすること、グループ同士の取引や妥協を通じて、教室を上手に運営する能力を身につけさせることである。これに伴って、子供たちの頭脳は活発に活動し、知識と知性は今まで以上に急速に進化してゆくのである。
参考:
個性と社会性--心理、教育、社会性の発達(5)
風前の知性と社会性、「心の信用収縮・疑心暗鬼の時代」--心理、教育、社会性の発達(51)
教室の単位組織を潰すな、それが公式のものであれ、非公式のものであれ。そして、学習コミュニティを作れ、作らせよ、活発に活動させよう。
ここに、斉一性への圧力という悪弊を除くカギがあることに注目していただきたい。一斉授業と子供たちの自発的コミュニティ学習の組み合わせが教師の腕の見せどころである。
「静かに、黙って先生の話を聞くだけの子供たち」は決して理想ではない、ワイワイ、ガヤガヤ、子供たち同士が相談して学習し、学級やクラスの運営を自発的に進めることが理想である。
先生たち、元気出してゆこう。だれが何と言っても、子供たちの発意と自発性に接するときの喜びを本当に知っているのは、現場のあなたたちではないですか。
参考: 個性と社会性--心理、教育、社会性の発達(5)
自信をもって、斉一性への圧力を排して、子供たちの自発性をのばしてゆこう。そのためには、3-7名の学習コミュニティを教室の中に作って、その組み合わせで教室運営をしてゆこう。
少なくとも私は、そうしてきたとは言えないまでも、そうしようと悪戦苦闘を30年間はしてきているのである。大学で初めてグループ学習という物を知ったという学生ももともと少なくないが、近年はますます増えている。彼らは、教師が旗を振ってもなかなかすなおにグループ学習に参加したりしないのである。なぜか、彼らは、小学校でも中学校でも、高校でも「友達はライバル」と言い聞かせられ、協力し合うということを知らないのである。協力しない大学生が、そのまま就職して会社組織や研究所でうまく行くと思うだろうか。彼らは職場につまづいて、仕事と人生に失敗し、ニートや引きこもりになる危険な海に放り出されているのである。
彼らを救うことができるのは、気が付いている大人すべてである。しかもそれは責務であると思う。大学の教員が気がつけば取り組めばよい。高校の教師が気づ付けば取り組めばいい。小中の教師、幼稚園・保育所(園)の保育士さんが気がつけば取り組めばいい。親は絶対に気づくべきである。自分の子供ことだもの。そして、その取り組みの輪が、子供が生まれてから成人するまで一貫すればもっと素晴らしい青年達がもっとたくさん輩出されるようになるだろう。
私のような年寄りは、青年達の活躍を見ることだけが生きがいである。年よりも壮年の大人たちももうひと踏ん張り頑張ろう。

△次の記事: 心理、教育、社会性の発達(79)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2009/07/7web--79-2cc6.html
▽前の記事: 心理、教育、社会性の発達(77)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2009/01/-4--76-87c2-1.html

琵琶


(補1)「鐘の声 ブログ」はリンクフリーです。ただし、「鐘の声 ブログ」の記事の一部または全部を引用または翻案して、公的に発言または発表される場合は、事前にメール等でお知らせください。[→連絡先]
(補2)この記事が含まれるシリーズの記事の一覧は下記(別サイト)のとおりです。
  心理、教育、社会性の発達シリーズの記事一覧 (GO!)
(補3)ブログ「鐘の声」には、10個ほどのシリーズとシリーズ以外の一般記事があります。シリーズの全体構成やシリーズ別の記事一覧は下記(別サイト)にあります。
  ☆「鐘の声」の全体構成(「鐘の声 ブログ」記事マップ)☆ (GO!)

「鐘の声 ブログ」総合案内(目次)--その他、シリーズ外の記事

2009/02/23
「鐘の声 ブログ」総合案内(目次)--その他、シリーズ外の記事

「鐘の声 ブログ」は記事数が400件を超えており、どこに何が書いてあるのか分かりにくくなっていた。書いた記事の累積数が400件を超えたことを記念してこの「総合案内」を作ったが、常時保守するのは難しい。すぐに内容は古くなってくるに違いない。
最新の目次は、次のところにあるので、利用していただきたい。
外部のホームページ
某社のホームページ
・下記の簡易版の総合目次
このペーシにやってきていただいた方には大変恐縮だが、ご理解いただければ幸いである。

総合目次(簡易版)
-------------------------------
「独創力の創り方」シリーズ
心理、教育、社会性の発達シリーズ
社長の条件シリーズ
アルゴリズム戦記シリーズ
情報デザイン研究ノートシリーズ
情報社会学、予見と戦略シリーズ
感性的研究生活シリーズ
人生に詩歌ありシリーズ
街に活力をシリーズ
交友の記録シリーズ
オヤジと家族のお料理ライフシリーズ
我が家の愛犬様シリーズ
妻が、車に撥ねられるシリーズ
その他、シリーズ外
-------------------------------


記事累積400件記念「鐘の声 ブログ」総合案内(目次)
============================================================
お堅い記事が多いのにアクセスが殺到(^^);。お堅くない記事もありますが・・・。
------------------------------------------------------------
独創力の創り方シリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事
独創力なき論証にアグラをかいていませんか
------------------------------------------------------------
心理、教育、社会性の発達シリーズ・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事new!!
大学教育の苦闘の現場、鍵は社会性の発達にあり
------------------------------------------------------------
社長の条件シリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事
社長になれるのも条件次第
------------------------------------------------------------
アルゴリズム戦記シリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事
一騎当千、アルゴリズムの快哉!
------------------------------------------------------------
情報デザイン研究ノートシリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事
未確立の学問分野にあえて挑戦
------------------------------------------------------------
情報社会学、予見と戦略シリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事
社会が見える、未来が見える、戦略が立てられる
------------------------------------------------------------
感性的研究生活シリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事new!
知の彷徨、気ままな研究生活
------------------------------------------------------------
人生に詩歌ありシリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事
人には叫びたいときも、安らぎたいときもある
------------------------------------------------------------
街に活力をシリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事
わが街の仕事おこしボランティア
------------------------------------------------------------
交友の記録シリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事new!!!
思わず書き留めたくなるひともいる
------------------------------------------------------------
オヤジと家族のお料理ライフシリーズ・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事
一計を案じて家族もそれぞれ料理自慢に・・・
------------------------------------------------------------
我が家の愛犬様シリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事
はなはだ乱暴者だが、憎めないわが友
------------------------------------------------------------
妻が、車に撥ねられるシリーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事
犯人の車が突然右に寄せて妻を跳ね上げた
------------------------------------------------------------
その他、シリーズ外・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最新の記事
シリーズには入らない、いろいろ
============================================================
->総合案内(目次)のトップに戻る
=>外部総合案内


独創力の創り方シリーズ目次
============================================================
独創力なき論証にアグラをかいていませんか
------------------------------------------------------------
独創力の創り方(1)
「専門情報リテラシー」事始め--独創力の創り方(2)
学生は研究には縁がないか「若者の未来と研究(1)」--独創力の創り方(3)
仲間を増やす研究の方法「若者の未来と研究(2)」--独創力の創り方(4)
必要からやって来る研究課題「若者の未来と研究(3)」--独創力の創り方(5)
創造的研究活動「若者の未来と研究(4)」--独創力の創り方(6)
研究課題がない(?!)「若者の未来と研究(5)」--独創力の創り方(7)
実証や論証は大切、しかしそれは独創性ではない「若者の未来と研究(6)」--独創力の創り方(8)
創造的研究活動の条件「若者の未来と研究(7)」--独創力の創り方(9)
君は、文献を複数引用したか--独創力の創り方(10)
-------------------------------
文献は書いてあるが引用がない?!--独創力の創り方(11)
要約や模写なら盗用にならないか?--独創力の創り方(12)
ナニ?、「文献リストを正しい表記にできません」って?--独創力の創り方(13)
「研究者の行動規範」に反応する学生たちの心--独創力の創り方(14)
「知能を育てる」再見--独創力の創り方(15)
ヒトの知能の構造-「ヒトの知能に迫る(その1)」--独創力の創り方(16)
謙遜にはわけがある。南部さん、益川さん、小林さん、下村さん、ノーベル賞受賞おめでとう--独創力の創り方(17)
関西人のおしゃべりは独創性の源か。ノーベル賞受賞--独創力の創り方(18)
100年後の評価に耐える成果、ノーベル賞の価値--独創力の創り方(19)
============================================================
->独創力の創り方シリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の独創力の創り方シリーズ目次


心理、教育、社会性の発達シリーズ目次
============================================================
大学教育の苦闘の現場、鍵は社会性の発達にあり
------------------------------------------------------------
学生は変わったか--心理、教育、社会性の発達(1)
「教育心理学」の限界と希望--心理、教育、社会性の発達(2)
「記憶」の社会性--心理、教育、社会性の発達(3)
若者の自立と意欲に拍手--心理、教育、社会性の発達(4)
個性と社会性--心理、教育、社会性の発達(5)
昔あった「教育心理学の不毛性」の議論--心理、教育、社会性の発達(6)
狙われる「社会性の発達阻害」--心理、教育、社会性の発達(7)
超える努力--心理、教育、社会性の発達(8)
急増する小学生の教師への暴力--心理、教育、社会性の発達(9)
気がつけば全般的学習困難と学習障害--心理、教育、社会性の発達(10)
-------------------------------
「出された課題に正解が書いてない」(?!)--心理、教育、社会性の発達(11)
もう一つのパンチドランカー/ゲーム・オタクへの心配--心理、教育、社会性の発達(12)
ゲーム・オタクへの心配--心理、教育、社会性の発達(13)
やはりあった「教師の本音」--心理、教育、社会性の発達(14)
多すぎる、社会性の発達阻害の原因--心理、教育、社会性の発達(15)
「脳内汚染」を読んで--心理、教育、社会性の発達(16)
モチベーションを育てる、涙ぐむ--心理、教育、社会性の発達(17)
学習の社会性について--心理、教育、社会性の発達(18)
金沢大学のいらだち--心理、教育、社会性の発達(19)
キャンパスメイト制の提案--心理、教育、社会性の発達(20)
-------------------------------
いまどき学生の人生観と学習モチベーション--心理、教育、社会性の発達(21)
「人生はお金」の学生に効く言葉--心理、教育、社会性の発達(22)
学生たちの人格障害と学習能力--心理、教育、社会性の発達(23)
「ニートの多くに発達障害」政府も認める--心理、教育、社会性の発達(24)
ぼんやり考える力と階層的思考能力--心理、教育、社会性の発達(25)
さらに増加する小学生の対教師暴力--心理、教育、社会性の発達(26)
イジメ教師の状況証拠--心理、教育、社会性の発達(27)
反社会性人格障害を減らす戦い--心理、教育、社会性の発達(28)
死ぬな、校長先生。教育現場の改革に生きてこそ--心理、教育、社会性の発達(29)
教員資格認定にメンタルテストを--心理、教育、社会性の発達(30)
-------------------------------
学生諸君に、「信頼の原則」を--心理、教育、社会性の発達(31)
実例、教員資格認定にメンタルテストを--心理、教育、社会性の発達(32)
反社会性人格障害、その家族性を考える--心理、教育、社会性の発達(33)
死亡児童の写真の教諭、本日逮捕--心理、教育、社会性の発達(34)
がんばる塾長さんとのネットでの交流--心理、教育、社会性の発達(35)
イジメ関連での検挙・補導過去最高、加害者に厳しい処断は当然--心理、教育、社会性の発達(36)
イジメ防止の間違った方針、正しい方針--心理、教育、社会性の発達(37)
子供たちに自己有用性の確信を!、昨年の学生・生徒自殺過去最悪886人--心理、教育、社会性の発達(38)
ビデオゲーム中毒を精神障害と認定、米医療情報学会(AMA)--心理、教育、社会性の発達(39)
"一人にしない"を政府も、高市少子化相「国民生活白書」--心理、教育、社会性の発達(40)
-------------------------------
"信頼の原則"再論--心理、教育、社会性の発達(41)
子供の遺体写真の元教員に有罪判決、残された問題--心理、教育、社会性の発達(42)
小学生の風船の手紙、校長先生に拍手--心理、教育、社会性の発達(43)
山口県で祖父を殺す、禁じられて(?)、「少年のゲーム嗜好と殺人-その1」--心理、教育、社会性の発達(44)
パーソナリティ形成への環境的障害と抑圧、「少年のゲーム嗜好と殺人-その2」--心理、教育、社会性の発達(45)
ゲーム考、「少年のゲーム嗜好と殺人-その3」--心理、教育、社会性の発達(46)
高校3年生男子、集団的で陰湿な恐喝を受け自殺--心理、教育、社会性の発達(47)
母国語(日本語)教育の重視を--心理、教育、社会性の発達(48)
教師による「ズボン脱げ」事件: 再論、教員資格認定にメンタルテストを--心理、教育、社会性の発達(49)
教師の時間外手当支給は是か非か、その先にあるもの--心理、教育、社会性の発達(50)
-------------------------------
風前の知性と社会性、「心の信用収縮・疑心暗鬼の時代」--心理、教育、社会性の発達(51)
「ゆとり教育」の失敗は、社会性を育てなかったこと--心理、教育、社会性の発達(52)
経団連の新卒選考基準に思うこと--心理、教育、社会性の発達(53)
"スキルvsナレッジ"でもなく"知vs識"でもなく-知能を育てる(その1)--心理、教育、社会性の発達(54)
楽しく越える「知性なき丸暗記」の限界-知能を育てる(その2)--心理、教育、社会性の発達(55)
人工知能に見る知能の構造-知能を育てる(その3)--心理、教育、社会性の発達(56)
ヒトの知能の構造と知能教育-知能を育てる(その4)--心理、教育、社会性の発達(57)
レインマン(サヴァン症候群)に見る小脳の能力と大脳の能力-知能を育てる(その5)--心理、教育、社会性の発達(58)
個性もいろいろ知能もいろいろ-知能を育てる(その6、番外編)--心理、教育、社会性の発達(59)
土浦連続殺人、「犯人はゲームオタク」について--心理、教育、社会性の発達(60)
-------------------------------
「<傍若無人>授業妨害」は「業務妨害」で逮捕を--心理、教育、社会性の発達(61)
抱腹絶倒・・・しかし深刻、東大・早大・慶応・その他の現状--心理、教育、社会性の発達(62)
人格に障害の疑い、なぜ彼が教員になれたのか--心理、教育、社会性の発達(63)
いわゆる6月病???、卒業生との対話--心理、教育、社会性の発達(64)
自覚と回復、(仮性の)アスペルガー症候群 積極・奇異型--心理、教育、社会性の発達(65)
自覚あれば回復に希望あり、アスペルガー症候群の人たちだって負けてはいない--心理、教育、社会性の発達(66)
ジェラルド・カーティス、日本の教育の低下はスキャンダル--心理、教育、社会性の発達(67)
アスペルガー、ご本人のブログなど--心理、教育、社会性の発達(68)
アスペルガー症候群(AS)、学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)とは何か--心理、教育、社会性の発達(69)
知識獲得障害の原因の一つが明らかに(?)--心理、教育、社会性の発達(70)
-------------------------------
大麻精神病の脅威--心理、教育、社会性の発達(71)
日本の子供の孤独感は世界一、子供の幸福感一位のオランダはシティズンシップ教育--心理、教育、社会性の発達(72)
胎児は母の言葉を聴いている、母語を大切に-日本の成育環境(1)--心理、教育、社会性の発達(73)
なぜ母子同室優先か、心の芽をつぶすな-日本の成育環境(2)--心理、教育、社会性の発達(74)
見て覚える脳、共感する脳-日本の成育環境(3)--心理、教育、社会性の発達(75)
良識は勝ったか?-日本の成育環境(4)--心理、教育、社会性の発達(76)
教室は「社会シミュレータ」--日本の成育環境(5)--心理、教育、社会性の発達(77)
成功する単位組織-日本の成育環境(6)--心理、教育、社会性の発達(78)
============================================================
->心理、教育、社会性の発達シリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の心理、教育、社会性の発達シリーズ目次


社長の条件シリーズ目次
============================================================
社長になれるのもなれないのも、条件次第である。
------------------------------------------------------------
次の社長たちに--社長の条件(1)
企業理念と8原則--社長の条件(2)
「戦い」について--社長の条件(3)
3つまたは5つの戦略--社長の条件(4)
人望は必要か--社長の条件(5)
組織を活かす力、改革する力--社長の条件(6)
部下の教育指導--社長の条件(7)
戦略的情報組織学(再論)--社長の条件(8)
高度な技術と"安^3(アンスリー)"--社長の条件(9)
無駄なことにも価値がある--社長の条件(10)
-------------------------------
海外人材はお安いか、と"安"スリーツール類--社長の条件(11)
「株主利益最大化」のまやかし、クリステンセンはかく語る--社長の条件(12)
話力は組織を作る、永崎一則氏の発言から--社長の条件(13)
報償について、もう一度クリステンセン--社長の条件(14)
損をしない価格破壊者になれ--社長の条件(15)
貧すれども貪せず、われらアネハにあらズ--社長の条件(16)
「あやかしの術」を見抜く力を--社長の条件(17)
「"一人にしない" 情報コミュニケーションシステム」へ、新春に思う--社長の条件(18)
本業こそ社長の仕事、ライブドアは本業赤字--社長の条件(19)
営業の極意--社長の条件(20)
-------------------------------
寄せられた若き感想--社長の条件(21)
「社長の条件」の出版?--社長の条件(22)
社長は"クリエイター"--社長の条件(23)
目指すは上流にあり、「上から下まで-その1」--社長の条件(24)
システム開発業の上流工程と下流工程、「上から下まで-その2」--社長の条件(25)
上流工程と下流工程の複雑な経済事情、「上から下まで-その3」--社長の条件(26)
上も下も、「上から下まで-その4」--社長の条件(27)
社長は最高の営業マン、「上から下まで-その5」--社長の条件(28)
起業する元部下との対話--社長の条件(29)
乱こそ機会なり、チャンスを生かすも殺すも人しだい--社長の条件(30)
-------------------------------
コムスンの不正、欲の亡者のダッチロール--社長の条件(31)
「決断」が社長の仕事--社長の条件(32)
命がけの「一案件採算主義」--社長の条件(33)
デザイン理論を知らなければ社長失格--社長の条件(34)
2008年、高まる市民の自立に潮目あり--社長の条件(35)
「疑心暗鬼の時代」を越えて生きる--社長の条件(36)
なんと、書籍原稿サイト(Karetta)で3位--社長の条件(37)
新人採用の基本--社長の条件(38)
必殺仕事人は段取り上手、料理・仕事・アルゴリズム--社長の条件(39)
開かれた企業たれ--社長の条件(40)
-------------------------------
手柄を立てる人より、立てさせる人。社長レースに勝てる人--社長の条件(41)
============================================================
->社長の条件シリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の社長の条件シリーズ目次


「アルゴリズム戦記」シリーズ目次
============================================================
一騎当千、アルゴリズムの快哉!。私がやってきたこと。
------------------------------------------------------------
挫折の後に「アルゴリズム」ありき--アルゴリズム戦記(1)
造詣を深めよう「アルゴリズム」と「よいアルゴリズム」--アルゴリズム戦記(2)
伝統的職人技に学ぶ、良いアルゴリズム--アルゴリズム戦記(3)
「体感」なくして「正解」なし--アルゴリズム戦記(4)
日本初人工知能システムの経験--アルゴリズム戦記(5)
ケチこそアルゴリズム追究の真髄、仏像データベース--アルゴリズム戦記(6)
ヘタの横好きから生まれた「ピカソ誕生秘話-その1」--アルゴリズム戦記(7)
卸探し、パソコンパッケージ事始め「ピカソ誕生秘話-その2」--アルゴリズム戦記(8)
創め言葉(Logos)ありき、言葉は人々を結集する「ピカソ誕生秘話-その3」--アルゴリズム戦記(9)
女神は微笑む、いつの間にかオブジェクト指向「ピカソ誕生秘話-その4」--アルゴリズム戦記(10)
-------------------------------
ユーグリッド原論の世界とマシン語「ピカソ誕生秘話-その5」--アルゴリズム戦記(11)
世界初、プログラムの自動生成「ピカソ誕生秘話-その6」--アルゴリズム戦記(12)
MSより早く、パネルシステムへ「ピカソ誕生秘話-その7」--アルゴリズム戦記(13)
特許取得、ラスター・ベクター変換プログラム--アルゴリズム戦記(14)
創発支援とシミュレーション、1984年eLearning事始め--アルゴリズム戦記(15)
フルオブジェクト指向システムJ-Star Jr.Jシステム開発への参加、日本初テクニカルライティング・チームの立ち上げ--アルゴリズム戦記(16)
花のマックスファクターとの出会い「世界初MMLシステム-その1」--アルゴリズム戦記(17)
ユーザを待たせないアルゴリズムへ「世界初MMLシステム-その2」--アルゴリズム戦記(18)
早く到達しすぎたリッチクライアントシステム「世界初MMLシステム-その3」--アルゴリズム戦記(19)
MMLの終息、そして今へ「世界初MMLシステム-その4」--アルゴリズム戦記(20)
-------------------------------
一日で数億円を稼ぐ株取り引きシステム--アルゴリズム戦記(21)
============================================================
->「アルゴリズム戦記」シリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の「アルゴリズム戦記」シリーズ目次


情報デザイン研究ノートシリーズ目次
============================================================
未確立の学問分野にあえて挑戦
------------------------------------------------------------
快刀乱麻になりうるか--情報デザイン研究ノート(1)
ワーマン考--情報デザイン研究ノート(2)
「ユビキタス」&「リッチクライアント」でおしまいか--情報デザイン研究ノート(3)
リッチクライアントの宣伝--情報デザイン研究ノート(4))
お仕着せの情報デザインからマイ・情報デザインへ--情報デザイン研究ノート(5)
新たな概念提案:IC琵琶モデル--情報デザイン研究ノート(6))
情報デザインのワーキング・パスを明かす--情報デザイン研究ノート(7)
アニミズム的情報デザイン説に微笑む--情報デザイン研究ノート(8)
旧メディア(新聞、書籍)の情報デザイン--情報デザイン研究ノート(9)
WEBデザインにおける3つの重要概念--情報デザイン研究ノート(10)
-------------------------------
7つのナヒゲーション--情報デザイン研究ノート(11)
ワーマン「5つの帽子掛け」再考--情報デザイン研究ノート(12)
WEB情報アーキテクチャの構成要素と実現技能--情報デザイン研究ノート(13)
色と形とテイストと、だれが正しい?、何が正しい?--情報デザイン研究ノート(14)
============================================================
->情報デザイン研究ノートシリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の情報デザイン研究ノートシリーズ目次


情報社会学、予見と戦略シリーズ目次
============================================================
社会が見える、未来が見える、戦略が立てられる。
------------------------------------------------------------
「情報組織学」から「情報社会学」へ--情報社会学、予見と戦略(1)
人類社会は次の激動再編へ--情報社会学、予見と戦略(2)
人類社会成立の予兆、ミクシィ・WEB2.0など--情報社会学、予見と戦略(3)
鍵を握る単位組織=擬似家族--情報社会学、予見と戦略(4)
空間を越えた擬似家族成立の条件--情報社会学、予見と戦略(5)
つまずくWEB2.0、マイスペース、ユーチューブ、ミクシィ、グーグルに暗雲--情報社会学、予見と戦略(6)
直近未来30年の人類史激動の予測図--情報社会学、予見と戦略(7)
世界の富の集中と格差拡大、国民国家の命運--情報社会学、予見と戦略(8)
団塊の世代、退職しても「市民参加型社会への意欲」は続く--情報社会学、予見と戦略(9)
人類究極の目的、種の保存と人々の生命の発露--情報社会学、予見と戦略(10)
-------------------------------
次の激動再編へ、IBM関係者らも一部表明--情報社会学、予見と戦略(11)
参院選自民大敗の人類史的意味--情報社会学、予見と戦略(12)
「闇の職安」は不気味な未来予告、愛知女性拉致殺害--情報社会学、予見と戦略(13)
自警・防犯・軍事の自助組織への準備--情報社会学、予見と戦略(14)
「50歳からの手習いゴルフ」に「団塊シニア賛歌」を寄稿--情報社会学、予見と戦略(15)
福田首相の「生活者・消費者重視」論と「社会的サービスを担う市民」の現実--情報社会学、予見と戦略(16)
『Storm』ワームの犯人逮捕寸前: ネチズンの奮起を促す"ネットアウトロー"--情報社会学、予見と戦略(17)
心の信用収縮の時代の悲しみをバネに--情報社会学、予見と戦略(18)
ご近所の皆さん、出番ですよ--情報社会学、予見と戦略(19)
企業はどうなる、近未来--情報社会学、予見と戦略(20)
-------------------------------
スタグフレーションを乗り越える産業改革を--情報社会学、予見と戦略(21)
原油高倒産、激増--情報社会学、予見と戦略(22)
日本政府(日銀)も世界(ECB)もやっと認めたスタグフレーション--情報社会学、予見と戦略(23)
スタグフレーション不況でも強いもの、技術革新--情報社会学、予見と戦略(24)
米、露、中、…少なくとも主犯は"国"ではない--情報社会学、予見と戦略(25)
2009年年頭に想う、新しい「公」への希望(1)--情報社会学、予見と戦略(26)
古き「公」と新しい「公」、新しい「公」への希望(2)--情報社会学、予見と戦略(27)
金融の役割、新しい「公」への希望(3)--情報社会学、予見と戦略(28)
地中の芽、新しい「公」への希望(4)--情報社会学、予見と戦略(29)
============================================================
->情報社会学、予見と戦略シリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の情報社会学、予見と戦略シリーズ目次


感性的研究生活シリーズ目次
============================================================
知の彷徨、気ままな研究生活。お金のかからない貧乏研究の生態。
------------------------------------------------------------
学会発表-テキストの類似度--感性的研究生活(1)
「久しぶりの学会発表-文字列類似度の汎用的尺度--感性的研究生活(2)
研究発表-技術史教育学会--感性的研究生活(3)
講演すると気持ちいい、「成功するWEB店長の条件」--感性的研究生活(4)
組織破断限界シミュレーションの試み--感性的研究生活(5)
一人にしない教育者と、一人にしない教育を--感性的研究生活(6)
エビデンスに基づく漢方医療へ--感性的研究生活(7)
息子の学会同行--感性的研究生活(8)
田子の浦ゆ打ちいてでみれば--感性的研究生活(9)
志の低い集団は物も言わずに生き残る--感性的研究生活(10)
-------------------------------
情報コミュニケーションの社会性="影響関係"--感性的研究生活(11)
もっと学生にセキュリティ教育を--感性的研究生活(12)
人生観と学習:「エイトキュービックモデル」の提案--感性的研究生活(13)
「美空ひばり学会」を聞く--感性的研究生活(14)
「民学コラボレーション学習」鮮烈デビュー、SH情報文化研究会&次世代大学教育研究会--感性的研究生活(15)
「コラボレイティブ・マネジメント型情報教育」最終発表会兼コラマネフォーラムへの参加--感性的研究生活(16)
スタディ オン ザ ××元助教授の講義内容--感性的研究生活(17)
社会と情報システムの今後、次世代大学教育研究会での発表--感性的研究生活(18)
世界は変わる、OSS(オープンソースソフトウェア)、ネットコミュニティ、ネット共和国--感性的研究生活(19)
「新・田園都市構想」研究会の開催--感性的研究生活(20)
-------------------------------
「自律的相互学習」を聴く、第13回次世代大学教育研究会--感性的研究生活(21)
第2回「新・田園構想」研究会への参加--感性的研究生活(22)
「障害者自立支援とIT教育」:第52回SH情報文化研究会の開催--感性的研究生活(23)
第3回「新・田園構想」研究会への参加--感性的研究生活(24)
「テキスト類似度・飯箸法」がアピール、第16回次世代大学教育研究会「知の発掘」(東京)--感性的研究生活(25)
12月17日、第53回SH情報文化研究会「忘年会」の開催--感性的研究生活(26)
第20回次世代大学教育研究会への参加--感性的研究生活(27)
「仮想会社による学習実践~民学コラボレーション2~」の発表--感性的研究生活(28)
無欲の討論は面白い、第22回次世代大学教育研究会への参加--感性的研究生活(29)
お目当てはありすぎ、情報コミュニケーション学会第5回大会at東京(1/2)--感性的研究生活(30)
-------------------------------
チベトロニカ、情報コミュニケーション学会第5回大会at東京(2/2)--感性的研究生活(31)
職リハなど、身障者就労支援コーディネータ講座(1/2)--感性的研究生活(32)
障害特性とその対応、身障者就労支援コーディネータ講座(2/2)--感性的研究生活(33)
2007日本語プログラミングコンテスト表彰式(第55回SH情報文化研究会)--感性的研究生活(34)
大成功、創造的な問題解決の技法を巡る研究会--感性的研究生活(35)
会場があふれた、ワークショップ「日本語プログラミング」--感性的研究生活(36)
語彙、漢字、検定テスト、第29回次世代大学教育研究会への参加--感性的研究生活(37)
情報コミュニケーション学会第4回研究会での発表--感性的研究生活(38)
2008年度次世代大学教育研究大会「大学教育のイノベーション」への出席--感性的研究生活(39)
早稲田大学教育学部教育学研究科での講義(特任講師)--感性的研究生活(40)
-------------------------------
第58回SH情報文化研究会「新春・夢会議」の快挙--感性的研究生活(41)
民学コラボ3、ゼミ生らの発表、第59回SH情報文化研究会&第32回次世代大学教育研究会--感性的研究生活(42)
ソフトウェア技術者協会教育分科会への参加--感性的研究生活(43)
============================================================
->感性的研究生活シリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の感性的研究生活シリーズ目次


人生に詩歌ありシリーズ目次
============================================================
人には叫びたいときもある。安らぎたいときもある。
------------------------------------------------------------
人生に詩歌あり、絵画あり、筆あり、声あり、魂あり--人生に詩歌あり(1)
櫻花 変化(さくら・へんげ) 五題--人生に詩歌あり(2)
墓参--人生に詩歌あり(3)
たまさかのこと--人生に詩歌あり(4)
花火三題--人生に詩歌あり(5)
台風の前の名月--人生に詩歌あり(6)
冬近し--人生に詩歌あり(7)
六甲山訪問--人生に詩歌あり(8)
それでも冬桜(ふゆざくら)--人生に詩歌あり(9)
============================================================
->人生に詩歌ありシリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の人生に詩歌ありシリーズ目次


街に活力をシリーズ目次
============================================================
わが街の仕事おこしボランティア。
------------------------------------------------------------
仕事おこし、街おこし--街に活力を(1)-復旧記事
学術の森松戸「仕事おこし、街おこし」MLの盛況--街に活力を(2)-復旧記事
町会費あつめのお仕事--街に活力を(3)
市長と学長を引き合わせることに成功--街に活力を(4)
市内の植物工場の見学--街に活力を(5)
「仕事おこし」と「不動産開発」の間--街に活力を(6)
わが街の産業振興、未来型農業と食品加工業--街に活力を(7)
わが街の農業の未来--街に活力を(8)
"農長者"への道あり、ファーマーズマーケットなど、地元の講演会--街に活力を(9)
市と大学、開闢以来の研究委託契約、助役らとの面談--街に活力を(10)
-------------------------------
なれるものなら貧乏でも名医に、ヤブ医者は病(やまい)治(なお)して命を奪う--街に活力を(11)
============================================================
->街に活力をシリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の街に活力をシリーズ目次


交友の記録シリーズ目次
============================================================
ファミリーピープルとのプライベートな交流録。
------------------------------------------------------------
高橋宏東大工教授の最終講義--交友の記録(1)-復旧記事
おじさんとおばさん--交友の記録(2)-復旧記事
オフで会う人たち--交友の記録(3)-復旧記事
「友人の新会社の設立」と「社長の練習」--交友の記録(4)
MOLDAの吉田弘氏のご逝去--交友の記録(5)
3回忌--交友の記録(6)
sohlogさんからブログについて--交友の記録(7)
前田進先生のこと--交友の記録(8)
MOLDAの吉田弘先生を記念する論文賞--交友の記録(9)
國井利泰先生のバースディ・パーティ--交友の記録(10)
-------------------------------
岩田哲夫氏の個展に赴く--交友の記録(11)
友人とその息子、市議会議員--交友の記録(12)
ベトナムにゆく人、山の上ホテルのレストランにて--交友の記録(13)
妻の心の支えと私の老母の出会い、美術文化展--交友の記録(14)
オーレッ!!、名誉教授の数学談義とフラメンコ--交友の記録(15)
TRIZの雄と再会、会談と会食--交友の記録(16)
懐かしき顔、懐かしき歌、中学の同窓会--交友の記録(17)
厳粛壮大な「栗山秀澄大僧正(叔父)」の葬儀への参列--交友の記録(18)
台風到来、大切な出版界の重鎮たちとの会合--交友の記録(19)
國井利泰先生の70歳のお誕生会20070908--交友の記録(20)
-------------------------------
旧友たちとの持ち寄りパーティ20070908--交友の記録(21)
ご当地同窓会20070908--交友の記録(22)
姪の結婚お披露目会--交友の記録(23)
「SPA」に登場、宇宙農業のトップランナー山下雅道教授--交友の記録(24)
南極に進出!、香港、嶋村茂治、植物工場--交友の記録(25)
慶応大学 大岩元教授と古川康一教授の最終講義&公演&パーティ--交友の記録(26)
柏そごう龍生派華道展、老母の出展--交友の記録(27)
ビートたけし君の才能は同窓生の誇り--交友の記録(28)
上野のサクラ、美術文化展、岩田哲夫氏の作品--交友の記録(29)
4月20日、母米寿の祝い--交友の記録(30)
-------------------------------
伏見康治氏の思い出--交友の記録(31)
食あり・酒あり・議論あり、友の入選祝い--交友の記録(32)
関一彦氏のご逝去--交友の記録(33)
4名そろい踏み--交友の記録(34)
東大理学部化学科68年進学組の同窓会--交友の記録(35)
突然ですが、月見の会--交友の記録(36)
林佑子オルガンリサイタル、東京カテドラル聖マリア大聖堂--交友の記録(37)
神戸大学で若き研究者たちと面談--交友の記録(38)
明大紫紺館ラウンジで--交友の記録(39)
秋葉原CHOMP-CHOMP9階「ばんげや」にて--交友の記録(40)
-------------------------------
博多「八千代丸」にて、起業ボランティア--交友の記録(41)
2月14日、東大濱口博研究室OB会--交友の記録(42)
2月25日、ほんとうに久し振りの『かがり火』ふるさと交流会--交友の記録(43)
============================================================
->交友の記録シリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の交友の記録シリーズ目次


オヤジと家族のお料理ライフ シリーズ目次
============================================================
一計を案じて家族もそれぞれ料理自慢になってもらおうと考えた。
------------------------------------------------------------
食は人生の楽しみ--オヤジと家族のお料理ライフ(1)
"間に合わせ食"の解消へ--オヤジと家族のお料理ライフ(2)
食は会話の源泉--オヤジと家族のお料理ライフ(3)
食は元気の元--オヤジと家族のお料理ライフ(4)
めげずにお料理--オヤジと家族のお料理ライフ(5)
人の和の源、お正月料理特別編--オヤジと家族のお料理ライフ(6)
天地(アメ・ツチ)に感謝を込めて--オヤジと家族のお料理ライフ(7)
和のデザインのはじめと今--オヤジと家族のお料理ライフ(8)
庶民的な材料をおいしく--オヤジと家族のお料理ライフ(9)
気の向くままに包丁とキーボード--オヤジと家族のお料理ライフ(10)
-------------------------------
めぐる季節、めぐらす食の知恵--オヤジと家族のお料理ライフ(11)
親父はつらいよ、日本の親父たち、一緒にがんばろう--オヤジと家族のお料理ライフ(12)
ひそかに再開、オヤジ流の紹介から--オヤジと家族のお料理ライフ(13)
老母の体重がもどる--オヤジと家族のお料理ライフ(14)
白菜とベーコンのトロトロ煮、肉じゃが、息子の作品--オヤジと家族のお料理ライフ(15)
サツマイモと油揚げとゴボウ、奥さんの作品--オヤジと家族のお料理ライフ(16)
ポトフ風ソーセージと野菜煮込み--オヤジと家族のお料理ライフ(17)
サワラの味噌炊き、格別の味--オヤジと家族のお料理ライフ(18)
コノシロづくし、白焼き・カラアゲ・酢締め--オヤジと家族のお料理ライフ(19)
タケノコづくし--オヤジと家族のお料理ライフ(20)
-------------------------------
姪夫婦主催のバーベキューパーティ--オヤジと家族のお料理ライフ(21)
おなごもすなるお料理なるものをおのこも・・・--オヤジと家族のお料理ライフ(22)
三重県立相可高校の食物調理科に感動--オヤジと家族のお料理ライフ(23)
============================================================
->オヤジと家族のお料理ライフ シリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部のオヤジと家族のお料理ライフ シリーズ目次


我が家の愛犬様シリーズ目次
============================================================
はなはだ乱暴者だが、憎めないわが友。家族みんなの元気の素。
------------------------------------------------------------
独創力の創り方(1)
-------------------------------
我が家の愛犬様(1)
「こわもて」の「ごろにゃん」--我が家の愛犬様(2)
出会いのころ--我が家の愛犬様(3)
かわいい迷い犬--我が家の愛犬様(4)
よかった! 迷い犬の飼い主登場--我が家の愛犬様(5)
迷い犬の飼い主親子たちが尋ねて来た--我が家の愛犬様(6)
メス犬大好き--我が家の愛犬様(7)
家族を救え--我が家の愛犬様(8)
夜明けの散歩、巨大犬との遭遇--我が家の愛犬様(9)
うれしい! 怖い! 大雪!--我が家の愛犬様(10)
-------------------------------
メッ!、拾い食い--我が家の愛犬様(11)
正座で叫ぶ、クリクリ目--我が家の愛犬様(12)
草原に生きる習性--我が家の愛犬様(13)
さびしくとも頼もしく親離れの始まり--我が家の愛犬様(14)
我輩は愛犬様である--我が家の愛犬様(15)
一緒に走るのって、好き!--我が家の愛犬様(16)
脇の下に顔、親離れ失敗--我が家の愛犬様(17)
愛犬様は声楽家?!、モーツァルトで歌う--我が家の愛犬様(18)
大好物は「干し芋」と「お米ご飯」、和犬の証明?--我が家の愛犬様(19)
専守防衛、咬ませ犬を撃退--我が家の愛犬様(20)
-------------------------------
ボクを一人にしたら許さないゾ! ぷんぷん、カミカミ!--我が家の愛犬様(21)
台風の中の大冒険--我が家の愛犬様(22)
春、モグラに吼える--我が家の愛犬様(23)
ボク(愛犬様)の綱さばき--我が家の愛犬様(24)
空中停止の術、バタバタ、バタバタ、ホバリング見事!--我が家の愛犬様(25)
ジェラシー!!(そんなわけ、ないか) 妻に向けた目がキラキラしている--我が家の愛犬様(26)
携帯電話でも、「オウチッ!」は急タ~ン--我が家の愛犬様(27)
ひゅ~、ひゅ~、ポシャン、水漏れ? 寝言--我が家の愛犬様(28)
おにぎりチョウダイ、河原のレジャー--我が家の愛犬様(29)
お二階までの大冒険--我が家の愛犬様(30)
============================================================
->我が家の愛犬様シリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の我が家の愛犬様シリーズ目次


妻が、車に撥ねられるシリーズ目次
============================================================
犯人の車が突然右に寄せて妻を跳ね上げた。
------------------------------------------------------------
独創力の創り方(1)
-------------------------------
妻が、車に撥ねられる(1)-復旧記事
希望はあるが、よい状態ではないらしい--妻が、車に撥ねられる(2)-復旧記事
脳挫傷、脳内出血あり--妻が、車に撥ねられる(3)-復旧記事
弁護士S先生へのメール--妻が、車に撥ねられる(4)-復旧記事
Oさんからの激励メール--妻が、車に撥ねられる(5)-復旧記事
未発掘につき、車に撥ねられる(6)・(7)=欠番
妻のパジャマ--妻が、車に撥ねられる(8)-復旧記事
弁護士さんとの打ち合せなど--妻が、車に撥ねられる(9)-復旧記事
現場の見取り図--妻が、車に撥ねられる(10)-復旧記事
-------------------------------
被害者の夫の調書--妻が、車に撥ねられる(11)-復旧記事
後頭部の裂傷について--妻が、車に撥ねられる(12)-復旧記事
自宅に1泊、妻の外泊許可--妻が、車に撥ねられる(13)-復旧記事
退院なかなか--妻が、車に撥ねられる(14)-復旧記事
年があけて--妻が、車に撥ねられる(15)
人命救助で思うこと--妻が、車に撥ねられる(16)
またも類似犯--妻が、車に撥ねられる(17)
事件は風化しない--妻が、車に撥ねられる(18)
交通事故を装った犯罪の抑止へ--妻が、車に撥ねられる(19)
「厳罰化」は事故に見せかけた犯罪の抑止に効果があったか--妻が、車に撥ねられる(20)
-------------------------------
大阪の類似犯、手口がそっくり--妻が、車に撥ねられる(21)
今度は「通報受けるも出動せず」、妻も怒る--妻が、車に撥ねられる(22)
============================================================
->妻が、車に撥ねられるシリーズ目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部の妻が、車に撥ねられるシリーズ目次


その他、シリーズ外の目次
============================================================
シリーズに入らない、いろいろ。
------------------------------------------------------------
「琵琶」の復旧版から「鐘の声」へ--その他、シリーズ外の記事
琵琶スタート--その他、シリーズ外の記事-復旧記事
昨日、夜半過ぎまでの作業--その他、シリーズ外の記事-復旧記事
知能的ウイルス対策ソフトを!!!!--その他、シリーズ外の記事-復旧記事
松田新平氏、逝く--その他、シリーズ外の記事-復旧記事
新春に想う--その他、シリーズ外の記事
「優しい」と「親切」の間--その他、シリーズ外の記事
若者の展望-年収200万円以上の男性なら結婚するか--その他、シリーズ外の記事
緊急、緊急、、、わが仕事--その他、シリーズ外の記事-復旧記事
問題発見ゼミ、決意のスタート--その他、シリーズ外の記事
-------------------------------
ブログの進化・発展--その他、シリーズ外の記事
私の個人のホームページの開始--その他、シリーズ外の記事
びっくり、第三者のサイトKarettaに、このブログの3つのシリーズがエントリしている。--その他、シリーズ外の記事
Karettaに、さらに私のブログの2つのシリーズが追加エントリされている--その他、シリーズ外の記事
いつのまにか、このブログは携帯にも公開--その他、シリーズ外の記事
"彼"が、まさか、「明治大学と言えば」の有名人37位(?!)--その他、シリーズ外の記事
"S-O-V"も"O-S-V"も、日本語への目覚めころ--日本語の探検(1)--その他、シリーズ外の記事
苦楽あり、「鐘の声」に300の記事--その他、シリーズ外の記事
迷信「アルタイ語説」を越えて--日本語の探検(2)--その他、シリーズ外の記事
「独創力の創り方」シリーズが、Karetta人気情報に取り上げられた--その他、シリーズ外の記事
-------------------------------
妻の郷里の一大イベント--その他、シリーズ外の記事
ついに、「鐘の声」に400の記事--その他、シリーズ外の記事
「鐘の声 ブログ」総合案内(目次)--その他、シリーズ外の記事
============================================================
->その他、シリーズ外の目次トップに戻る
->総合案内(目次)トップに戻る
=>外部のその他、シリーズ外の目次


琵琶


(補1)「鐘の声 ブログ」はリンクフリーです。ただし、「鐘の声 ブログ」の記事の一部または全部を引用または翻案して、公的に発言または発表される場合は、事前にメール等でお知らせください。[→連絡先]
(補2)この記事が含まれるシリーズの記事の一覧は下記(別サイト)のとおりです。
  その他、シリーズ外の記事一覧 (GO!)
(補3)ブログ「鐘の声」には、10個ほどのシリーズとシリーズ以外の一般記事があります。シリーズの全体構成やシリーズ別の記事一覧は下記(別サイト)にあります。
  ☆「鐘の声」の全体構成(「鐘の声 ブログ」記事マップ)☆ (GO!)

ソフトウェア技術者協会教育分科会への参加--感性的研究生活(43)

2009/02/19
ソフトウェア技術者協会教育分科会への参加--感性的研究生活(43)

2009年2月18日、ソフトウェア技術者協会教育分科会の2月月例会に参加しました。
この会には私にとって初参加である。
実は、SH情報文化研究会にもよく参加してくださるランドッグ・オーグの平野正喜氏(第58回SH情報文化研究会「新春・夢会議」など)のお誘いによるものである。
なんといっても、お誘いメールの書き出しが、よかった。

平野正喜氏からのメールの書き出し部分。
--------------------------------------------------
今度は四谷三丁目で一杯やりませんか?
ということで、今回は、私が参加しておりますソフトウェア技術者協会・
教育分科会のイベントへのお誘いです。
この会では、毎年2月に私が当番でIT教育&資格の研究会を行っています。
詳細は下記の通りですので、ご都合が宜しければ是非おいでください。
話題提供者の劉さんに加えて、IT教育に関わるキーパーソンが参加して、
それぞれの立場からの討論を展開する会になる見込みです。
なお、20時以降の懇親会からの参加でも構いません。
--------------------------------------------------
こんなお誘いではゆかないわけにはいかない。
私が主催する、SH情報文化研究会は参加費無料だが、この会は参加料が1000円である。この程度の会費は惜しくない。

会の概要は下記の通りである。
=============================================
ソフトウェア技術者協会 教育分科会 2月月例会
=============================================
資格試験の実施形態に関わる戦略的な意思決定
・・・
― AHP による合理的な支援の試み ―
■ 日時: 2009年2月18日(水) 18:30~20:00
■ 場所: SEA会議室(四谷三丁目) SEA会議室は廊下寄りに変わりました。
http://www.sea.or.jp/Maps/Yotsuya.html
■ 話題提供者: 劉 東岳  (プロメトリック株式会社)
■ 月当番: 平野 正喜 (ランドッグ・オーグ)
■ 参加費: ¥1,000(SEA会員、一般、学生とも)
※月例会終了後、有志による懇親会を開催します。(別途実費)
=============================================
研究会というよりも技術者の学習会という雰囲気の会合である。
劉 東岳(プロメトリック株式会社)さんは、以前からお目にかかっているし、別の研究会(「次世代大学教育研究会」)でお話もうかがっている。
お話の内容は、以前にうかがったこととほぼ同じだったので、よくわかった。
会場に、やや遅れて到着すると、会はすでに始まっていた。平野さんのほかに、廣澤先生(法政大学、明治大学)、矢ヶ部先生(跡見学園大学、東洋大学)らの知っている顔が見えた。かれらも、SH情報文化研究会つながりで平野さんに呼び出されたらしい。
そういえば、別の研究会でもお話を聞いたことがある多賀万里子女史(富士通(株)、熊本大学院生)の姿もあった。

さてさて、むしろお目当ては懇親会である。
私の名刺が残りわずかだったので、少し消極的にしていた。興味深い人々が多かったのだが、名刺交換できた方はごく限られている。
順不同で、ここに掲載する。
(株)ウィズアドの武松弘和社長
NECネッツエスアイ(株)米島博司教育課長
東京書籍印刷(株)成沢一浩企画編集課長
リコーテクノシステム(株)森泉(もりずみ)清様
ほか

企業研修や資格研修に関心のある方たちの集まりで、大学人の集まりのように、互いに傷つけあわないという「腫れものに触るような議論」ではなく、忌憚のない意見交流の場が実現しているようだった。
大学教育教師の集まりでもなく、システム開発や情報発信の現場技術者の集まりでもない、独特の空気がある。
いつも参加するのは難しいが、テーマによってはこれからも参加してみたいと思う。
懇親会は、近くの中華料理のお店で行われた。飲んで食べて3000円はお安い。カニ玉がメチャクチャおいしかった。紹興酒をやや多めにいただいたが、二日酔いにはならなかった。
楽しい集まりの後は、気分が爽快である。
今朝の目覚めはさわやかである。

△次の記事: 感性的研究生活(44)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2009/03/post-5227.html
▽前の記事: 感性的研究生活(42)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2009/02/359sh--42-fe40.html


琵琶

(補1)「鐘の声 ブログ」はリンクフリーです。ただし、「鐘の声 ブログ」の記事の一部または全部を引用または翻案して、公的に発言または発表される場合は、事前にメール等でお知らせください。[→連絡先]
(補2)この記事が含まれるシリーズの記事の一覧は下記(別サイト)のとおりです。
  感性的研究生活シリーズの記事一覧 (GO!)
(補3)ブログ「鐘の声」には、10個ほどのシリーズとシリーズ以外の一般記事があります。シリーズの全体構成やシリーズ別の記事一覧は下記(別サイト)にあります。
  ☆「鐘の声」の全体構成(「鐘の声 ブログ」記事マップ)☆ (GO!)

ついに、「鐘の声」に400の記事--その他、シリーズ外の記事

2009/02/18
ついに、「鐘の声」に400の記事--その他、シリーズ外の記事

今回で、この「鐘の声」の記事数が400に達する。
300の記事になったとの記事を書いたばかりのような気がするが、もう400件の記事になっている。

シリーズごとの件数は現時点で以下の通りである。
独創力の創り方シリーズ 記事数19件
心理、教育、社会性の発達シリーズ 記事数77件
社長の条件シリーズ 記事数41件
アルゴリズム戦記シリーズ 記事数21件
情報デザイン研究ノートシリーズ 記事数14件
情報社会学、予見と戦略シリーズ 記事数29件
感性的研究生活シリーズ 記事数42件
人生に詩歌ありシリーズ 記事数9件
街に活力をシリーズ 記事数11件
交友の記録シリーズ 記事数42件
オヤジと家族のお料理ライフシリーズ 記事数23件
我が家の愛犬様シリーズ 記事数30件
妻が、車に撥ねられるシリーズ 記事数20件
その他、シリーズ外 記事数22件

わけがあって、途中で失われた記事があることは、300件の記事で、述べたとおりである。
とくに、「妻が、車に撥ねられるシリーズ」には2件の欠番がある。
その他のものもあるはずなので、上記の記事数に数件を加えたものが書いた数にはなるだろうが、現存する記事は上記のとおりで、合計が400となる。

現在は、13種類のシリーズがあるが、300件の記事のころは、11種類のシリーズだった。
増えたシリーズは、2つであり、次の通りである。
独創力の創り方シリーズ 記事数19件
人生に詩歌ありシリーズ 記事数9件

なお、300件の記事と今回の「400件」の記事との間に、記事の最後にある補足を大幅に整理した。「(補2)」にすべてのシリーズを書いていたが、シリーズが追加されるたびに400件近い記事の中をすべて書き直すのはつらくなったので、外部の紹介サイトに任せることにしたのである。

今、よく読まれているシリーズを順にあげたいところだが、残念ながら正確な統計はない。
印象で言うと、次のような順になる。
心理、教育、社会性の発達シリーズ 記事数77件
社長の条件シリーズ 記事数41件
交友の記録シリーズ 記事数42件
妻が、車に撥ねられるシリーズ 記事数20件
独創力の創り方シリーズ 記事数19件
アルゴリズム戦記シリーズ 記事数21件
情報デザイン研究ノートシリーズ 記事数14件
情報社会学、予見と戦略シリーズ 記事数29件
感性的研究生活シリーズ 記事数42件
街に活力をシリーズ 記事数11件
オヤジと家族のお料理ライフシリーズ 記事数23件
我が家の愛犬様シリーズ 記事数30件
人生に詩歌ありシリーズ 記事数9件

記事の数ともいくらか相関があるような気がする。
人生に詩歌ありシリーズは、私の歌が下手なのか、始まって間もないせいなのか、私のブログに詩歌を期待する人がいないだけなのか、アクセス数が今のところいちばん少ないように思われる。

いちばんアクセスが多いのは、心理、教育、社会性の発達シリーズ 記事数77件 である。
続いて多いのは、社長の条件シリーズ 記事数41件 である。
現実の私の活動も、大学教員としてのものと社業にかかわるもののほぼ2つになる。他の活動はそれらの合間の活動であったり、余技だったりする。現実を投影しているのだろうとも思われる。
これらに続くのは、ネットネーム「琵琶」とは何者? と関心を持っ手いただいた方が多いのか、交友の記録シリーズ 記事数42件 である。

いずれにしても、なん度もくじけそうになりながら、このブログを続けてこれたのは、読者の皆様のおかげである。1か月も何も書かない空白の期間が続いても、アクセスがほぼ平均していただけていたりするので、読者のみなさんとは本当にありがたいと心の中で手を合わせる思いである。

300件の記事でも書かせていただいたが、この記事を書き始めたころは、読み手は私とごく親しい数名に限られると想定したいた。
私は、ただひたすら、派手派手しい宣伝もせず、これからもひそかに思うところを書き続けるつもりである。
ご迷惑と思われます方は、このブログをわざわざお開きになることはおやめになり、そっとやり過ごしていただければ幸いです。興味のある記事が目に入ったらどうぞお読みください。
ご常連の読者の皆様、本当にほんとうに、ありがとうございます。皆さんのおかげで、萎えがちな気持ちを掻き立てながら、今日を迎えることができました。これからもなにとぞよろしくお願い申し上げます。
これからも、浅学非才にして心弱き者のつぶやきに、おつきあいをいただければ幸いです。

琵琶


(補1)「鐘の声 ブログ」はリンクフリーです。ただし、「鐘の声 ブログ」の記事の一部または全部を引用または翻案して、公的に発言または発表される場合は、事前にメール等でお知らせください。[→連絡先]
(補2)この記事が含まれるシリーズの記事の一覧は下記(別サイト)のとおりです。
  その他、シリーズ外の記事一覧 (GO!)
(補3)ブログ「鐘の声」には、10個ほどのシリーズとシリーズ以外の一般記事があります。シリーズの全体構成やシリーズ別の記事一覧は下記(別サイト)にあります。
  ☆「鐘の声」の全体構成(「鐘の声 ブログ」記事マップ)☆ (GO!)

2月14日、東大濱口博研究室OB会--交友の記録(42)

2009/02/16
2月14日、東大濱口博研究室OB会--交友の記録(42)

目次
はじめに
1.濱口研究室の思い出
(1)原子炉利用申請の失敗
(2)HAPへの浮気
(3)濱口教授の一言
(4)US-Stadard-RockのActivation Analysisの日々
(5)当時のコンピュータ事情
(6)計量化に成功
(7)英語論文
(8)教授会の審査結果
(9)卒業10年後
2.2日前のパーティ

はじめに
2月14日(土)、私は、時間を気にしながら東京駅のホームから階下にかけ下り、北口を目指した。
駅は工事中で防護膜が張り巡らされている。普段と様子が違うので、ややうろたえながら、案内表示を探しながら改札を出る。目指すは丸の内オアゾ、比較的新しいレストランビルである。この5階にチャイニーズレストラン「ジ・オーキッド」がある。改札口を出るとやや小ぶりながらこじゃれたビルが目に入る。
私は、東大理学部化学科の濱口研にお世話になるとともに、10年後には東大理学部情報科学科の國井研にご厄介になっている。國井研についてはこのブログでも何回か触れた(123)が、濱口教授にふれた記事は1件だけでほとんどなかったかもしれない。
この日、実に久しぶりに、大学の最初の研究室である東大理学部化学科濱口博研究室のOB会が行われたのである。

濱口教授はなくなって十数年、今は、当時の助教授だった馬淵久夫氏(現オルガニスト協会会長、くらしき作陽大学名誉教授)を囲む会となっている。幹事はコージャスなことに、当時は助手だった元防衛大学学長の菅野等氏である。 (目次に戻る)

1.濱口研究室の思い出
この研究室のことを語るには、私の卒業研究について話さなければならない。
私は、1971年10月の末日まで、東京大学理学部化学教室の放射化分析研究室(濱口博教授)に所属していた。(目次に戻る)
(1)原子炉利用申請の失敗
卒業研究はUS-Standard-Rockの一番深い地層のRareEarths(希土類元素)の分析だった。先行するチャレンジはいくつかあったが、検出限界以下という報告ばかりだった。これを私は濱口教授に言われるままに立教大学の原子炉で2度挑戦したが検出できなかった。それではということになって、当時の日本では最も強力な東海村原子炉の中性子線フラックスを使用して放射化分析を行ってなんとか検出しようということになった。今にして思えば極めて挑戦的な仕事だった。しかし、当時の私は、この仕事にそれほどワクワクしておらず、教授が与えてくれたテーマだから仕方なく取り組んだといういささか不心得な学生だった。しかし、この仕事は、その後、いろいろな意味で幾重にも困難か待ち構えていた。まず、東海村の原子炉を使用させていただくには、教授から使用願いを出して順番を待たなければならなかったのだが、肝心なそのとき濱口教授が突然アメリカに長期出張となってしまった。申請書類が出ていないと直後に判明して、当時の研究室の馬淵久夫助教授や菅野等助手・小沼直樹助手、また研究室の有能な教授秘書の菊池女史が奔走してくれたのだが、教授の印鑑を押された書類が整わなかった。帰国後に対応するから待て、という指令がアメリカから来てひたすら待つ以外になかった。その結果、卒業が3月末ではなく10月末日ということになったのだが、遅れたことを感謝こそすれ、恨んだことはない。卒業が延びた分だけ、たっぷりと知的好奇心を満たす至福の時期を楽しめたのだから。(目次に戻る)
(2)HAPへの浮気
そのころ、実は、私は、ひそかにHAP(Hydrated Antimony Acids)という物質が気になっていた。この物質は、六塩化アンチモン(液状の物質)の液滴を、蒸留水に、ゆっくりとポタリポタリと滴下すると、水中に白雲が爆発的に広がりやがてその白雲状の物質がゆっくりと沈下してゆく。その白色の沈殿物を集めて、バットに広げて加熱乾燥するとカルメ焼き状の物質ができる。簡単に砕けるので、粒状に砕いたものをカラムにつめて、ヒトの血液検体などを流下すると、見事にナトリュウム(Na+)だけが除去されるのである。除去効率は極めて高く、他の元素や物質は完全に通過するので、放射化分析では多量のアルファ線を発して他の元素のピークを隠してしまうNa+を、他の物質に影響することなく取り除くというすぐれものであった。Na+をいっぱい含んだHAPのカラム残に過塩素酸などの強酸を流すとNa+がきれいに除去されるという性質もわかっていた。
なぜ、HAPがそんな働きをするのだろうか。当時の化学の常識では判断しようがなかった。文献をあさると、焼きあがった状態でのSb(アンチモン)とO(酸素)の組成比と、結晶化しないので粉末法によるX線構造解析での結果、すなわちSb-Sb間の距離らしきピークだけがわかっていた。Sbの外郭電子の軌道は安定的に正八面体の頂点方向にあることは間違いがないと思われた。私は、来る日も来る日も、大学ノートに分子のモデルを作って計算した。Sb-Sb間の距離の測定結果を満たして、Sb(アンチモン)とO(酸素)の組成比を満たす構造は、唯一つ、これに違いないとの目星がついた。それは、水中に六塩化アンチモンを滴下した瞬間にできた化合物(六水酸化アンチモン)が重合し水分子が除去された形に違いない。無機化合物で縮重合体ができるなどとおっしゃっている化学の権威者は一人もいなかった時代のことである。縮重合は有機化合物にしかありえないと思われていた時代のことである。さて、その先は、推測の世界である。カラムに詰められて水和したこの化合物は、どうなるだろうか。縮重合したポリ化合物(当時は無機のポリ化合物という概念はなかったので、このことを言い出すには相当な勇気がいった)がもう一度水和してファンデルワールス力で酸素原子同士が結びついていると仮定したらどうなるだろうかと考えてみた。水和した無機化合物の立体的なポリマーがそこにはできたも同然である。Sbの周りに密集した酸素原子とその中間を激しく行き来する水素原子という複雑な網目構造が出来上がる。この仮定の下に、酸素原子の隙間が多数生まれることになる。部分部分で何通りかの隙間の形が出来上がるのだが、その一つにNa+の大きさとぴったり一致するものがあったのである。実は、そんな穴があるのではないか、と狙って計算していたのである。この結果が出た時、私は飛び上らんばかりに喜んだ。強酸によってNa+が放出されるメカニズムも推定できた。そのメカニズムが正しいとすれば化学的に分離が困難なニオブとタンタルが簡単に分離できるなど多数の予測もできた。それらの予想は先輩研究者が数年後実験によって確かめたことが知られている。同室で同年配の若い学徒だった野津氏-柳田氏などに話すと、面白いと言ってくれた。しかし、当時の無機化学の常識を覆す仮定の数々を含むモデルをどう説明してよいものか、途方に暮れていることも何度もこの若き頭脳に助けを求めて口走った。彼らは、アメリカから帰ったばかりの小沼助手と相談することを勧めてくれた。小沼氏はNASAですでに輝かしい成果を上げた後の凱旋であり、私から見たら当時は近寄りがたい存在だった。
小沼氏は、私の話をじっと聞くと、「中身はまだよくわからない。しかし、これだけは言っておく。仮説を立てて証明する、という枠組みで行け。私も"小沼仮説と証明"という枠組みで研究発表を度々やってきたんです。仮説はどうやって作ったかの説明はいらないんだ。アプリオリに仮説を示してその証明を示せばよい。いいかい、仮説、仮説、仮説だよ」と言う。この言葉に私はどんなに勇気づけられたかわからない。私は、計算結果を書き込んだ数冊のノートを自宅に抱えて持ち帰ると、卒論提出用の原稿用紙にひたすら書き続けた。計算式がやたらと多い論文らしいものが出来上がった。470枚強の卒業論文だった。小沼氏、野津氏、柳田氏、中村氏などの前で練習発表し、レビューしてもらった。断定はできないが、あとは濱口教授のご判断次第だというのが、皆さんのご意見だった。(目次に戻る)
(3)濱口教授の一言
その後、アメリカから帰った濱口教授に、その論文を見せて卒業させてほしいと願い出たところ、教授は黙って私の話を聞き終わると「君の考えはわかった。しかし、この君の論文を評価することは専門外の私にはできないので、評価してもらいたいならば別の研究室に行きなさい。そして、もし、この研究室から卒業したいならば、US-Stadard-RockのActivation Analysisを完成させなさい。・・・(二人とも長い沈黙)・・・、私も定年が近いので、君がこの仕事をやってくれなければ、もうやる機会はないだろうから、一生の心残りになる」とおっしゃったのである。最後の一言は、私の胸を突いた。「わかりました。US-Stadard-RockのActivation Analysisをやらせてください」と私は言う以外になかった。そして、その瞬間、3月末卒業の予定は雲散霧消したのだった。(目次に戻る)
(4)US-Stadard-RockのActivation Analysisの日々
それから、新しく購入する最新式のActivation AnalysisのGe(Li)測定器のマニュアル、出力データの解析法などの文献を読み漁る日々となった。菅野等助手、高橋宏先輩、横山太郎研究員などが文献はそろえてくれた。これから分析しようとしているサンプルには極めて微量のRareEarthsしかない、または全く存在しないかも知れないのである。何も出なければ、卒業もできないかもしれないという切羽詰まった思いも募ってくる。それまで立教大学の原子炉で行った数度のトライでもそれらしいピークは見つからなかった。立教大学の原子炉よりは格段に強力とは言え、東海村の原子炉を使っても、はたして目指すピークが出るだろうか。出てもバックグラウンドのランダムピークは大きいので、見つけにくいだろうし、たとえ見つけても数量的に算出が困難かもしれない、ピークの統計処理の方法に良いものはないだろうかと、悩ましい日々を過ごしていた。
ある日、高橋宏先輩がドイツ人の論文のコピーを持ってきて、ここに書いてあるのが役に立つかもしれないよ、という。ありがたかった。ドイツ語の辞書と首っ引きの毎日が続いた。なるほど、それまでのピークの数量化計算法は、矩形近似か三角近似だった。この新しい論文は2次式近似だった。その場合、淡いピークでも0.5けた~1けたほど精度が上がりそうだった。
間もなく、東海村の原子炉がつかえる日がやって来た。まずは、あらかじめすりつぶして調整した試料を届けに行き係りの研究員に設置を依頼する。2か月ほど中性子線を浴びさせて放射化して取り出すのである。いよいよ取り出させた試料を扱える日がやってきた。泊まり込みでの実験である。強い放射能をもつ試料をるつぼで溶かして岩石の化学分析のスキームをだどって分離してゆく。試料はフード付きのドラフトに入れて、手前にはうず高く鉛のブロックを積んで人体に放射能が当たるのを少なくしようという環境である。胸に付けた放射線感度フィルムがすぐに真黒になるので、こっそりはずしておくのだと同行してくれた先輩が教えてくれたりした(もちろん、いけないことで、お若い人は真似してはいけません)。この先輩は、そばで、「あ~ぁ、鉛のふんどしがほしいな」とおっしゃっていた。
さて、余分な元素が多く混じっていれば目指す希土類元素のピークが隠されてしまう。精製を進めすぎると目指す希土類の収量が少なくなってピークがでなくなる。精製を止めるべき勘どころは濱口教授の長年の勘によるべき所が大きい。普通、このような実験に教授が付き添うことはほとんどないということだったが、あえて追加の留年をさせた学生だったからか、濱口教授も遅れて東海村に入って私と並んで精製を始めた。途中までの収量を比較すると濱口教授のほうが私の成果物より2.5倍も多い。なんということだろう、同じようにしているはずなのに、名人とはこんなにすごいのか、と感服した。
この日、作業が終了したあと、すでに夜が白みかけたころ、外に止めてあった車で、濱口教授が持参した奥様お手製のおにぎりをいただいたことが思い出される。その後、明け方に散策した付近の松林で見た衝撃の光景については、ここでは書かない。その後の私の人生を狂わせることになる光景を目にしてしまったのである。
"原子力は安全だから危険性に対する対処はしない"から"原子力の安全性研究に国家予算を使うべき"に移行を図った伏見康治元学術会議議長の考えに私が共鳴した下地になった出来事だった。
最後の工程となる検出器には両者の抽出物を併合してセットすることにした。なんと、私の卒論なのに、計測対象となった精製物は濱口教授のご助力分のほうが多かったのである。どう考えても恥ずかしかったが、ご好意に甘える以外に結果がだせる自信はなかった。
Ge(Li)検出器は東大本郷キャンパスにある。取って返すと、テクニシャンの方に測定をお願いした。
データが出来上がってくると、同一サンプルを数十回測定した結果があった。実は"できれば100回の測定"をお願いしたのだが、まともに採れたデータは70回分程度だっと記憶している。
そのうちのいくつかをグラフ用紙にプロットしてみるも、まったくそれらしいピークらしいものは出ていない。ランダムピークがあるだけである。今ならばグラフを描かせるくらいはパソコンであっという間であるが、当時はすべて手作業だった。
全部のデータを足して見ることにした。足し合わせた結果をプロットしてみると。何やらピークらしいものがかろうじて見えなくもない。ランダムピークが足し合わせることで相殺されて相対的に小さくなったためである。しかし、これまでの報告事例から見れば見掛け上この程度のグラフからは「検出限界以下」とされているものがほとんどである。実際に計算して、計算値が得られるかどうかが勝負である。想定するピークの位置を少しずつずらして、十数ケースもの当てはめ曲線を仮定し、ニュートン近似で2次曲線を当てはめ、ピークの面積を求めてゆく。ピークの下のベースラインの推定も同時に計算で求めなければならない。精度を上げるために、私は、当該ピークが2つコブであることに目をつけ、2つの放物線を同時に当てはめるという工夫を加えた。それは組み合わせの爆発が起きて計算量を一気に増大させることになった。それらの計算は、手回し式の計算機で実行されたのである。大学ノート20冊分はつぶしたと思う。それより、回す腕が痛くて、手が上がらなくなり、食事の箸もままならないことがしばしばだった。卒論の思い出と言えば、腕が痛かった、という思いが一番である。(目次に戻る)
(5)当時のコンピュータ事情
大型計算機センターはすでに存在していたが、学生は申請しても2~3か月待ちという状況でなかなか使用できない。(実は隣の研究室の)先輩らに教えてもらいながら、初めてFORTRANでプログラムを作り、準備はしたものの、律儀に申請の許可が下りるのを待っていたら卒論が何年かかっても終りそうにない。このとき、(隣の研究室の)先輩らから、TinyLISPをFORTRANで組むというプロジェクトに参加することを求められた。その成果は日本初のLISPになったものである。私の役回りは無料のアルバイトのようなものである。当時のFORTRANⅡでは、文字(Character)を1つずつしか扱えないので、任意長の文字列を読み込めるようにするためのサブプログラムを書くというお仕事だった。結果としてお役に立ったのかどうかはわからないが、その代りに、教授たちの目を盗んで比較的自由に計算機を使わせていただけた上に、カードパンチのやり方から、紙テープ化する申請の仕方までをすべて教えていただいた。その後多大な御世話をいただくことになる計算機センターの技師長の安楽氏と顔見知りになったのもこのころである。休日の計算機の起動はイニシャルプログラムローダの起動から、自分でやらねばならなかった。学部の学生でそんな体験をさせていただいたのは私ぐらいなものだっただろう。
そういえば、約2000枚のプログラムカードを階段下に落として、悲嘆にくれたこともあった。
そんなこんなでジタバタしても結局計算の大半は手回し式の計算機で済ませた。コンピュータでの計算結果は2-3ケースにとどまったと思う。(目次に戻る)
(6)計量化に成功
結果は、誤差の範囲を明記して数字をあげることに、なんと! 成功したのである。
誤差は一けた目に食い込む程度の大きさとは言え、含有率の桁数までは特定できたのである。(目次に戻る)
(7)英語論文
さて、この仕事は国際プロジェクトの一環なので、当然だが英語の論文にして提出しなければならない。
英語に堪能な横山太郎先輩、高橋宏先輩らの叱咤激励を受けながら、なんとか英文で書きあげて、濱口教授に提出すると、翌日、秘書の菊池女史から、あなたの英語を濱口先生が直していらっしゃるわよとささやいてくれた。叱られるのかなと心配していると、翌週の月曜日、案の定濱口教授から呼び出しを受けた。修正箇所を真っ赤にした私の原稿を見せて、「これをこれから秘書の菊池さんにタイプで打ちなおしてもらうからね。君はもう少し英語を勉強しなければだめだな」と予想通り叱られた。と言っても、怒られた気はしなかった。「誤差が大きくて、報告に値するかどうか心配なのですが」と私が言うと、濱口先生の目が笑って「いや、桁が確定しただけでも大きな成果だ」と言っていただいたのである。まぁ、内容はほぼ良いが英語がダメということらしかったので、内心ほっとしたというのが正直なところだった。
この言葉が、社会に出てから私が英語とフランス語の学校に通うことになる後押しにもなった。(目次に戻る)
(8)教授会の審査結果
教授会の審査は、予定よりも1か月も余計にかかった。結果を待つ間、私は(人並みに)気が気ではなかった。
濱口教授からやっとお呼びがかかって、お部屋にうかがうと、濱口教授は「君は、やはり大学に残る気はないのか」とまた聞かれた。以前にも何度か聞かれて、私はお断りしていた。私はこの時も、「はい、早く社会に出たいと思います」と述べた。「そうか、君の論文は2つとも合格である」と宣言するようにおっしゃった。「HAPについては、私にわからないので最初は斎藤信房先生に審査をお願いしていたが結局のところ佐々木行美先生が審査してくださった」と付け加えた。「君が望めば佐々木行美先生に紹介することもできたのだがね」と残念そうにおっしゃった。その時、その意味が私に理解できなかったことを今では少し悔やんでいる。(目次に戻る)
(9)卒業10年後
私は、卒業10年後、勤務した出版社を退職し、大学に舞い戻った。当時の教授や助教授だった方がたにごあいさつをして歩いた。多くの先生方はHAPのことを覚えていて、話題にしてくれた。US-Standard-Rockのお話はまったくと言っていいほど出なかった。なんだか濱口教授に申し訳ないように感じて、HAPについては毎回できるだけ話題をはぐらかした。
佐々木行美教授は、「私が、クラスター化合物やモレキュラシープの仕事をするきっかけの一つが、あの君の卒論だったのでね。忘れたりはできない。いつも、君の論文は、ここに置いて、時折見ているんだよ。君が卒業するときに、私の研究室を選んでくれるのを期待していたというのが本当のところでね」とおっしゃってくださった。リップサービスだったかもしれないが、当時、退職によって何もかも失っていた私にはとてもうれしい言葉だった。佐々木先生はこのあと、退職直前に、もう一度私を呼んでくれて、もう一度、窓際に置いてあった私の論文を手にとって「できればいつか君と一緒に仕事をしたかった」とおっしゃってくれたのだった。涙が出るほどうれしかった。私も先生も、もっと若かったら、・・・と思わないわけにはゆかなかった。(目次に戻る)

2.2日前のパーティ
時代を今に戻して、2日前のパーティに戻ろう。
結局、私は十二、三分遅れて会場に到着した。テーブルは3つ。幹事をしていた菅野等元防衛大学校学長が私に座るように命じた席は何と馬淵久夫大先生が座っている中央のテーブルだった。ぎょっとしたが、他に空いている席もないようだったので、「遅れてすいません」といいつつ、腰をおろした。目の前には今村峯雄国立歴史民族博物館名誉教授兼総合研究大学院大学名誉教授、馬淵久夫先生をはさんで反対側には古川路明四日市大学名誉教授、私の左手は元伏見参議院議員秘書を務めた菅沼純一氏、そのさらに左は横山裕道淑徳大学教授が座っている。やや場違いなお偉い方々の席に紛れ込んでしまったらしい。
馬淵先生の挨拶に始まって、乾杯、歓談と次第に会場は盛り上がりを見せてゆく。私の目の前の今村名誉教授と話しているうちに今村氏と馬淵氏は今も考古学の世界の年代測定分野で活躍していらっしゃり、箸墓の年代測定が完了したばかりだという。三人でこの話題で盛り上がった。「箸墓」の「箸(ハシ)」は、私の氏名の一部でもあるので調べたことがあり、オーストロネシア語(太平洋の島々の民族の言葉)の"銛"や"槍"という意味であることなども、話題として提供した。今村名誉教授と馬淵大先生も軽い驚きを見せて関心をもたれたようであった。一連の研究で、弥生時代の年代がほぼ500年程度さかのぼることになり、日本史の根本的見直しにつながる可能性があることも語られた。別の席を見ると、同期の野津憲治東大教授や中村祐二(財)原子力安全技術センター理事、栗田工業の本村氏がいる。途中で席を移動して、物理学指向の柳田教授や後輩の倉剛進元経済産業省技官、元電力中央研究所大隅多加志氏らとも握手しながら会話を続ける。
別のテーブルには秘書だった菊池女史、沼田氏、笠井氏、高橋宏JST部長などがいた。
近況報告の時間では、皆さんともに多彩な経歴を披露されていた。私も、大学を出てからのおよそ40年の最初の10年が編集屋で、後半約30年がシステム屋であることをお話した。出版社勤務時代の私を知る人は多いが、異なった分野に進んでシステム屋として過ごした30年については知る人が少ないので、その異なる世界を説明した。私が大学で週10コマの講義を持っていることを紹介すると、驚きの声が上がったりもした。
こんなにも素晴らしい人たちに囲まれて、学生時代を送ったことが、本当にうれしくなっていた。中華のフルコースをいただいて満腹し、二次会は同じビルの地下でコーヒーをすすりながらお話の続きがされた。
また、会いたいね。3年に一度くらいはやろうか、いや、毎年がいいよ、と声が上がる。私も毎年やろうというほうに賛成した。
別れ際、次々に人々が別のホームに向かう駅で、最後の二人になった時、菅野等先生が、私に「毎年がいいの?」と念を押してきた。「毎年に賛成です」と私も念を押して別れた。来年は、もっと、皆さんのお話を聞きたい。"毎年会いたい"は本音である。
皆さん、来年も元気に会いましょう。
私も、生きながらえてまたお会いしたいと思いま~す。(目次に戻る)

△次の記事: 交友の記録(43)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2009/02/25--43-c430.html
▽前の記事: 交友の記録(41)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2009/01/--41-4b36.html

琵琶


(補1)「鐘の声 ブログ」はリンクフリーです。ただし、「鐘の声 ブログ」の記事の一部または全部を引用または翻案して、公的に発言または発表される場合は、事前にメール等でお知らせください。[→連絡先]
(補2)この記事が含まれるシリーズの記事の一覧は下記(別サイト)のとおりです。
  交友の記録シリーズの記事一覧 (GO!)
(補3)ブログ「鐘の声」には、10個ほどのシリーズとシリーズ以外の一般記事があります。シリーズの全体構成やシリーズ別の記事一覧は下記(別サイト)にあります。
  ☆「鐘の声」の全体構成(「鐘の声 ブログ」記事マップ)☆ (GO!)

手柄を立てる人より、立てさせる人。社長レースに勝てる人--社長の条件(41)

2009/02/09
手柄を立てる人より、立てさせる人。社長レースに勝てる人--社長の条件(41)

会社というのは、多数の人々の力によって成り立っている。
会社には実にいろいろな人がいる。

1.後味の悪い出来事
ここで、記述する物語は、本当の出来事を基にしているが、固有名詞がわからないように少し改変している部分があることをお断りしておく。
某電機メーカのあるシステム部門に呼ばれてうかがった際のこと、この部門におうかがいするのはこのときがはじめてだった。
私を呼んだ担当者の方が、仕切り板の向こうから私に会釈すると「技術課長も呼びますから、少し待っていてください」という。オフィスに背を向ける位置に椅子がおいてあるので、後ろ向きに座る。
呼ばれたときの理由は、お仕事をいただけるというお話ではない。まずは、仕事場を見てほしいというご依頼だった。彼は、遺伝子研究の施設見学でたまたま遭遇した一般客の一人で、お互いにシステム屋であることがわかると親しげに話しかけてきたので、メール交換をしていたにすぎない。
このようなとき、待たされるのはいつものことで、驚くにはあたらないが、しばらくすると何やら大声で叱るような声が背中のほうから聞こえてきた。
「そんなの、お前が一人でやれよ。助っ人なんか呼ぶなよ。いい人を連れて来ただと? いい人を連れてきちゃダメなんだよ。お前が成功することにこの俺が承認すると思ってるのかよ。俺は一人で三人前働いてんだよ。俺の手柄をおまえはとろうっていうのかよ。だから、俺は部下なんかいらないって言ってんだよ。部長がお願いするっていうから預かっているだけだよ。だまって邪魔しないで座ってりゃいいんだよ。この給料ドロボウがぁ~」 私は内心「あわわ」と思って注目すると、先ほどの担当者が、たぶん課長席のそばに行って何やら説明している。後ろ向きで声が小さいせいが、彼の声は聞こえない。周囲には十数名の部下らしい人が座っている。その人たちは、黙って下を向いている。なまじ課長と目があったりしたら怖いと思っているに違いない。
「ダレガ、お前の手柄を助けるようなことをするかよ。俺の昇進を邪魔する気かよ」と課長らしき人のどなり声。「俺が言って、断ってやる。どうせへなちょこ野郎だろう」 あれあれ、私は客として呼ばれただけなのに「へなちょこ野郎」呼ばわりはないだろう。単なる下請け業者と思ったのに違いない。
しかし、技術課長がこんなにいきり立っていたのでは、何を言っても無理というものである。私は帰るタイミングを探していたが、肝心の彼が後ろを向いていて私を見てくれない。そのうち、課長がつかつかとわたくしのそばにやってきた。私は立ち上がって名刺を差し出して深々とお辞儀した。課長は「なんだよ、オメイは・・・」と言いかけて、私の名刺を見ると、急に席にとって返すと、自分の名刺を持ってきた。私の名刺を見て大学名が書かれているのに気づいて、あわてたようである。名刺をいただきながら、私は「お取り込み中のようなので、出直します」というと、私を呼んだ彼が飛んできて、「待ってください。この職場の様子を見てほしかったから、来てほしかったんです。帰らないでくださいっ」と彼は懇願するような眼で私を見る。課長が「オメイは黙っていろ」というと、私に向かって「彼の勘違いでお呼びしたので、帰ってください。二度と来ないでください」と言った。私は、彼に向って「後でメールをしてください」というと、課長が「メールなんかするんじゃないぞ、業務命令だ」といって、彼の腕を掴んで奥につれて行ってしまった。
彼からのメールは届かなかった。後日、私から彼にメールしてみたが、該当者なしのエラーメッセージが返ってきた。退職したのかもしれない。思えば、彼が私を呼んだのは、彼にとっては一世一代の賭けだったのかもしれない。彼を助ける手立てがなかったのか、私には忸怩たる思いがつのる。
3年後、この部署がなくなっていることも、当該技術課長が退職したことも、別の会社の方から聞いた。聞かせてくれた人によれば、あの課長の部下になる人はほとんどすぐに辞めてしまったこと、課長は社外の人たちからもひどく嫌われていたということである。技術課長は部長レースに敗れて、間もなく退職したのだという。
私を呼んだ彼はどこに行ったのだろうか。どうしているのだろうか。深い付き合いはなかったが、なんとも後味の悪い出来事だった。1999-2000年ころのことだった。

2.社長レースだったら
かの課長は、部長レースの最中にいたのだろう。自分の出世のために手柄を立てたかったに違いない。それに加えて、周囲には誰も手柄をたてさせないと頑張りつづけたに違いない。
別の例を取り上げよう、私の親しい友人が最初に勤めた企業の上司はまさしくこの手の人物だった。その友人はその上司の手柄になるように立ちまわりながら徹夜続きの仕事をするという状況だった。にもかかわらず、その上司は社長やその側近に対してはその友人の悪口を言い続けていたらしいのだから、究極のこまったちゃんであった。友人がその部署を離れた後、その上司の無能ぶりが露呈して配転され、そして退職というコースをたどったようである。今にしてみれば、その友人が見返りのないお世話係をしている最中に、無能な威張り屋さんの悪意を見抜けなかった経営陣はどうだったのかと思うばかりである。
周囲にいる人には決して手柄をたてさせない、という人物は、どこにもいる。足をひっぱる、はサラリーマンの常套手段である。これらの人たちは、普通に足を引っ張るだけでは飽き足りない。もっと意地悪く、知らせるべき情報を隠したり、休日出勤を命じておきながら機材に鍵をかけて仕事ができないようにして置いたりと、普通は考えられないようなことを平気で次々と考案してやり続けるのである。自分だけが手柄を立てて、その上から評価されたいと思うのだろう。
しかし、普通は、そんな人物がいればさらに上の上司が見抜くのである。何もいわなくとも出世はさせないに違いない。
会社というのは、多数の人々の力によって成り立っている。そして、会社には実にいろいろな人がいる。
その人たちの力がそれぞれに心行くまで発揮されなければ、楽しくないし、会社の力は発揮できない。
例の課長が平均能力の三人前働いても、部下の働きを半人前に抑え込んでいたら、そんな課長の課に比べると課長と部下の16人(課長補佐が2名の構成を想定)がそれぞれ倍の力を出したほうがはるかに力がでるのである。前者は合計で3+15/2=10.5人力、後者は46×2=32人力である。16名の課で32人力の力を発揮したら、上は目を剥いて賞賛するが、16名の課で10.5人力の仕事しかできないなら、課長失格である。
ダメ虎といわれた球団でも監督次第で優勝することはある。部下にやる気を起こさせるのが上司の仕事である。逆に自分が評価されないのは選手のせいだと言うような監督は即刻クビである。
上から見れば、15人もいて10.5人力の課の課長が許せるはずはない。32人力とは言わないまでもせめて20人力くらいの力は期待しているに違いない。ましてやその課長が1人力にも達しない無能な威張り屋さんだったら、早くから配転の対象とならなければならないはずである。
本人に能力があっても、他人の手柄を邪魔する人は部長にもふさわしくないが、社長にはもっと不適格である。
社長は本人の個人的能力が優れていなければ選ばれない。しかし、本人の能力が優れているだけでは決定的に不足している。社内で出会う人それぞれにその人の能力を高め、手柄を立てさせるような人物でなければ、社長にしても会社は成長しない。否、つぶれてしまうだろう。すべての人がそれぞれに手柄を立てるような企業は大きく伸びるが、一人を除くと残りのすべてが手柄が立てられないような会社は、たちまち市場の競争に破れて市場から退場を余儀なくされる。

社長の条件として、もうひとつ、はっきりと付け加えることにしよう。
「(本人の能力も高いことが前提だが)手柄を立てる人より、立てさせる人であること」である。
本当にすぐれた人は、自分が輝いているだけではなく、そばにいる人もその光を浴びて輝くのである。
周りの人を誰一人輝かすことができないという本人は、どんなに威張ってもがんばっても他人を照らせない安手の金メッキにしか見えないのである。
当社のスタッフたちは、今、互いに手柄を立てさせようと頑張っている。少しではあるが当人たちの輝きが見える。一人の輝きが他の人をわずかながら照らし出している。これは楽しみである。

△次の記事: 社長の条件(42)
(準備中)
▽前の記事: 社長の条件(40)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2008/06/40_37c9.html

琵琶


(補1)「鐘の声 ブログ」はリンクフリーです。ただし、「鐘の声 ブログ」の記事の一部または全部を引用または翻案して、公的に発言または発表される場合は、事前にメール等でお知らせください。[→連絡先]
(補2)この記事が含まれるシリーズの記事の一覧は下記(別サイト)のとおりです。
  社長の条件シリーズの記事一覧 (GO!)
(補3)ブログ「鐘の声」には、10個ほどのシリーズとシリーズ以外の一般記事があります。シリーズの全体構成やシリーズ別の記事一覧は下記(別サイト)にあります。
  ☆「鐘の声」の全体構成(「鐘の声 ブログ」記事マップ)☆ (GO!)

民学コラボ3、ゼミ生らの発表、第59回SH情報文化研究会&第32回次世代大学教育研究会--感性的研究生活(42)

2009/02/06
民学コラボ3、ゼミ生らの発表、第59回SH情報文化研究会&第32回次世代大学教育研究会--感性的研究生活(42)

2009年2月2日、14:00から、「学生参加型学習の実践」の研究発表会が開かれた。
SH情報文化研究会(飯箸^2)と次世代大学教育研究会(家本&阪井)の共催によるものである。
今回の発表の主体は、明治大学の学生たちである。同大学の2つのゼミの参加があった。
 情報コミュニケーション学部問題発見飯箸ゼミ(2年生だけ)
 法学部阪井ゼミ(3年生と4年生の混成)
である。
主たるテーマは、それぞれ次のようなものであった。
 飯箸ゼミ生 「民学コラボレーション3」
 阪井ゼミ生 「学生による教育改革提案」
会場には12時ころからすでに人が集まり始めて、開始時刻のころには、27名の聴衆がいた。
情報コミュニケーション学部で先端企業紹介の特別講義をコーディネイトしている廣澤先生、飯箸先生同様に問題発見ゼミを担当している古屋先生などの姿も見えた。常連のJAVAの神様こと藤原博文氏、SEの中本氏もいた。

=======================================================
~学生参加型学習の実践~
「民学コラボレーション3」と「学生による教育改革提案」
■第59回SH情報文化研究会・第32回次世代大学教育研究会■
-------------------------------------------------------
1.共催
 SH情報文化研究会・次世代大学教育研究会
2.開催日時
 2009年2月2日(月) 14:00-17:00(終了後に懇親会を予定)
3.場所
 明治大学駿河台キャンパス12号館10階2102教室
 懇親会 近くの居酒屋
4.当日のプログラム
 13:00 開場(設営開始)
 14:00-14:10 主催者挨拶
 14:10-16:10
  「民学コラボレーション3」
  明治大学情報コミュニケーション学部問題発見飯箸ゼミ

  主たる発表内容
  1.ゼミ活動の紹介(小関)
  2.オッコセイの活動紹介(星野)
  3.お祭りサイト「輪っしょい」の紹介(吉川有泉
  4.アンケートサイトの紹介(巻田成田
 16:10-16:25 休憩
 16:25-17:30
  「学生による大学教育のイノベーション」
 明治大学法学部阪井ゼミ 
-------------------------------------------------------

最初は阪井教授から主催者のごあいさつがあった。その中に「実は、ほとんどが飯箸先生の企画」という発言があった。飯箸先生は続くあいさつの中で、「それは違う。阪井先生が引くたずなに付けられた馬車馬が私。私一人では目的地が見つからなくなってしまう」と補足して、笑いを誘っていた。飯箸先生は太っちょで、いかにもがむしゃらな印象が強いのでぴったりだったからである。

飯箸ゼミ生のよる 「民学コラボレーション3」では、ゼミ活動の理論的学習の部分と実践的活動が報告された。
実践的活動としては、学生の仮想会社の活動が中心に据えられているのが関心を集めた。会社の名前を「気式会社起こせムープメント」(愛称=オッコセイ)というのだが、法人格にあたりそうなところが「株式会社」でも「有限会社」でもない。なんと「気式会社」というのである。
→「民学コラボレーション1」
→「民学コラボレーション2」
学生がお金を出し合って、学生ベンチャを作るという話は少し前によく聞いたが、たいていは失敗して多額の借財に苦しむ若者をたくさん放り出す結果になっていた。教習所内の練習コースも走ったことのない素人にいきなり高速道路を走れというようなものである。自動車の運転でも練習コース-仮免許・路上練習-免許取得となるのが手順というものである。
学生らに通常の授業のような練習コースばかりではなく、ゼミなのだから仮免許を与えて路上練習をさせてあげようというのがこの教師の考えらしい。所詮というか、がんばって、ゼミで取り組む会社は「仮想会社」すなわち「仮免許状態の会社」としようという思い切りがここには見受けられる。しかもこの教師はシステムハウスの現役の社長でもあるのだから学生らの会社に同乗してくれる教官としては誠にふさわしいのである。
それにしても、なぜ「"気"式会社」なのか?…、学生たちの説明によれば「われわれが出せるのは株の資金ではなくて、学生にふさわしいのは気力・気合・やる気など"気"だけだと思います」というのが面白い。
別の大学で行われている似た名前のコラボ教育と飯箸ゼミの民学コラボの比較を聞くと、両者のユニークさが見えてきて面白い。K大学は、民間企業の若手社員の教育に重点が置かれているのに対して、飯箸ゼミではあくまでも学生の教育に重点が置かれているのである。

           K大学              飯箸ゼミ
------------------------------------------------
       コラボレーション       民学コラボレーション
       マネージメント教育
------------------------------------------------
狙い    大学の収益事業     社会的学習効果の向上
------------------------------------------------
教育     民間企業のシステ       ゼミの学生
対象      ムマネージャ候補
------------------------------------------------
学生の    練習台         主体的・実践的な企画者
役割   (未熟練部下の役割)        /実行者
        学生は???       学生は大学の大事な構成員
------------------------------------------------
予算      あり               なし
------------------------------------------------

ゼミ生らの成果発表を聞くと、オッコセイのホームページを作成したり、お祭りサイトの企画を立てなおして、前年度のサイトをすっかり改めたり、アンケートサイトもゼロから2つも作成するなどの活躍があったようである。お祭りサイトは本格的規模のものなので、さすがにすべてを自前で作成したのではなく、サイト構成図や画面イメージを書き、デザイナさんに相談し、製作してくれる(株)サイエンスハウスの若いスタッフ(実はゼミの先輩ら)に依頼して作り上げるという、発注側の仕事を社会人並みに完遂したのである。ご協力いただいたデザイナの後藤アキラ先生(実は専門学校の先生)も会場にいて、学生らの発表を食い入るように見ていた。
聞けばゼミ生と飯箸先生は前日の日曜日、昼過ぎから夜にかけて、(休日で人気のない)飯箸先生の会社のオフィスに集まって最終練習を行ったのだそうである。前の日の練習で何度もつまずいたことでも、当日の本番ではうまく話せた、その感激は大きかったに違いない。学生はいざ舞台に上ってしまえば本当に強いのである。質疑は活発に30分も続いた。学生らに鋭い質問が向けられて、答える学生は真っ赤な顔。がんばってるなぁ、という印象だった。質問者も何とか納得する回答ができて、ほっとする顔、顔、・・・。
発表が終わって、ゼミ生らが「飯箸先生っ! 僕らの発表どうでしたぁ」と叫ぶと、飯箸先生は「よかったぞ! 昨日までの心配がうそのようだ。みんなマルだった」と答えていた。先生の顔も上気していたが、ゼミ生らは飛び上がらんばかりに輝く顔と大きな眼で歓喜を表していた。そばで後藤アキラ先生も興奮状態のようだった。

少しの休憩時間をおいて、阪井ゼミ生の「学生による大学教育のイノベーション」が始まった。
まず、「学生による大学教育のイノベーション」の意義についての発表があり、「学生が大学に抱く最大の不満は授業である」というもので、「しかし、不平不満を学生らが言っていても解決にならない。学生が授業をやってしまおうと考えた」という内容であった。なるほど、面白い。続く3名の学生が、そのために就活の体験をそれぞれに後輩に向かって話す「講義」を行った。実体験を語るので、それぞれの学生の人柄や揺れ動いた心が手に取るようにわかる。先輩らの話を聞く2年生たちの眼は真剣そのもの。3年生になればすぐに就活は始まるのである。
まず最初の体験談では、「他人と同じ程度の自分」という売り込み方をしたら、ほとんど就活に失敗するという話題が提供された。これを克服するために、自分から大学の名前を取り除いたら何が残るのか、を考えるところから考え直して、自分のよさを探して企業に訴えるようにしてからは面接に成功するようになったという貴重な体験談であった。飯箸先生は会場から「君から明治大学の名前を取り除いたときの良さとは何だろう」と質問が飛ぶ。学生の回答は「礼儀正しさ、あきらめないこと、などです」ということ。会場からは感心するどよめきが上がる。(あきらめない、という点は今の若者には得がたい特徴だよね、と隣の人はささやいていた)
次の体験談では、職のカッコよさを追求した就職活動は失敗するという事例を取り上げた。よく考えてみれば、もし万が一にも採用されたとしても自分の能力と合わない仕事を続けるのは困難そのもので、すでに就職している友人らの中で、そのような困難に遭遇してまもなく退職してしまいそうな人もいるというものであった。会場から飯箸先生のコメントは「就職活動では、やりたいことを探すのではなく、自分ができることのリストの中から好きなものの順にアタックするのがよい」という。それは就活の基本中の基本である。発表した学生も納得顔である。
三番目の学生は「絶対本命と思っていた企業に落とされて、かなり気落ちした。気分を立て直して就活を再開するのに苦労した。友達飲んだり、遊んだりして気分を晴らした」と話した。会場の飯箸先生は「苦労したね。でも就職は雇う側も雇われる側も相互に求めなければ成立しないものだから、やむをえないよね。こんなに素晴らしい自分を選ばなかったこの企業はバカだ、と思えば諦めもつくと思うよ。自分のよさを見抜けない企業なんてほんとに大したことのない企業なんだよ」という。暗かったこの学生の顔が急に明るくなったのは言うまでもない。
私は、そのとき、手を打って内心思った。"なるほど、そりゃ、恋愛の理論と一緒だな"
こちらも学生らに対する質問や意見が相次いだ。「教授とってかわってやるというのはいい心がけだが、風当たりも強くなりすぎるだろう。学生が教授を仮想的に演ずる学生参加授業の一形態という程度のほどほどの立ち位置が必要」という飯箸先生のアドバイズが妥当なところだったように思う。
また、学生のうちには失敗も必要という会場からの発言に対しては、飯箸先生が体験談を踏まえて「やかんに思わず触れて煮立ったお湯は熱い、と知る程度の失敗はよいが、溶鉱炉に飛び込んでしまうような失敗はしてはならせないし、教師はそれを防止する必要がある」と説明した。飯箸先生ってひどく荒っぽいことをする人かと思ったら、案外慎重な人のようだった。

台湾料理のお店に移動しての懇親会には、なんと21名が参加した。学生たちを自社の社員へと勧誘する人、自説を学生らに聞かせて同意させようという大人たち、こんな時の学生って、モテモテでたいへんだなぁと思っていると、学生が寄ってきて、「先生、チャーハン頼んでいいですか?」という。いいよ、と言いつつ、内心では、いいけど、それって誰が払うの? とちらりと思ったりしていた。

懇親会のあと、学生たちは別のところに流れて行ったらしいが、先生らと社会人は近くの白木屋で二次会となった。次回のSH情報文化研究会発表者もほぼ決まって、お酒も回って皆さんとも満足して散会した。
私は、同じ方向に帰る大学の先生と吊革につかまっておしゃべりをつづけた。
知の満足と人の交流がいっょにやってくるというのは心底楽しいものである。
それに加えて、学生たちのあの生き生きした顔を見てしまったら、もう何もいうことはない。いい一日だった。

(補)この会に参加したおひとりがMixiに次のような記事を書いていた。
 楽しかった!

△次の記事: 感性的研究生活(43)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2009/02/post-eb8c.html
▽前の記事: 感性的研究生活(41)
http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2009/01/58sh--41-5f04.html


琵琶

(補1)「鐘の声 ブログ」はリンクフリーです。ただし、「鐘の声 ブログ」の記事の一部または全部を引用または翻案して、公的に発言または発表される場合は、事前にメール等でお知らせください。[→連絡先]
(補2)この記事が含まれるシリーズの記事の一覧は下記(別サイト)のとおりです。
  感性的研究生活シリーズの記事一覧 (GO!)
(補3)ブログ「鐘の声」には、10個ほどのシリーズとシリーズ以外の一般記事があります。シリーズの全体構成やシリーズ別の記事一覧は下記(別サイト)にあります。
  ☆「鐘の声」の全体構成(「鐘の声 ブログ」記事マップ)☆ (GO!)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »