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SIGEDU & 第63回SH情報文化研究会ジョイントフォーラム in滝野川会館--感性的研究生活(52)

2009/09/18
SIGEDU & 第63回SH情報文化研究会ジョイントフォーラム in滝野川会館--感性的研究生活(52)

(1)予想外の盛り上がり
9月18日、北区滝野川会館で、「SIGEDU & 第63回SH情報文化研究会ジョイントフォーラム」が開かれた。
予想外に盛況だった。
実は、事前に参加の申し出のあった方の数は発表者を加えて、SIGEDU側4名、SH情報文化研究会側7名だった。ジョイントフォーラムにしては少しさびしいと思っていたのである。
SIGEDU側の参加者のいつもの様子は、私にもわからないが、SH情報文化研究会はシステムハウス関係者が多いので、この間の不況がかなり響いているのかも知れないと心配した。
しかし、ふたを開けてみると、参加者は20名に達していた。結果としてはこれを超えたかもしれない。
"ビール片手に研究会"というキャッチコピーが効いたのかも知れない。集まった人は結構、キライジャナイ、という人だったような気がする。

当初の予定では、20時までに4名の発表を予定していたが、前夜になってから飛び入り発表者の申し出もあったので、時間の延長をした。
-------------------------------------------------
■ジョイントフォーラム「教育の最前線」■
(ソフトウェア技術者協会教育分科会 & 第63回SH情報文化研究会 共催)
-------------------------------------------------------
1.主催
 SIGEDU(ソフトウェア技術者協会教育分科会)
 SH情報文化研究会
2.開催日時
 2009年9月16日(水) 18:00-21:30
3.場所
 滝野川会館内「滝野川文化センター」3階303集会所
 〒114-0024 東京都北区西ヶ原1-23-3(滝野川会館内)
         tel.03-5394-1230 /fax 03-5394-1231
 JR京浜東北線「上中里駅」下車 徒歩7分
 地下鉄南北線「西ヶ原駅」下車 徒歩7分
 http://www2.wagamachi-guide.com/kita/apps/map.asp?it=0&id=76
 http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/facility/052/005224.htm
4.当日のプログラム
 今回は、会場で初めからビール片手に研究会を行います。
 2次会はそれぞれの自由とします。
 18:00 開会
 (1)矢ヶ部一之
   「大学における、情報リテラシー実習教育の実情と問題点」
   東洋大学、跡見学園大学 講師
 (2)飯箸泰宏
   「べてるの知恵を教育現場へ-君も私も要補完人間-」
   国士舘・慶応義塾・法政・明治大学 講師、サイエンスハウス代表
 (3)成澤一浩
   「拡大教科書の現状と今後の動向について」
   東京書籍印刷株式会社 企画編集部
 (4)平野正喜
   「肥大化した情報処理試験が教育現場にもたらしたものは」
   ランドッグ・オーグ
 (5-1)藤原博文
   「米国のハイグレード・ネット教材」
   タイムインターメディア
 (5-2)中本浩之
   「中小企業のランキング支援」
   彩考
 19:30 閉会・後片付け
-------------------------------------------------------
研究会会費 1000円

(2)あれっ、車イスの参加者
会場にはいつもは熊のように歩き回る人が車イスで参加していて、かなり人目を引いていた。初めての車イスということでかなりぎごちないような、それでいて、案外本人になじんでいるようにも見えた。ぎっくり腰をやってしまったのだそうだが、見た目はかなり元気そうだった。あれは将来に備えた練習だったのか、それとも演技だったのだろうか? えっ、本当だったんですか。

(3)矢ヶ部一之先生の発表
「大学における、情報リテラシー実習教育の実情と問題点」
問題の背景には、入学してくる学生のランクが下がっていることを訴えていた。

(画像はクリックすると拡大します。以下同じ)
1

解決の糸口は、教師個人が対応できることとそうでないことがあることを指摘し、矢ヶ部先生のMy対応を紹介しつつ、大学としての対応も必要とした。
SIGEDUのみなさんは、職場教育のプロではあっても大学教育のことはほとんど知らないので、会場での質問ばかりではなく、休み時間等に個別の討議も行われたようだ。中には、「大学でリテラシー教育なんか必要はないと思う。SIGEDUでは、とっくにそういう結論になっている」と言い始める人もいて、あわてたりもした。それだけ、自由な討議ができたということだろう。

(4)飯箸泰宏先生の発表
「べてるの知恵を教育現場へ-君も私も要補完人間-」
結論から言うと、教授法の現場テクニックには、いろいろあるが、精神障害者のリハビリ施設「べてるの家」の実践を見て、大切な手法のいくつかを発見したり、漫然と行ってきた授業手法の意味がはっきりと理解できたものがあるという報告だった。
北海道日高支浦河町にある「べてる家」については、別の記事で報告したことがある。
北海道、べてるの人々への訪問--その他、シリーズ外の記事

Photo

ここで行われているのは、3つの共同である。
 1)共同の治療とリハビリ
 2)共同の作業(協働)
 3)共同の生活
これらはすべて渾然として一体である。別々に行われているわけではない。
壁に張られた標語は次のようなものだ。
--------------------------------
<べてるの家の理念>
・三度の飯よりミーティング
・安心してサボれる職場づくり
・自分でつけよう自分の病気
・手を動かすより口を動かせ
・偏見差別大歓迎・幻聴から幻聴さんへ
・場の力を信じる・弱さを絆に
・べてるに染まれば商売繁盛
・弱さの情報公開
・公私混同大歓迎
・べてるに来れば病気が出る
・利益のないところを大切に
・勝手に治すな自分の病気
・そのまんまがいいみたい
・昇る人生から降りる人生へ
・苦労を取り戻す
・それで順調
--------------------------------
一つ一つ説明するのは大変だが、要は次のようなことである。
 1)がんばるのはやめよう(健常者ぶるのはやめよう)
 2)自己の病態を徹底的に自覚しよう
 3)協同作業を通じて、傷ついた精神活動を互いに注意しあい訂
   正し合おう
 4)他人の脳を借りよう

 1)がんばるのはやめよう(健常者ぶるのはやめよう)
 ・「迎能チーム」による「べてるのズンドコ節」
  ズンズンズンドコ、ズンズンズンドコ、べてるに来てから、おど
  ろくな、統合失調、うつ・××、リストカットに、・・・。
  ・・・
  <--これが客人に対する歓迎の歌である。
 ・『高校三年生』べてる風替歌
  赤い夕日がべてるを染めて
  支援のごはんを食べるころ
  アーアーアーアーアー
  明るい精神病
  ぼくらグループホームに住もうとも
  自炊している人も たくさんいる
  泣いた日もある へこんだ時も
  SSTやったり 話し合ったり
  アーアーアーアーアー
  明るい精神病
  ぼくら 病気をやっているかぎり
  べてるの仲間はいつまでも
 2)自己の病態を徹底的に自覚しよう
 ・自己病名をつけて、発言する時には常にそれを名乗る。
  (例)
  Mさん(名乗る時は本名) 自己病名 「統合失調症・優越感爆発型
  孫悟空仏の手のひらから逃げれないタイプ」.
  Uさん(名乗る時は本名) 自己病名は「統合失調症・体感幻覚暴
  走型・もう誰にも止められないタイプ」。
  発表者の飯箸さんによれば、べてるの家では健常なボランティア
  支援者もすべて自己病名を持っているのだそうである。飯箸さん
  が自分で自己病名をつけるとすれば「貧乏症・手を広げすぎて収
  拾付かないタイプ」だそうで、受け狙いかもしれないが、思わず笑
  ってしまった。
 ・幻覚&妄想大会
  年に一度、幻覚や妄想の体験発表会を行っている。一番、面白
  い体験をして、楽しく発表できた人には賞状が与えられるのであ
  る。
  飯箸さんが参加したバーベキューの夜に隣り合わせになって話を
  聞くことのできた青年(患者)は、べてるの家に来るまでは幻覚に
  悩まされたが、幻覚が来たらしいことが分かると父親が、「来た
  かぁ、やっつけてやる」と腕を空中でふるってくれると幻覚が消え
  たという体験談を話して一等賞に輝いたのだそうである。しかし、
  その青年がいうのには、「その発表をしてからは、その幻覚を見
  なくなっちまったんですよ。なんだか、人生の生きがいを失っちま
  ったみたいで、さびしいです」ということだったそうである。
  幻覚や妄想の体験発表をするということは、どれが幻覚で妄想か
  を強く自覚することになるので、どんな薬よりも病気にはよい作用
  をするようであった。
 ・当事者研究
  最近始めたのが、これで、当事者がたくさんの仲間の前で、自分
  の病態を克明に分析して見せるのである。もちろん、聴衆も発表
  者も、和気あいあい、本人がひと言いうごとに、会場からは3つも
  4つも突っ込みが飛んでくる。
  幻覚や幻聴、人や環境に対する誤った理解が発表されると、違う
  違う、それはお客さんだという声が飛ぶ。
  「お客さん」とは、脳内に発生してくる妙な考え(妄想)や、幻覚、
  幻聴などのことで、正常でないものが現れたというとらえ方をす
  るものである。
  浦河日赤病院の精神科の医師川村先生は、これを「認知行動
  療法」と呼んでいたが、教科書的な意味での「認知行動療法」で
  はない。べてる式の「認知行動療法」である。
  未知の領域での実践は、理論よりもまず行動ありき、やってうま
  く行くのであれば、後で理由をじっくり考えてみるのがベターなの
  ではあるまいか。
  ☆川村医師のお話では、がんは病名告知が進んでいるので、告
  知しない医師はほとんどいなくなったと思われるが、精神科で
  は、告知しない医師の方が多いのが実情である。少なく見積も
  っても6割の医師は、本人に本当の病名を言わないだろう。ここ
  とは、全く違うのですよ。とのことだった。
 3)協同作業を通じて、傷ついた精神活動を互いに注意しあい訂
  正し合おう
  標語を見れば、はっきり分かることだが、これは素晴らしい。
  ・安心してサボれる職場づくり
  ・手を動かすより口を動かせ
  ・べてるに染まれば商売繁盛
  ・利益のないところを大切に
  彼らの共同作業は、利益追求が目的ではないのである。
  いつでも体調や気分がすぐれないときは、安心して休めなければ
  ならない。福祉労働だから時給200円くらいだが、これを放棄すれ
  ばいつでも休めるのである。
  効率優先ではないから、手を動かすより口を動かせ、昨日体験し
  た幻覚や妄想、人に対する誤解も遠慮なく口に出せば、仲間が
  即座に、そいつはお客さんだぁ、いや、まて、病院に行った方がい
  いぞ、役場に頼みに行けばいい。などどの知恵が飛んでくる。黙
  っていたら、何もわからない。わからないうちに悪化しているかも
  しれない。口に出せば、おせっかいにもいろいろと教えてくれる仲
  間がいる。お医者さんの10分や15分のカウンセラよりも何十倍も
  何百倍も言葉が行き来し、心に定着する。
 4)他人の脳を借りよう
  1)から3)にはそれぞれ目的もその効果も期待できる。しかし、よく
  よく見てみれば、どこにでもあるのは、仲間たちの脳の働きを借り
  ている(借脳する)という共通点である。
  ここに集まっている障害者の人たちは、お医者様の治療も投薬も
  継続している。しかし、カウンセリングを長時間受けられるほど日
  本の医療は手厚くはない。心あるお医者様でも1週間に一度か
  2週間に一度せいぜい10分程度のカウンセリングができるだけだ
  ろう。たいていは、「最近どうですか? ・・・、そう、じゃ、このお薬を
  追加しておくよ」程度の会話しかないだろう。3分医療どころか、
  1分くらいなものである。  
  これを、おぎなって余りある効果がこの仲間の脳の働きを借りて
  自分の脳の不足分をおぎなってしまう方法に存在するのである。
  べてるの家の標語の一つに「三度のメシよりミーティング」という
  ものがある。これは、確かに、どんな職場にも、あるいは形を変え
  て大学の教室でも役立つことではあるまいかと思われる。
飯箸先生は、次のように締めくくった。健常人といえども、100%完全な人はいない。君も私も、補完していただかなければ一人前の仕事はできないのではないだろうか。他人の脳で補完してもらうという考え方とやり方は、学生にとっても学習作業を進めるにあたって、役立つに違いない。
従前から、飯箸先生が取り上げてきた教授手法の一覧は次のようなものだそうである。
下記のうち、「準備」~「強調」の7つは君島さんのテキストにも採用されている。すなわちよく知られているものと言ってよいが、「収彙(word gathering)の法則」以降の17個は飯箸先生の命名らしい。
---------------------------------------------
・準備(readiness)の法則
・効果(effect)の法則
・先行(primacy)の法則
・演練(exercise)の法則
・短時間課題(short time task)の法則
・反復(repetition)の法則
・強調(intensity)の法則
・収彙(word gathering)の法則
・命名(naming)の法則
・因果(causality)の法則
・例示(exemplify)の法則
・類似(similarity)の法則
・対比(comparison)の法則
・比喩(simile)の法則
・作組(grouping words)の法則
・作木(tree making)の法則
・結合(linkage)の法則
・要約(summarize)の法則
・論評(criticize)の法則
・描画(drawing)の法則
・自問自答(pondering)の法則
・会話(convwesation)の法則
・表出(expression)の法則
・会合(meeting)の法則
---------------------------------------------
ここに、今回、次の2つを追加するということだった。
・自覚(self-fault research)の法則
・借脳(others‘ judgments borrowed)の法則

(5)成澤一浩さんの発表
「拡大教科書の現状と今後の動向について」
成澤一浩さんは東京書籍印刷という、教科書会社に付属する印刷会社の企画マンである。
教科書については、弱視の児童生徒をもつ親やそれらの子供たちを支援しているボランティアの皆さんから、教科書会社に配慮がないという非難を浴びてきた。そのため、最近では、文部科学省の方針として、文字の大きな教科書も合わせて製作するようにとの指導が行われて、教科書各社はこれに対応してきたという紹介があった。
単に文字を大きくすればよいかと言えば、全く違うのである。明朝系の文字フォントはゴシック系のフォントにしなければならない。文字の背景は白く抜かなければならない。単に判型を大きくするだけでは、レイアウト上の不具合も出てくるので、すべてページ数も配置もやり直すことになる。大変な労力をかけなければ出来上がらないというわけである。
さっそく、会場からは、なぜ単純に拡大するだけではいけないのかと質問が飛ぶ。文部科学省がフォント(明朝系は不可/ゴシック系にせよ)を指定していること、文字が大きくなってフォントが変われば、改行位置も変わる。ページをまたがっての文章の移動も起こる、表組みはそのままではページに収まらなくなって形を変えなければならなくなるなどの事情が説明された。
聴衆の中で、出版編集のことが分かるメンバーは、私を含めて二人しかいない。
説明を聞いてもピンとこない人ばかりである。会場騒然、最後まで個人用か教室用かは別にして拡大表示システムを配布した方が安上がりのはずだという自説を曲げない人もいた。
ちなみに、対象となる弱視の児童生徒は何人いるのかという質問があった。答えは、文部科学省の説明を引用すれば全国全学年で約600名と言うことだった。
ため息のような声が会場に広がった。
約600名と言っても同じ学年で同じ教科書を使用する子供は、そのうち何%になるのだろうか。障害者にも不便なく授業がとれるようにという目的意識は全員同じくしているものの、大量の編集技能者が動員されるという現実問題の前に、打ちひしがれる思いだった。最低限の補助は文部科学省から支給されるようだったが、・・・。

(6)平野正喜さんの発表
「肥大化した情報処理試験が教育現場にもたらしたものは」
情報処理試験が変更になった結果についての報告である。
基礎と応用と発展という直線で学習が進むことを想定した情報処理試験の体系なのだが、応用と発展の分野が広大なので、新たに導入された「ITパスポート試験」の出題範囲が広すぎて、まともな教科書を作れば1200ページを超えるだろうし、半年の講義では教えきれないという問題が指摘された。
まことにもっともなことである。
情報システムとは、社会システムの補強系である。社会のすべての分野に広がっており、一人のエンジニアがすべての分野に対応するとすれば、社会的活動のすべての分野のスペシャリストにならなければならない。政治、経済、社会、物理、化学、生物、数学、異文化コミュニケーション、・・・、etc.
しかも、コンピュータという道具を使い、電子ネットワークという道具を組み合わせるのであるから、電気も電子も機械も通信工学も知らなければならない。
すべての分野に精通するための基礎を勉強するとは、小中高大のすべてのカリキュラム(学部や専攻を超えて)をカバーしても足りないに違いない。到底無理なことを要求しているのである。
SIGEDUのみなさんにとっては死活問題の大問題である。
情報系人材育成についての国家戦略を抜本的に見直す必要があるという課題が鮮明に浮かび上がった発表であった。

(7)藤原博文さんの発表(飛び入り-その1)
「米国のハイグレード・ネット教材」
日本の大学は、WEB-eLearningに血道をあげているが、あまりにも貧弱である。アメリカの進んだ実態を知るべきであるという内容の発表であった。
取り上げた例は、MITの初級物理学のネット授業である。実際に行われた授業風景をビデオにとって編集してネットにアップしているので迫力が違う。
私が今年やる予定だったネット授業は、小さな誰もいない教室で、空席を相手に講義してビデオ撮りして、それをネットにアップするものというもので、通常の講師のデューティの範囲外なのだが、対価はないというものである。全くのボランティアである。まぁ、モノはタメシだし、お世話になった先生からの頼みだから、喜んでやろうとしたのだが、学内の応募者が非常勤講師2名だけというさびしいものになったので、コースとして成立しないので中止になってしまった。せっかくやりたかったに肩透かしで、今でも大いに残念に思っているのである。
アメリカの大学のネット授業は、そのあたりが全く異なる。高額の報酬と、熱心に取り組めば名誉と社会的評価がついてくる。それはそれは、質が天と地ほども違っても当然かもしれない。
コースのサポート要員の数もひとケタ以上異なるし、撮影スタッフもプロとアマの差があるし、人数も5対1くらいの差がある。機材も異なる。
しかし、どんな良い環境でも、教える人のやる気に左右されるこは間違いない。例に挙がった講義は、パフォーマンス十分なもので、一度見た学生は一生忘れないと思われるようなものである。ちなみに、当該授業は、つぎのURLでみることかできる。

Home > Courses > Physics > Physics I: Classical Mechanics
Video Lectures
http://ocw.mit.edu/OcwWeb/Physics/8-01Physics-IFall1999/VideoLectures/index.htm

Photo_2

アメリカの学生はうらやましい。ついでに、教師もうらやましい。

(8)中本浩之さんの発表(飛び入り-その2)
「中小企業のランキング支援」
ご本人が、すでに特許を申請したもので、 中小企業の救済を目指す仕組みを話した。
さぁ、狙い通り、議論百出である。
類似の勝手にランキングするシステムはたくさんあるじゃないか、かなりいかがわしいけれど。--、いや、公益法人の判定などの機能を取り入れて、公平を期します。
知られていないから中小企業は商売に不利なんですよね。このシステムで知られるようになった中小企業はどうするの。--、有名になった中小企業は名簿から外すなどのルールを追加します。
手数料は取るんですか? --、はい、とります。
質疑は尽きない、気がつくと21時40分になってしまった。終了予定を10分もオーバーしている。
私の奥さんに合図して、ライトアップをお願いする。中本さんも気がついて、続きは、席を変えてというお話になった。
21時45分。めでたくお開き。
平野さんは、私に、来年も合同フォーラムをやろうよ、と言っていた。
もちろん! と私も答えた。

会場のカギを事務局に返したのが21時58分。ギリギリセーフの終了だった。
こんなに遅くまで研究会をしたことは初めてである。

その後、新宿で続きをやった方々もいたようだが、私は帰ることにした。

後で聞くと、買い込んだビールは完売して、飯箸先生から差し入れのあった高級ワインも空。乾きものもほとんどなくなって、缶詰類がことのほか好評だったということである。飲食物を買い込んで会場に持ち込み、みなさんに配布したのは私の会社のアルバイトプログラマのみなさんである。感謝、かんしゃ。
車イスの方は、東京から千葉の自宅まで、タクシーで帰ったそうである。腰も痛かったが、お財布も痛かったとはご本人の弁だった。

△次の記事: 感性的研究生活(53)
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▽前の記事: 感性的研究生活(51)
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琵琶

(補1)「鐘の声 ブログ」はリンクフリーです。ただし、「鐘の声 ブログ」の記事の一部または全部を引用または翻案して、公的に発言または発表される場合は、事前にメール等でお知らせください。[→連絡先]
(補2)この記事が含まれるシリーズの記事の一覧は下記(別サイト)のとおりです。
  感性的研究生活シリーズの記事一覧 (GO!)
(補3)ブログ「鐘の声」には、10個ほどのシリーズとシリーズ以外の一般記事があります。シリーズの全体構成やシリーズ別の記事一覧は下記(別サイト)にあります。
  ☆「鐘の声」の全体構成(「鐘の声 ブログ」記事マップ)☆ (GO!)

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コメント

私の発表部分まできちんとまとめていただき、ありがとうございます。
(まとまりのない、愚痴みたいな発表だったにも関わらず...)

車イスの方の快復を祈っております。

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