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わが庭のさくら--その他、シリーズ外の記事

2011/04/21
わが庭のさくら--その他、シリーズ外の記事

昔、長い長い、重たい、望遠レンズをかづいて、取材をした。
インタビューをして、写真を撮って、記事を書き、誌面を構成して、自分で平凹版用の版下を作り、編集した。私は、小さな貧乏出版社に10年いた。構図を狙い、絞りを調整し、ピントを合わせ、息を殺して、フラッシュをたく。1時間あれば72枚(ASA400のフィルム2本分)を撮った。
その会社の社長と喧嘩して辞めた後は、カメラをほとんど捨てていた。
いま、私は、iPoneで気楽に写真を撮っている。
息を殺すとか、狙う、という感覚はない。見たなりに、シャッターボタンを押す。もう、アマチュアだからという気楽さがある。楽しい。

我が家の

4月21日早朝撮影、我が家の八重桜、樹齢38年くらい。写真をクリックすると拡大します(以下同)。
今庭にあるさくらでは一番の古木。虫や病気で満身創痍なのに、今年もたくさんの花を咲かせた。この木の花は3週間ほども楽しめる。花を湯がいて塩梅漬けにすることも多い。花質が充実していて香りが強い。幹を撮ろうとして花はフレームの外になってしまった。
Photo


姫やまざくら(姫山桜)
4月21日早朝撮影、我が家の姫山桜、樹齢35年くらい。真中の幹が腐って切り落としたので寸詰まりなっている。亡くなった両親の隠居所の半日影なのに、頑張って、毎年咲く。ほのかにムラサキかかって、八重で咲く。葉が出てから花が咲くのでヤマザクラなのです。
Photo_2


しだれざくら(枝垂れ桜)
4月20日夕刻撮影、我が家の枝垂れ桜、昨年苗木を植えたもの。花は2箇所にしかつかなかった。
Photo_3


我が家には、建設予定地のころから花を咲かせていたヤマザクラがありました。15年ほど前、大きくなりすぎて、二階の屋根より高く大枝が茂るようになり、昼間でもうっそうと周囲が暗くなってしまいました。意を決して、出入りの庭師の大将に相談しました。大将は、「昔からサクラには、神さんが宿るって言うんですよね」としばらく黙りこんだ挙句、「こんな仕事は、先のある若い衆には頼めないから、老い先短い私が遣ります」と言ってくれました。当時既に80歳を超えていたのではないかと思います。約束の日に、大将は、根元と幹にお神酒を掛け、大地に額を当てて祈り、立って柏手を打ち、手を合わせて、祈りをささげた後、大枝からおろし始めて、最後はふた抱えもあった幹の根元から切り倒しました。夜明けから、夕刻までかかりました。私も大将が祈るとき、彼の背中から思わず手を合わせていました。
えっ、今でも祟られているんじゃないかって? 大木の下に若木は育たない、大木を伐り倒した後に今回かわいい枝垂れ桜の苗を植えたのです。若木が育てば、刈り取られた老木も目を細めて許してくれそうな気がします。
実は、これまでも、同じ場所に、いろいろな木を植えましたがサクラ以外に育ったものはありません。昨年、枝垂れ桜の苗木を植えてみたところ、猛暑を乗り切り越冬にも成功してわずかですが、花を咲かせました。このまま育つとよいなぁ、と思っています。

琵琶


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