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被害者の夫の調書--妻が、車に撥ねられる(11)-復旧記事

2004/04/10
被害者の夫の調書--妻が、車に撥ねられる(11)

4月7日(水)
この日、病院に警察がやってきた。被害者本人からの調書を作成するためである。突然のことで、私の予定がつかずに同席できないこと、3/2921:15頃本人が衝突した直後から3月31日の朝までのことはほとんど記憶にないことを説明したが、どうしてもこの日以外に時間がないと言い張るので、やむを得ず弁護士の立会いの許可を求めた。警官は「前例がない」とひどく渋ったが、「代理人が同席していけないはずはない」と私も踏ん張る。結局警察が折れて弁護士の立会いが許可となった。私からも話を聞いて欲しいと主張すると、あわてて、「事故のときそばにいた人ですから参考人ですね。お時間のよいときに警察に来てください」と思いついたようにいう。真っ先に私の話を聞くべきだと内心では煮えくり返る思いだった。まかり間違えは私も踏み潰されるかも知れない現場で、私が、一部始終を見ていたのだ。現場でも、加害者にだけ警官が思い込みの事実を加害者に語って聞かせて同意を求めるので、私が事実の訂正を求めると遠くに追いやられる場面があった。警察はだれの味方をしているのか、と思ってしまう。弁護事務所では大慌てだった。予定外のスケジュールであるし、警察に「上申書」を手渡そうとして準備していた書面がまだ出来ていない。どの先生が立ち会うか決められぬまま、警察には、日時の同意(7日14時)を告げる。やってきた警官は、M氏とK氏である。時刻よりやや遅れ気味にやってきた。
弁護士先生は、所長御大S先生が自ら時刻より早めにやってきていた。めったにないことである。若い弁護士さんたちの都合がつかなかったためだろう。息子にも同席するように携帯から電話を入れたので、急遽彼も病院に合流した。
息子の話では、気弱になっている母親に対して、警察は「加害者をきびしく処罰しなくてもよいですね」と極めて誘導的な態度だったという。弁護士先生は、すかさず母親に向かって「ご主人はきびしく対処してもらいたいという考えではないのですか」という。母親は「はい、主人と同じ意見です。きびしくしてください」と答えた。弁護士という職業の威力である。弁護士先生がいなければ、警官の誘導に乗ってしまっていたところかもしれない。
4月8日(木)
翌日の4月8日、私はM警察に出向いた。調書を作成してもらうためである。前日の夜、仕事を終えて病院にいたところに弁護士事務所から電話が有り、20時半ころ、「上申書」を受け取りに行く。弁護士先生が、当方の主張をまとめたもので、警官が加害者有利になるよう加害者の供述を誘導する行為をきびしくとがめた部分を含んでいる。
以下は、当日の件を、弁護士先生に報告した内容である。
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(1)上申書について
前例がないから受け取れない、とかなり強く抵抗されましたが、押し問答の末、次の条件で受け取ってもらいました。
・参考人の調書の一部または付属資料とはみなさないので、検察には送らない。(当方は送ってくれとは言っていない)
・私(M警察交通課事故係のM氏)が受け取る。署長に提示するかどうかは、私(M警察交通課事故係のM氏)に任せる。
(2)参考人の調書について
目撃者として、参考人調書を作成しました。
内容は、ほぼ私の思いの通りに出来た。些細なところでは、足りなかったところもあるが、まずはよしとしたいと思います。
自書押印しましたが、やり取りしながらM氏が書いたものなので、2箇所に修正があった。修正箇所に私の印を押したいと申し出たが、ここは「聴取官が押すので、参考人は押さなくともよい」とのこと、警官が自由に改竄が出来るようになっているな、と漠然と感じました。
調書の写しを貰いませんでしたが、通常はくれないものでしょうか。
(3)警察による本人の処分について
下記のように説明が有りました。
・書類送検する。(「書類送検にとどめる」の意味かと思います)
・減点処理をする。(「必ずしも免許停止を意味しない」
とのこと)
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「書類送検」だけでは大いに不満だが、加害者に前歴や余罪が出てくれば、次のステップに進みうる可能性を残したので、ひとまずは良しとすることにした。
車の動きは、「当て盗り」か「引ったくり」のやりそこない、または何らかの意図ある襲撃を思わせる不審な挙動である。私は、下記のような事実を述べた。
・現場は、比較的見通しのよい道であり、街灯とマンションの窓明かりで、夜間でも、前照灯をつけていなくとも、人影は見えること。
・道幅は7-8メートルあり、車両がたとえ中央寄りを走っても、右端を歩いている歩行者に接触する可能性はないこと。
・妻と私は道路の右端に並んで歩いていたこと。
・加害者の車は、前照灯をつけていなかったこと。低速(20-30キロ)で忍び寄るように接近してきたこと。
・加害者の車は、衝突の直前に右に急ハンドルを切っていること。
・加害者の車は、十分右に寄ったところから左旋回しつつ加速して、妻をボンネットに跳ね上げ、さらに加速して左に旋回したため、妻は車に柔道の「払い腰」の技をうけたように宙に高く舞い上げられたこと。
・加害者の車は、道路の左端まで進んで減速し前方に向きを変えると、そのままの速度でスルスルと走り続けて逃げ去ろうとしたこと。私は必死に「止まれ!」と大声で何度も叫んだこと。ブレーキを踏めば、5-6メートルで止まれる速度にもかかわらず、約80メートルも走って、次の丁字路の手前でやっと止まったこと。
4月9日(金)
夜、いつものように仕事帰りに病院に立ち寄る。まだ、退院の許可が出ていない。木曜日にまたCTスキャンを撮ったので、その結果が出ているだろうと思ったのだが、・・・。2人主治医のうち、メインの医師が木曜日から姿を見せていないので、結果の判定が済んでいないようだ。脳内の腫れと壊死の程度が早く知りたい。小さな範囲にとどまってくれることを祈る思いである。
4月10日(土)
これを書いている最中に、妻が病院から電話してきた。入院してから初めての電話である。看護婦が外泊の可能性をほのめかしたのだそうだ。医師の許可が出たら、すぐに迎えに行くと伝える。妻の部屋をかたづけておかなければとにわかに妻孝行を思う。

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琵琶

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