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「ファーストスタープロダクツ」設立総会への参加--交友の記録(65)

2017/07/31

「ファーストスタープロダクツ」設立総会への参加--交友の記録(65)

2日前、7月29日(土)、「ファーストスタープロダクツ」という団体の設立総会に参加した。
約40名ほどの人々が明治大学リバティタワーの13階に集まった。会場入り口にはお祝いのために贈られたお花が2つ飾られていた。私もお祝いに気持ちばかりのお酒(ブランデー、カミュ)を届けた。
「ファーストスタープロダクツ」というのは通称だそうで、正式名称は「一般社団法人教育機関の情報環境構築と人財育成協議会」だそうである。
定款を読んでもなかなか意図がくみ取れない(定款というものはどれもそうだが)が、会の主たる目的は、どうやら情報環境構築のエキスパート、すなわちソリューションディレクター(SD)を育成して、教育機関に派遣するというもののようだ。
一般社団法人教育機関の情報環境構築と人財育成協議会(通称ファーストスタープロダクツ)の定款
理事長は渡邉純一先生で、中央大学理工学部教授を長く務められたのち、私と同じ明治大学の兼任講師を勤められた。
渡邊純一先生のお話によれば、「ファーストスタープロダクツ」の「ファーストスター」は、「宵の明星=一番星」のことではなく、宇宙の始め、138.2億年ほど前におきたビックバンの直後、宇宙にはダークマターが広がっていたが、その中から最初に生まれた星たちのことであるという。
現在、私たちが見ることのできる恒星には「種族I」「種族II」という二つのグループがある。その他に種族Ⅲがある(あった)と推定されているが、「種族I」よりも「種族II」のほうが古く、「種族Ⅲ」はさらに古いと考えられている。「種族Ⅲ」はビックバンから1億5千年ほど経ったころ誕生したと考えられているもので、渡邉純一先生のおっしゃる「ファーストスター」は、ビックバンから1億5千年ほど経ったころ誕生した「種族Ⅲ」の星々のことということになるようだ。
さて、渡邊純一先生は、設立の趣旨を青春時代の熱い思いに重ねて "大学1年生のときに「何かやってやろう」という思いだけで探検部をつくり、その仲間7人と一緒に取組んだ熱気球のように" 定年を迎えてもう一度「何かやってやろう」と思ったのだと語った。会場には、そのころのお仲間の方も来ていた。講演中、スクリーンには当時の巨大な熱気球の写真も映し出された
「設立総会」に会員でもない私のような者も呼ばれるというのはほとんど見ない事例である。
会員による総会の議事も参加プログラムの中の一部として実施されましたが、私は非会員なのでオブザーバ参加だった。オブザーバなので、活動報告や会計報告もすべて明らかにされ、本年度の活動方針も非会員がすべて見られるというまれにみる体験をした。会員の種別や会費の金額など、私が参加して進めている新しい団体(コラクリ、一般社団法人協創型情報空間研究所)の参考になりそうなことが満載だった。

渡邊純一理事長の講演もよかったが、記念講演としての、飯吉徹(京都大学教授)の講演「教育進化論:オープンエデュケーションの先にある教育の未来」が圧巻だった。・・・、「飯××」さんはきっとすごいというのは我田引水のウソですが、今後、私だけではなく多くの人が彼に大きな影響を受けそうである。
世界の(主として教育界の)趨勢は「Eの時代」(E-lerning, E-commerce, …)、「Oの時代」(Open-education, Open-source, …)、「Cの時代」(Corabolative-lerning, Communication-performance, …)を経て、今や人工知能の力を借りて「Pの時代」(Personal-lerning, Personal-bussiness, Personal-politics(US-first, TOMIN-first, …), …)になっているという観点が示されました。
飯吉先生曰く「日本の教育界の大勢はまだEの時代、30年以上遅れている」ということでした。コラボ××と自称する団体はCの時代の遺物なので「10年遅れ」、オープン××と自称する団体はOの時代の遺物なので20年遅れ、E××と称する団体は30年遅れなのかもしれない。なるほど、少しばかり思い当るところもないではない。
飯吉先生の講演「教育進化論:オープンエデュケーションの先にある教育の未来」の講演録は(まだ)公開されていないので、略歴情報と少し前に飯吉先生が発信したお考えをここには引用しておく。
飯吉透--Wikipedia
飯吉透--京都大学教育研究活動データベース
教育は人工知能の力を借りて個別化へ向かう 日経BP, 2015.07.15

以前からお付き合いのある明治大学 阪井和男教授、ソリューションディレクター候補の井上武夫氏、富士通株式会社の多賀 万里子女史とも暖かい交流ができ満足な一日だった。
京都大学の飯吉透先生、中央大学の斎藤正武先生、総務省の情報流通行政局コンテンツ振興課の豊島基暢課長、株式会社オープンソース・ワークショップの永原篤社長、愛知県立西春高校の塚本初恵教諭、学校法人八千代松陰学園の中学と高校の井上勝教諭などと名刺を交換して、親しくお話しすることもできた。その後、お初にお目にかかった方のさらにご友人という方(お茶大付属中学の渡辺光輝教諭)からFBのお友達のリクエストをいただくなどのこともあり、交友の和はどんどん広がってゆくことを実感しているところである。
これからも諸事情が許す限り、是非積極的に外に出てゆきたいと思った。

追記 その後、ファーストスタープロダクツ理事長の渡邉純一先生からのお誘いがあり、当方の団体(コラクリ)が会員募集をし始めたら、相互に会員となる約束をしました。

△次の記事: 交友の記録(65)
(準備中)
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琵琶


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