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独り言「希望の党、トヨタ、京セラ」--情報社会学、予見と戦略(41)

2017/09/28
独り言「希望の党、トヨタ、京セラ」--情報社会学、予見と戦略(41)

民進党の新しい党首 前原誠司氏が事実上の解党を表明、結党したばかりの「希望の党」への合流を目指すことになった。小さな予兆は今や巨大な地滑りとなったようだ。
安倍晋三氏は、小さな予兆に対抗して、先手必勝とばかりに「大義なき解散」を決行するや、地下に封じ込められていたマグマが地上に漏れ出したという景色に見える。

Wikipediaの「希望の党」(2017.09.28現在)によればここ数日の動きは次の通りである。
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9月25日、小池が記者会見にて新党結成ならびに党名「希望の党」を発表、併せて自身が代表に就任することを発表。党名は小池が主宰する政治塾「希望の塾」から引用した。同じ日、総務大臣に「希望の党」の設立を届け出た。登録メンバーは現役国会議員9名。
参加議員は、若狭勝、細野豪志、細野が会長を務めていた民進党の派閥「自誓会(細野派)」に所属していた後藤祐一、笠浩史、同じく民進党所属の鈴木義弘、木内孝胤の他、自民党所属で現職の副大臣だった福田峰之、民進党を離党した松原仁、日本のこころの中山恭子代表とその夫・中山成彬、無所属議員の行田邦子も参加の意思を示している。
9月27日、小池代表をはじめ結党メンバーとなる国会議員14人が参加し、記者会見を行い、「希望の党」の旗揚げを正式発表。これに先立つ9月26日夜、代表の小池と民進党代表である前原誠司が極秘に会談し、民進党と希望の党の合流が協議され、これについて最終調整に入ることで合意がなされていたことが、27日午後報道によって明らかとなった。
第48回衆議院議員総選挙には、他党出身の現職議員の他、輝照塾の塾生などの新人候補も擁立予定。
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独り言・・・。
スポンサーがほぼソフトバンク一つの維新の会は、伸び悩んでいる。
マスコミには現れないが、しかるべき筋によれば、希望の党のスポンサーはトヨタ、京セラなどだそうだ。
現実問題として希望の党のスポンサーがトヨタ、京セラとは強力である。
支持者が排除される側の人々が中心になっている維新の会というのもおのずと制約があると言わざるを得ない。排除される側の人々は8割2割の原則に照らして国民の2割を超えないからである。
トヨタはインクルーシブ(排除される人々を取り込む)の立場、京セラはしぶしぶインクルーシブ(排除される人々を取り込む)の立場に立っている風ですが、ともかくもクリエイティブ(社会イノベーター)である。
希望の党は、維新の会とよく似ているように見えて、その違いは明確である。ポピュリズムという点では共通するが、希望の党は、排除される側の人々より社会的上層部に属する8割にターゲットを置いている。上層部の立場から「寛容な保守(インクルーシブ=排除される社会的底辺層を受け入れる)」と綱領の中でも謳う。これを上から目線と見る人もいるかもしれないが、温かい思いやりと感ずる人いるだろう。
エクスクルーシブ(社会的排除主義の)安部自民党とインクルーシブ(排除される人々を取り込む)希望の党の対立軸も見えている。
カルト系宗教団体連合と東電などの電力事業会の支援を受け、「古き良き日本」を掲げる安倍自民党とトヨタや京セラが望むイノベーション=社会改革(「改革保守」)を掲げる希望の党の違いも鮮明だ。
ともあれ、トヨタと京セラが自民党を離れるとそれだけで影響がある。
また、天皇家がどう動くか(動いているか)がも気がかりだ。陰で小池支援に回っている可能性が否定できない。
日本の政財界に天皇家は隠然たる影響を及ぼしている。国内最大の土地持ちで国内最大の投資家で、日本のほとんどの大手企業の隠れた大株主である。
たとえば、かつては東電の隠れた大株主(証券会社の預かり株)で、まだ多数の株を持っているようだ。3.11以降にかなりの株を売却して身軽になったともいわれているが、・・・。
安倍首相や日本会議のように天皇を小ばかにした発言を繰り返していては、天皇家の胸中いかなるやと思うばかりである。
「希望の党」はあまりにも準備不足で、総選挙で大勝することにはならないだろうが、見過ごせない変化をもたらすだろう。議席が希望と民進系を合わせて80議席以下ならば惨敗ライン、100議席以上確保したら、自民党が手痛いダメージを負うことになるだろう。現在の民進党会派の議席が87議席、このうち50名ほどは希望の党から出馬するだろう。他は引退か無所属、あるいは別の党の支援を受けての出馬となるはずである。

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(準備中)
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琵琶

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