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夜&雪&車のエンジンがかからない!-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会--感性的研究生活(140)

 

2019/02/03

 

夜&雪&車のエンジンがかからない!-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会--感性的研究生活(140)

 

ミニシリーズ「第81回SH情報文化研究会」
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<1>概要-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会 <2>主催者=飯箸の挨拶-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会 <3>夜&雪&車、トラブル-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会 -------------------------

 

1月31日(木)三大学合同ゼミ成果発表会の帰り道、私たちは思わぬトラブルに出くわしました。その、ちょっと大変だったドラマをここでは紹介いたします。

 

楽しかった懇親会も終わって、会場を後にしたのは、20時15分ころでした。会計のお手伝いのために持ち込んだ大きめの手提げ金庫をバックに入れて持ち歩いていたので、重くて体が思うにまかせません。外は雪の交じる雨。寒くて手足がかじかんでいる。路面は水浸しなので足元が悪く、なかなか歩けない。それでも、発表会の興奮と懇親会での楽しい思い出、見聞きしたり交流したりした学生たちの様子などを、家内と話しながら頑張って歩きました。
小田急線「本厚木駅」は普段なら歩いて6-7分のはずですが、10分以上かかったようです。ホームが寒いので、わずか1-2分だったと思いますが、電車が来るのが待ち遠しく感じていました。最初に乗り込んだ列車は新宿行きの各駅停車でした。早速乗り込むと、後から来た通過列車が反対側のホームを駆け抜けてゆきます。乗り込んだ電車からホームの電光掲示板を見ると、通過列車の表示が消えて、その次の列車の表示が現れます。あれっ、3分後には急行新宿行きが来るぞ、、、。大慌てで、家内をせかせて、ホームに出て次の列車を待つことにしました。ホームは寒い。しかし、待つこと2分半ほどで、急行新宿行きが来て、座ることもできました。ラッキーです。
終点新宿のひとつ前の駅「代々木上原」の駅では千代田線に乗り換えが必要です。私たちが乗った列車がホームに到着すると、ホームの反対側には千代田線の列車が待っていました。ここでもラッキーでした。すぐに走りこむと席も十分空いていたので、また座ることができました。

 

自宅の最寄り駅「北松戸駅」に着いたのは、11時ころでした。みぞれは激しくなっており、ほぼ雪の状態で雨交じりというところでした。車を置いた駐車場は歩いて5-6分の所にあります。家内は、もう歩けないからここで待っていると言います。それもそうです。歩きにくい道を二人で歩いてゆく必要もありません。私も重い荷物を家内に預けて、歩き始めました。家内は駅のタクシー乗り場のそばの小さな屋根の下で待っています。
既に、雪は積もり始めていて、雨の後の雪ですから路面はシャーベット状になっています。足元が滑ります。
止めてあった駐車場はビルの谷間の屋根のない駐車場です。

 

イメージ写真
Photo 引用元 https://bit.ly/2DPGvoV
<クリックすると拡大します>

 

なんとか、駐車場にたどりつき、清算も済ませて、やれやれと、ドアのカギを開け、運転席に座って、エンジンキーを回すと、普段ならヂャヂャ、ブン、とかかるはずのエンジンがかかりません。寒いからエンジンがかかりにくいのかな~、ヂャヂャヂャヂャヂャヂャヂャ・・・、いつまでセルを回してもかかりません。おかしいぞ、どこか余計なスイッチでもうっかり触ったかなとあちこち探してみてもそれらしい形跡はありません。何度も、ヂャヂャヂャヂャヂャヂャヂャ・・・、としてみましたが、ダメなようです。ドンッという音が、あれっ、なに? 時間がかかりすぎて、ストッパーが再度アップしてしまったようです。清算してから20分も経過したことになります。家内が待ちくたびれているでしょう。慌てて、スマホを掛けて、状況を説明、JAFを呼ぶことを告げました。スマホを見るとバッテリ残量がなんと1%。終日使ったので、こんなものでしょう。JAFを呼んで、来てもらうまで、バッテリが持つかどうかが不安です。
受付電話は全国統一窓口ですが、最寄りのJAFの基地は現場から2キロほど先、実は我が家の近くにあります。受付電話の窓口の説明では、到着までに20分ほどかかるとのこと、また、家内に状況をスマホで説明して、3分ほど車内にいて雪と寒さをしのぎましたが、JAFのスタッフが通りかかってもこの場所がすぐにはわからないかもしれないと思いなおして、外に出て、道路の端に立っていることにしました。雪はもうすっかり本格的になり、雨が混じるものではなくサラサラでしたから傘は無用でした。ライトをつけて、たくさんの車が通りすぎます。ライトが邪魔で車体が見えません。どれがJAFの車か判定が困難です。しばらく、目を凝らしていると、ゆっくりと周囲を探すようにして進行してくる車があり、たぶんあれだと目星をつけていると、屋根の上にレッカー用の鉄骨がかすかに見えたので、路上に身を乗り出して大きく手を挙げる。JAFの車がそのままゆるゆると近づいて、路肩に止めて、スタッフがドアから飛び出してきてくれました。しかし、手にしているのは照明灯(大きな懐中電灯のようなもの)だけ、まずは様子を見ようということのようです。
事情を手短に説明すると、そのまま、スタッフさんは私の車に乗り込んで、私がやったと同じようにセルを回してみる。ヂャヂャヂャヂャヂャヂャヂャ・・・、「セルは元気よく回りますね。でもかからないですね」とスタッフさん。「はい」と私。スタッフさんが車のキーを抜いて、いったん外に出て、ドアを閉めカギも閉めてから、もう一度カギを回してドアを開け、また運転席に移動します。何をしているのかなとぼんやり見ていると、ヂャヂャ、ブン!!!!!!、な、なんと、なんと、エンジンがかかました。
な、なに? どうして? と狼狽する私に、スタッフさんがこう言いました。「ドアのキーのところで、でエンジンのロックがかかっていたのかもしれないんですよ」・・・。そんなことってあるんでか、、、私は唖然。
しかし、さすがにJAFさんです。こんなことまでご存じだったんですね。しかし、私はドアに何もした覚えがないし、ドアを開ける際に、違和感とかもなかったので、何があったのか全く見当がつきません。あり得るとすれば、だれでも入り込める駐車場ですから、何者かが、ドアを開けたか開けようとしてドアの鍵穴に何かを差し入れてガチャガチャとやったくらいのことはあってもおかしくありません。次からは、またいつもの屋内式の駐車場にしようと内心誓ったものです。
JAFのスタッフさんは、道中、何かあるといけないので、家までついてきてくれると言う。ありがたいことなのでそのようにお願いした。自宅は基地からほんの少し先なので、帰り道に違いないので、基地の前までついてきてもらうことにした。また、駅前に家内が待っていることもお話しして、駅に立ち寄ってから帰ることにした。ゆっくり走ってくださいというJAFのスタッフさんのご要望に応えて、法定速度完全順守でゆっくりと走ります。
駅に近づくと、待ちかねていた家内が大荷物を両手にたくさん抱えて走り寄ってきて、車に乗り込む、そして、また出発。車は快調に走りましたが、私の車、JAF車の後ろに長い車列ができている、あぁ、申し訳ないがお許しくださいと心の中でつぶやきました。やがて、JAFの基地の前に到着、私から車を止めてJAFの車のそばに行き、お礼を述べて、支払いはどうすべきかを尋ねると不要だという。もう一度頭を下げて、ここでお別れ、無事自宅にたどり着きました。24時少し前でした。
家内は、寝ていた息子を大声で起こして、「大変なことがあったのよ」と一部始終を話し始めて、息子は寝ぼけ眼で何が起こったのか、半分くらいしか理解できないという有様。私は、やれやれと思いながら、息子に明日は勤務だから早く寝な、と言うばかりでした。息子の勤務は不規則で、土日祭にかかわりなく勤務シフトが組まれているし、月に6回以上は夜勤もあるので、睡眠の確保が最優先課題なのです。

 

いろいろありましたが、平和な夜は津々と更けて、周囲の畑には雪がうっすらと積もっていました。

 

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場外討議
KK先生
大変でしたね。本当に、ご苦労様でした。
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S.T. さん
似たような年式の同メーカー車で昨年末に同様な状況になりました。このメーカーと三菱自販は何度かだまって修理しちゃうこともありましたので、もしかしたら こういう事態になりやすかったのかもしれませんよ。 大変でございました。
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飯箸 泰宏
KK先生、ありがとうございます。
合同発表会がもっと楽しくなるように、来年も期待しています。
反省会もよろしくお願いいたします。
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S.T. さん、以前も一度だけ同じ現象に遭遇したことがあります。一度諦めかけて車を離れてから、もう一度戻って、セルを回したらエンジンがかかったというケースです。思えば、その時もドアの開け閉めをそれとは意識せずに行った結果だったのかもしれません。
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琵琶

 

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主催者=飯箸の挨拶-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会--感性的研究生活(139)

2019/02/02

主催者=飯箸の挨拶-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会--感性的研究生活(139)

ミニシリーズ「第81回SH情報文化研究会」
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<1>概要-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会
<2>主催者=飯箸の挨拶-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会
<3>夜&雪&車、トラブル-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会
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このページでは、私が許されたショートスピーチ(10分間)で骨だけ触れた内容を本来お話ししたかった20分程度の内容に肉付けして解説いたします。

1. はじめに
私は、自分のゼミの成果発表を11年続けて、最後の2年間は他の2大学を加えて三大学合同発表会となりました。当然、ゼミを指導する先生ごとに教え方も、教育上の信念も異なります。私と同じでないのは当然です。
私の教え子たちはゼミ発表に緊張しまくっていましたが、いずれも自分の発表内容には自分で面白がっていました。それとは違って、他大学の学生たちはいずれも面白がってやっている学生は少なくて、多くの学生は先生からやらされている/やってやっているという態度が言葉のはしはしに感じられるのでした。
何とかならないかと毎年いろいろな提言をしてきましたが、どうやら各自の研究の目的が自分で決めたものではなく、先生から与えられたものだからだということに気が付きました。
一方、私のゼミ生たちは教師の言うことなどはお構いなしに自分のテーマを決めていた。もちろん、そう仕向けていたのはほかならぬ私で、いろいろな仕掛けを用意した(仕掛けのあらましはp.9のスライド)。そのあげくに学生がテーマを提案してくると、私は冗談半分の反対意見を小出しに述べると、学生はむきになって自説を展開して如何に面白いテーマであるかを力説する。さんざん学生の主張を聞いたうえで、「分かった。そのテーマでやってみよう。応援するぞ」と宣言すると学生は有頂天になってそのテーマについての調べ物に取り組んだり、現地調査に出かけたりしたものでした。
他大学の先生方や学生たちに、昨年の発表会でもそれらしいことをお話ししたのですが、十分浸透したとはいえません。
そんな危惧を心に秘めて、いわば「腹に一物」の状態で、私の話は始まった。松蔭大学の学生はすでに英語の定期試験のために大学(会場とキャンバスは近い)に向かっていて会場にはいない。私の話の後には東京国際大学の学生たちと帝京大学の学生たちの発表が控えている。そんな、谷間でのスピーチという奇妙な緊迫感のあるなかでのお話でした。
私のスピーチの後に行われた、帝京大学の学生の発表のいくつかは自発的に決定したテーマであるらしく、発表も自説の展開というわけで熱のこもったものが多くみられた。私の危惧の半分くらいは杞憂だった。素晴らしい。しかし、残りの半分はまだ心配が残る。来年は、もっと面白がって研究した学生たちの発表が嬉しくて仕方がないという顔を見たいものである。
さて、以下には、スライドに沿って説明を書きますが、このブログに先立って、Facebookに同じスライドを公開した。それらのスライドに対して様々な方からのコメントも届いた。それらのコメントは1月31日の会場にいらした方の「場内」コメントではなく、その後会場外でいただいたコメントなので「場外討議」としました。

2. 表題(p.1)
まず、これは、トップページです。表題が書かれています。

図1 トップページ
1
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トップページには「目的設定と創造性」と書かれています。
「目的設定と創造性」と題するお話をしたことがわかります。創造性の育成には学生が自らプロジェクトの「目的設定」をすることが大事であるという内容です。
まだ、世の中の見聞経験の少ない学生が「目的設定」するのは、それほど容易ではありません。学生には、その「目的設定」する際のコツをお教えしたいと思ったことがこのショートスピーチをする理由です。

2. 自己紹介(p.2)
スライドの2番目は、私の自己紹介です。時間がありませんでしたので、会場ではお話を割愛しました。

図2 自己紹介
2
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3. 目次(p.3)
スライドの3番目は目次です。こんな内容をお話ししますという予告です。

図3 目次
3
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4. お祝いのページ(p.4)

図4 お祝いのページ
4
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実質的なスライドの冒頭。まずは「おめでとう」を言わせていただきました。
この日の運営ももちろん易しくはありませんが、当日を迎えるまでの約1年の間の学生運営員と指導教官の皆さんのご苦労は何たいていではなかったはずです。
無事、当日を迎えられて本当に良かったと思います。

5. 三大学合同ゼミ発表会の前史と今(p.5)
ここでは、私がかかわったゼミ発表会の小史を開設しました。

図5 三大学合同ゼミ発表会の前史と今
5
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明治大学で11年間私が問題発見飯箸ゼミをお預かりして、その間に行っていたが、他の先生方からはアクティブラーニングの先行事例と見立てていただいたことが、現在の三大学合同の「日本アクティブラーニングゼミ研究成果発表会」につながった経緯が年表で示されていました。
飯箸ゼミの活動は2007年(2006年度)から始まっており、PBL(Project Based Learnig or Problem Based Learnig)であってアクティブラーニングという範囲の狭い学習実践ではありませんでした。また、成果発表は学外の会場で他大学の諸先生の目もある中で、お手盛り判定なしに、客観評価を目指したという特徴を持つものでした。
PBLの中にも「アクティブラーニング」の部分は含まれていますから、5年ほど前から急に文部科学省が言い始めたアクティブラーニングの先行事例とみなされるようになったのです。この部分で、他大学の先生方は飯箸ゼミとの共通性を見出したのです。

6. 11年続いた「問題発見飯箸ゼミ」の特徴(p.6)
こちらは、当時の問題発見飯箸ゼミの特徴がまとめられています。

図6 問題発見飯箸ゼミの特徴
6
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ゼミの実績史はボリュームがかさむので到底書けません。時間もありませんので、いろいろあったということでご勘弁いただきました。
目的は学生たちが自分たちで決めたので、のめりこみ方が徹底していたこと、学外発表であることなどの特徴があったことを説明するものです。
自分たちで決めた目的ですから、燃えて、燃えてのめりこみました。しかも単位の最終判断は観客の反応次第と宣言していたので、発表では拍手をたくさん取って見せなければならないと、学生たちは発表に熱心に取り組みました。

7. 飯箸の「生存活動サイクル」のモデル図(p.7)
こちらは、飯箸の「生存活動サイクル」のモデル図です。

図7 飯箸の「生存活動サイクル」のモデル図
7
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「生存活動サイクル」は学習者であってもなくても老若男女を問わず生きてゆくための何かの行動を行おうとすれば、必ず行われている活動サイクルを表したもので、PBL(Project Based Learnig or Problem Based Learnig)はこれを模したものになっています。そもそも学ぶは真似ぶので、学習も実社会の生存活動サイクルに似ていれば人の本性に沿うことになるので、自然に進められることになります。
PBL(Project Based Learnig or Problem Based Learnig)には、様座なバリエーションがありますが、生存活動サイクルに沿うものだけが、学生らに受け入れられるものとなります。

8. 三つの学習法の比較(p.8)
こちらは学習法を「PBL(Project Based Learnig or Problem Based Learnig)」、「課題学習(スキル教育)」、「知識学習(座学)」の3つに分類して、それらの違いを表にしてあります。他にも学習方法として提案されているものはたくさんあり、それらをまとめる分類の方法は千差万別です。ここでは、説明に必要な三つだけを取り上げます。

図8 三つの学習法の比較
8
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近年日本でも「アクティブラーニング」が叫ばれるようになりましたが、その理由はこの「知識学習(座学)」の学習効率があまりにも低いということに日本もアメリカから40年遅れて気が付いたからです。「知識学習(座学)」もなくすわけにはゆきませんが、これだけでは教育効果が出ないのです。
「PBL(Project Based Learnig or Problem Based Learnig)」、「課題学習(スキル教育)」の二つには自助努力して実行するという「Do」または「実践」のフェーズがあり、アクティブラーニングになっていることは間違いがありません。
当日集まった3つのゼミはPBLか課題学習のいずれかを行っており、場合によっては年度によって両者を往き来したり、学生によって学習パスを変えて混在を許していたりしますが、アクティブラーニングという意味では共通の基盤にあるものです。

9. 目的設定が大事(p.9)
このスライドは「(1)目的設定の舞台裏」と「(2)目的設定は体験と疑似体験で」の2つが書かれています。

図9 目的設定が大事
9
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次の(1)は教員なら、だれでも遭遇しているアワワな現実なのです。
(2)には、目的設定の際の重大ヒントが書かれています。
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(1)目的設定の舞台裏
 先生「君たち、何かやりたいことはないか」
 学生「・・・、別に~」
 先生「これをやったら楽しいということがあったら提案して」
 学生「学校おもしろくないし、飲み会くらいしか楽しいことないです」
  <途方に暮れる先生、・・・>
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(2)目的設定は体験と疑似体験で
 “体験なくして、意欲なし”
 目的設定の際に、本人の頭の中の調査でよい考えが浮かぶわけがない。
  ✖目的設定は「Conceive(よく考える)」すればできる(←まっかなウソ)
 ①実体験・・・見学会や体験学習、インターン、ボランティア、アルバイトなど。
 ②疑似体験・・・先輩や経験者の体験談を聞く。書籍や文献、WEB上の実体験ストーリで疑似体験など。
   マンガやゲームの一部もこの種の疑似体験を提供している。
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10. 目的には構造がある(p.10)
目的には階層構造があり、上位の目的のために下位の目的があります。

図10 目的には構造がある
10
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逆に言うと当面の目的は暗に想定される上位の目的のために設定されているものであり、当面の目的とともに常に上位の目的を意識できるよう学生を誘導すれば、当面の目的が行き詰まった時もそのまま挫折することなく、上位の目的のために当面の目的を別の同列の目的に切り替えたり、大胆な修正をしたりすることができるようになります。
という話を、「彼女をサイゼリアに誘ったら、店が閉まっていたら諦めるか」という例で解説しています。


11. 目的の見つけ方(p.11)
目的の階層構造は多層になっているので、上位の上位、そのまた上位とたどってゆくことができます。では、一番上位にあるものは何かについては人類史上の英知が答えを与えています。

図11 目的の見つけ方
11
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拝火教に始まる世界宗教(ゾロアスター教、バラモン教、ユダヤ教、仏教、キリスト教、イスラム教など)も、西洋哲学、東洋哲学、イスラム哲学も、このあたりでは、同じことを言い伝えています。ルーツは拝火教(のちのゾロアスター教)にありますので、その文化を伝承した世界宗教諸教団や哲学の様々なスクールが力点の違いや、制約条件にはバリエーションがあっても基本的には同じことを述べています。
これは、個人が眼前に見た事物から来る目的(当面する目的)とは違って、人類史の英知の賜物いうものです。
学生たちに自分たちの目的を設定する際には、「個人または所属集団による当面の目的」と「人類史が教えるところの究極の目的」の両者を満たすように複眼的に考えるように促すことが効果的だということを書きました。
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場外コメント
F. S.さん
人類の未来を合言葉に軍隊を使用することが多いようですが、実際には人類ではなく特定の人々のことがほとんどすべての気がします。
飯箸 泰宏
ひどいです。
F. S.さん
目的設定が大切で、通常設定する目的の上に究極の目的を書いて、方向性をチェックすることがとても有意義です。私はこの手法、バリューグラフを愛用しています。
飯箸 泰宏
同じ考えでいらして、たいへんに光栄に存じます。今どきの日本ではなかなか、理解していただけません。
「金の儲かる方向に行くのが目的設定だ」というような、"正論" が浴びせかけられることもあります。
次は、ネット上で拾ったバリューグラフの例ですが、・・・。
私が過去の発表で描いた図とよく似ていますね。
(バリューグラフの図)
F. S.さん
はい。というか、先生が独力で考えられていることがすごい。
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12. 各種のサイクル比較(p.12)
先に「生存活動サイクル」というものを明らかにしましたが、これに準じたPBL、工場労働者が管理者の監視下で行うPDCAサイクル、MITなどが採用している国際標準の工業教育のためのCDIOサイクルの3つを取り上げて、その違いを比較しました。

図12 各種のサイクル比較
12
<クリックすると拡大します>

①PBL(Project Based Learning or Problem Based Learning)
「生存活動サイクル」のすべてのステージを実践する学習はPBL(Project Based Learning or Problem Based Learning)だけであることがこの表ではっきりと分かります。
②PDCAサイクル(日本生産性本部、デミングが元祖と今日へ弁されているが、本人は否定)
PDCAサイクルは目的設定と情報収集から工場労働者が締め出されていて、管理者の設定する目的のために(自分たちが定める木出来ではないにもかかわらず)朝を流し、失敗した部分の反省までする義務を負うようになっているのです。
③CDIOサイクル(MITが中心となって進めている工業教育の国際標準)
CDIOサイクルでは、アクティブラーニングだけではなく、デザイン思考が取り上げられていること、アクティブラーニング部分が工業教育にふさわしくImpliment(実装または製造)とOperation(運用)の二段階に分けられている所が優れているということができます。
しかし、「生存活動サイクル」のすべてのステージを実践するPBL(Project Based Learning or Problem Based Learning)と比較すると、CDIOサイクルでは目的設定を教師がやって学生にやらせていないことがすぐにわかります。この点でCDIOサイクルはPBLであるよりは課題学習に極めて近いことが分かります。
また、情報収集は自分の知っている範囲を超えて広く集めることを行わせることを抑止してConceive(自分の頭の中だけで)済ませるように指導がされています。学生の反応は、実践している某大学の事例では「何やってんだかわかんねぇ」というものでひどく効果の薄い教育実践になっています。
検証は、学生が行うものではなく教育効果を教師が検証するものとされています。なぜ、学生にはやらせないのでしょうか。学生らの検証の上に、「反省(学習活動全体を振り返って、次の目標設定の選択肢を洗い出す)」活動も行っていませんが、検証さえ許していないので、当然でしょうね。
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場外コメント
F. S.さん
ちょっとだけ違和感。Designはプロジェクト全体、Planは一つの工程もしくは行政では年次。PDCAは工程管理でプロジェクト管理ではないため、同一土俵に乗せることが困難な気がします。
飯箸 泰宏
おっしゃるようにやや無理やり似たのをまとめています。すいません。
世間では、プロジェクト管理をPDCAでやろうと力んでいる方々が大変多いように思います。
Design thinking 主義者は Design には「目的設定」まで含まれていてPlanにはないものだと言いますし、PDCA主義者は Plan にこそ「目的設定」が含まれていてDesign thinking は無用だと言いたがります。CDIO主義者の方はConceiveの中にこそ「目的設定」があるとおっしゃいます。
自己正当化のために拡大解釈をし始めると切りがないということかもしれません。
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13. 学生の皆さんへの期待(p.13)
目的設定ができる学生になることは、創造性を育てる「生存活動サイクル」を120%の熱意で回ることができるという点で、たいへん重要であること、つまり、学生の皆さんに創造性を大きく育だてていただき、大きく羽ばたいてもらいたいことを期待していることを述べました。

図13 皆さんへの期待
13
<クリックすると拡大します>

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場外コメント
F. S.さん
私の学生はデザインからアクションへの意向が苦手な人が多いです。デザインに熱心で、とにかくやってみようと踏み出すのが苦手。間違いを恐れる。走り出したら止まるのが苦手でちからずくで進もうとします。PDCAでは止まりにくい。なぜなら修正でも行けるかもしれないと思うから。フィードフォワード法は教えていますが、デザインプロセスでしか使おうとしない。
飯箸 泰宏
手を動かすことが苦手なのですね。
頭の良い子に共通する性質かもしれません。成績優秀な学生さんが多いのでしょうね。
むしろ、課題学習で、手作業をいやというほどやらせるのもありと思います。料理人の入門者にマグロの塊を一つ与えて、ここから刺身「長さ65ミリ×幅18ミリ×厚み7.5ミリ」を100個、15分で作れ、と命じてやらせるようなやり方です。
手わざに自信が持てるようになると、今度はあとさき考えずに手を出す間違いをするものが増えますが、、、。
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14. 終わり(p.14)
終わりです。
まだまだ、若き戦士たちの発表が続きます。ご期待ください。
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場外コメント
C. S.さん
厚木にいらしてたんですね!
飯箸 泰宏
はい、本厚木駅そばの「アミューあつぎ」にいました。
お近くでしたね。
発表会は午前中から始まりましたが、C. S.さんの指導教員だったO先生は午後のみ参加されました。
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<次の記事に続きます>


△次の記事: 感性的研究生活(140)
(準備中)
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琵琶

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概要-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会--感性的研究生活(138)

2019/01/31

概要-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会--感性的研究生活(138)

ミニシリーズ「第81回SH情報文化研究会」
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<1>概要-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会
<2>主催者=飯箸の挨拶-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会
<3>夜&雪&車、トラブル-三大学合同ゼミ成果発表会-第81回SH情報文化研究会
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1. 正式名称は「第4回日本アクティブラーニングゼミ研究成果発表会2019」
1月31日(木)「三大学合同ゼミ成果発表会」が開かれました。
この日開かれた「三大学合同ゼミ成果発表会」の正式名称は「第4回日本アクティブラーニングゼミ研究成果発表会2019」と言います。
「三大学合同ゼミ成果発表会」は、諸般の事情から、主催団体としてSH情報文化研究会がお手伝いしています。「SH情報文化研究会」は、ご存知の通り、飯箸泰宏・貴美子の夫婦が運営している小回りの利く小さな研究会です。
主催団体が私たちとはいえ、発表会の準備も運営もほとんどを学生運営委員会がになっています。もちろん各大学の指導教員は陰に陽に学生たちを指導しており、心休まる暇などなかったに相違ありません。
参加するゼミは、帝京大学若山ゼミ、松蔭大学立野ゼミ、東京国際大学河村ゼミの三つです。
この発表会では、三大学のゼミの学生らが直近一年間で進めた研究成果を発表します。
会場は例年の通り、今年も本厚木の「アミューあつぎ」でした。

Photo
<クリックすると拡大します>

2. 大慌て、電車遅延
会場になる「アミューあつぎ」は自宅から2時間半ほどの場所にあります。移動はちょっとした「旅行」という感じです。開場10:30、開演11:00の予定でしたので、受付および会計の事前打合せを行うには会場に10時までには到着したいと願って家を朝7時20頃出発しました。しかし、乗った電車は少し動いてはしばらく止まっているという状態を何度も何度も繰り返します。心は焦燥感に占領されていました。
乗った電車は千代田線、千代田線が乗り入れている常磐線内での線路点検のための遅延とのことでしたが、前の車両が詰まっていて、走理始めてはすぐに止まるという状態でした。
止むを得ずに、ラインで、電車遅延のため開演以降になる恐れがあると送りました。
当方が到着しなくとも、お客様からはお金をいただいて記録し、後ほど当方が到着したのちにその記録に基づいて領収書を発行するようにすると伝えました。会場にいた学生たちからは、「大丈夫」「OK」などという返事があって、ほっとした。
学生の運営委員の皆さんは、皆しっかり者で、頼りになるメンバーたちです。

3. 雨
本厚木の駅に到着すると、皆さんが外からかけて駅舎の中にやって来る。突然の雨らしい。肩やカバンが濡れている。見回すと駅の建物の中だが改札を出たところにコンビニがある。すぐに飛び込んで傘を買いました。
この雨は、夜になると雪に変わりました。

4. 式次第
直前にいろいろなハプニングがあって、式次第もめまぐるしく変更になりました。
そもそも2月3日に予定されていた発表会が会場の都合(厚木市の行事が優先なので、突然の利用不可に)で、1月31日に変更になりました。さらには、開会1週間前になって参加校の一つ松蔭大学のゼミ生の大半が受けなければならない英語の期末試験と午後の時間帯がかぶっていることが判明して、大騒ぎになりました。学生らが英知を絞って、調整し、発表会の開始時間を午前中からに前倒しして松蔭大生の発表を済ませて、午後は他の2大学で発表会を継続、試験を終わらせた松蔭大生たちが途中から会場に戻ってくるという段取りにしました。
最終の式次第は以下の通りです。私の主催挨拶も冒頭の予定だったところ、松蔭大学の学生のいない午後一番に変更となりました。

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◯ 第4回日本アクティブラーニングゼミ研究成果発表会 2019
  第81回SH情報文化研究会

【主催】SH情報文化研究会 幹事 飯箸泰宏&貴美子
【共催】3大学合同発表会運営委員会
    <審査委員長> 飯箸泰宏
    <発表会委員> 松蔭大学 立野貴之,帝京大学 若山昇,東京国際大学 河村一樹
    <大会実行委員> 松蔭大学 羽鳥 , 帝京大学 伊東,東京国際大学 後藤

【日時】平成31年1月31日(木)11:05〜(10:40受付開始)
【会場】アミューあつぎ
    神奈川県厚木市中町2丁目12−15
    URL: http://amyu-atsugi.jp/smp/access/index.html
    小田急線「本厚木」駅 地下通路直結(徒歩約5分)

◯ 当日の進行予定
【受付】
【総合司会からの挨拶】

【松蔭大学立野貴之先生からのご挨拶】
【立野ゼミ生による発表】
・「スマートフォンのゲームアプリを利用する学生の意識と行動の分析-普段の利用における「ながら行動」に着目して-」 羽鳥 由佳子
・「授業中のケータイ利用と「ながら行動」に関する考察」 久住 知沙都
・「LINEにおける学生のトラブルの経験と意識による分析」 鈴木 綾華

【休憩・1h】
【主催者からのご挨拶】 飯箸泰宏

【東京国際大学河村一樹先生からのご挨拶】
【河村ゼミ生による発表】
・「高大接続を想定した新入生向け情報プレースメントテスト」 六名 陸
・「Moodleをプラットフォームにした教材コンテンツの開発」 後藤 勇人

【帝京大学若山昇先生からのご挨拶】
【若山ゼミ生による発表】
・「においと無意識な過去の出来事の想起」 高澤 正裕 荒井 飛翔
・「禁止と制限のどちらが効果的なのか 金子 竜一 石 光」
・「笑いについて」 平林 昂
・「労働環境による時給の変化」 原 直樹 岩元 涼樹 ※ 研究報告
・「失言の本質-質問紙調査のクリティカルな分析-」 伊東 宏士 紫芝 健介 ※ 研究報告
・「妖怪とは何か」 湯川 大樹 玉木 律郎
・「報酬の有無による作業能率の差異」 紫芝 健介
・「夢について~明晰夢を見るためには~」 川瀬雅貴 小井戸 延光
・「思考による体重の変化」 加々美 皓大 北村 空也 菅原 昌樹

【総括・閉会挨拶(主催者より)】
【総合司会からの挨拶】
【懇親会(レンブラントホテル厚木)】

【参加学生】
◯ 神奈川県: 立野ゼミ (松蔭大学)
◯ 埼玉県: 河村ゼミ (東京国際大学)
◯ 東京都: 若山ゼミ (帝京大学)

【協賛企業】(50音順)
・共信コミュニケーションズ株式会社
・株式会社ゲイン
・株式会社サイエンスハウス
・株式会社ジーアンドエフ
・株式会社ミントウェーブ

【個人協賛】(50音順)
・菅原 昌樹 様
・中川 悟 様
・古川 令治 様
・松浦 広明 様
・山崎 昂太郎 様

【懇親会会場】
レンブラントホテル「カフェダイニング・パームツリー 」 神奈川県厚木市中町二丁目13番1号
URL: https://rembrandt-group.com/atsugi_restaurant/rest_palmtree_a
小田急線 本厚木駅 北口 (徒歩5分)

【会費】
3,000円(論文集代を含む)
※ 発表会・懇親会の両方に参加される一般の方は、5,000円となります。

【表彰について】
厚木市長賞(1名)
優秀賞(3名)
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5. 審査及び受賞者
発表会の終わりでは、私が閉めの挨拶をしました。しかし、事前に聞いていなかったので、マイクで呼ばれても何のことかと分からなかった。しばし会場がざわついてから、事態をようやく私が理解して壇上に。
改訂版の式次第には確かに私が挨拶するようになっていた。改訂に気づかなかったのは大失態でしたが、無事皆さんの検討をたたえて、「これから審査に入るので、しばしお待ちください」とお話しして終わりました。

審査では、いろいろな意見が錯綜して思いのほか時間がかかったが、結果は、次の通りと決まった。
 厚木市長賞(1名)
 ・「報酬の有無による作業能率の差異」
 優秀賞(3名)
 ・「LINEにおける学生のトラブルの経験と意識による分析」
 ・「Moodleをプラットフォームにした教材コンテンツの開発」
 ・「思考による体重の変化」

6. 懇親会
懇親会はレンブラントホテル「カフェダイニング・パームツリー 」で行われました。
一人当たり3000円でのみ放題のバイキング形式の立食パーティです。
ステーキもカレーライスもある若者には嬉しいパーティでした。
ここでのハイライトは、受賞研究の発表です。発表は、審査委員長の私からさせていただきました。
最初は、優秀賞3人から、名前をあげるごとに会場からは悲鳴に近い歓声が上がります。
 優秀賞(3名)
 ・「LINEにおける学生のトラブルの経験と意識による分析」
 ・「Moodleをプラットフォームにした教材コンテンツの開発」
 ・「思考による体重の変化」
そして、最後に厚木市長賞の名前を読み上げます。
 ・・・
そして夜は更けてゆきました。

<次の記事に続きます>


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琵琶

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